隣接する「シグネチャー」ホテル3棟を含めない本館だけでも約5000部屋を超える世界最大級の巨大カジノホテル。
「大きいこと = 良いこと」という価値観を持つ者にとっては至福のホテルといってよさそうだが、中心街からやや南に離れていることだけは知っておいたほうがよい。(地理的な位置関係は、このページの上部にある [エリアマップ] で確認可能)
もちろんMGM社の系列ホテルであることはいうまでもない。
MGMグランドの寸評
ラスベガスで 10軒ほどの大型カジノホテルを運営する MGMグループのシンボル的な存在のホテル。
「稼ぎ頭」という意味ではベラージオがMGMグループのフラッグシップホテル(旗艦ホテル)とされているが、名称から考えてもこのホテルが同グループの中核を成していることに異論はないはずだ。
広すぎて使いづらいとの問題がないわけではないが、広大なプール施設(写真)、巨大な駐車場、アリーナ、コンベンション施設、モノレールの終点駅、複数の劇場、大型ナイトクラブ、幅広いジャンルの各種レストラン、そしてもちろん広いカジノなど、強力なアメニティー群は天下一品で、館内ですべての活動が完結できるようになっているところは、このホテルの大きな特徴といってよいだろう。
したがって、あまり外に出かけることなく館内だけでホテルライフをゆっくり楽しみたいという向きには、のんびりくつろげる利便性の高いホテルといえるが、ひんぱんに街へ出かけることが多くなりそうな者は、宿泊場所としては再検討したほうがよいかもしれない。
理由はもちろん地理的なポジションで、たとえばホテル街の中心地とされるストリップ大通りとフラミンゴ通りの交差点までは約1.5km、フォーラムショップスやファッションショーモールといった人気のショップングエリアまでは 2~3km 離れており、毎日この区間を何度も移動するとなると、それなりにフラストレーションが溜まるはずだ。
ちなみに、モノレールの駅が併設されているが(写真)、それ自体が客室から遠いばかりか、運行経路や各駅の位置的に、ホテル街の中心地へ行くための交通手段としては利便性が低く、ベラージオホテル付近までであれば、歩いて行ったほうが早い。
このモノレールは、北の終点に近いラスベガス・コンベンションセンターへ行くためのものと考えるべきだろう。
【取材中 or 編集中】
このホテルのさらなる詳しい情報は、取材中あるいは編集中ですので、今しばらくお待ちください。
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