ショッピングにおいて「ディスカウント」といえば、特別セールやクーポンを思い浮かべてしまいがちだが、忘れてはならないのがシニア・ディスカウント。つまり中高年限定の割引だ。
(上の写真は「毎週火曜日、55歳以上 10% off」をやっている ROSS)
毎年この時期になると、アフター・サンクスギビング・セール、そしてそのあとにクリスマス・セールが控えているので、ラスベガス大全にもショッピング関連の問い合わせが多数寄せられるが、そのほとんどはセールに関するものばかり。シニア・ディスカウントに関する問い合わせは皆無に近い。
その存在があまり知られていないのか、シニア世代の読者がほとんどいないのか定かではないが、年齢条件を満たしている者はその特権を使わない手はないだろう。
ということで、今週はその特権が使える店を包括的に網羅するような特集記事にする予定だったが、あまりにも多くの場所で使えることがわかり、それらをすべて調査したり列挙することは不可能と判断。(写真は ROSS の入口に掲示されているシニア・ディスカウントの案内)
ちなみに各種アトラクション施設の入場料、映画館、ボウリング場などはもちろんのこと、ホテルの客室料からレストラン、さらには食品スーパーや大手アパレル店、航空会社、レンタカーに至るまで、ありとあらゆる業種においてシニア・ディスカウントは存在している。
だからといって、すべてのホテルやレストランがそれをやっているわけではなく、またやっていたとしても曜日限定や商品限定であったり、割引率や年齢設定がまちまちなど、ディスカウントの条件や内容はさまざまなのでそのつど確認するしかない。
そんななか、ショッピングモール全体で内容が統一されていてわかりやすい場所がある。日本人観光客にも人気が高いショッピングスポット「プレミアム・アウトレット」だ。
ラスベガスにはホテル街の北と南にそれぞれ「プレミアム・アウトレット・ノース」と「プレミアム・アウトレット・サウス」があり、そのどちらも「毎週火曜日、50歳以上 10% off」というわかりやすくシンプルなシニア・ディスカウントをやっている。(写真はノース内の案内表示)
わかりやすい理由は、最低購入金額の設定や対象商品の限定などがないからだ。つまり何をいくら買っても一律 10% off。また年齢も低めに設定されているので、対象者の範囲という意味で利用もしやすい。
ただ、モール内のすべての店がそのディスカウント・プログラムに参加しているわけではない。大ざっぱにいうと、約半数ほどの店舗だ。
ということで、今週のシニア・ディスカウント特集は、プレミアム・アウトレット内で「毎週火曜日、50歳以上 10% off」に参加している店舗リストを以下に列挙することで終わりとしたい。
(パスポートなど年齢を証明できるIDの提示が必要。ギフトカードの購入は対象外。クーポンとの併用は不可)
【コメントをお寄せください】
この記事のご意見、ご感想を、以下のコメント欄にお寄せいただければ幸いです。なお ご質問 は [フォーラム] のほうが返事をもらえる可能性が高いです。
(以下に表示されているひらがな4文字は、悪質な全自動プログラムによる大量の書き込みなどを防ぐためのアクセス・コードです。全角ひらがな で入力してください)