【時差】日本との時差は何時間? アリゾナ州やユタ州へ行くときの注意事項と夏時間。

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 ラスベガスと日本の時差は冬期がラスベガスの 17 時間遅れ、夏期が 16 時間遅れで、冬時間から夏時間への切り替え時期は 3月の第2日曜日の 2:00am、夏時間から冬時間への切替は 11月の第1日曜日の 2:00am、と決められている。
 つまり切り替えのタイミングは、混乱を最小限にするために、経済活動などがほとんど停止している時間帯ということで、全米各地で土曜日の深夜から日曜日の朝にかけて行われることになる。

 ちなみに、夏時間のことを日本では “サマータイム” などと呼んだりしているようだが、アメリカで “summer time” という言葉が、その意味で使われることはまずない。“daylight saving time” が正しい。(イギリスでは “summer time” がその意味で使われる)

 なお、時差に関して注意しておきたいことは、ラスベガスからグランドキャニオンやモニュメントバレー方面へ旅行する場合だ。
 ラスベガスがあるネバダ州とグランドキャニオンがあるアリゾナ州の間にはもともと1時間の時差があるが、アリゾナ州は夏時間と冬時間の切替を行わないため(つまり daylight saving time 制を導入していない)、夏期は両州の間で時差が無くなる。

 さらにやっかいなことに、同じアリゾナ州内においても、複数存在する先住インディアン居住区域では独自の時間制度を採用していることがあり得るので、アリゾナ州を旅していると、いつのまにか自分の時計と現地時刻が1時間違っていた、などといったことが起こり得る。
 したがってグランドキャニオン方面からラスベガスへ戻る際など、集合時刻や飛行機の出発時刻には十分注意が必要だ。
 いずれにしてもアリゾナ州を訪問する際は、それぞれの訪問地でツアーガイドや現地の人に時刻を確かめるようにしよう。
 また、ザイオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、ソルトレイクシティーなどがあるユタ州とラスベガスの間にも時差があることを覚えておきたい。

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