米国から日本への航空便にて帰国する際は、各航空会社のチェックインカウンターにて、72時間以内のPCR検査の陰性証明書の提示が求められる。これは日本の厚生労働省が各航空会社に求めているプロトコルであって、航空会社が決めているルールではない。
ラスベガス周辺でその陰性証明書を取得できる機関としては、rapidtesting.us が一番多く利用されているようで、費用は $119(先月までは $129)。なお、感染防止のため施設内には入ることができず、結果が出るまでの1時間ほどは駐車場で待つことになる。検査も駐車場にて車内に乗ったまま窓越しに行われる。
さまざまな場所で一般市民を対象とした PCR検査が無料か数十ドル行われていることを考えるとかなり高額ということになるが、一般市民を対象とした検査の場合、結果が出るまでに数日を要するばかりか、結果はメールなどで知らされるだけで書面では発行してくれないため、「72時間以内、書面」という渡航者の目的を満たしていない。
日本以外の国も、その国への入国者に対して同様な陰性証明書の提示を各航空会社に求めていることから、この「72時間以内、書面」という陰性証明書の需要はかなりあり、この高額なPCR検査は渡航者の弱みにつけ込んだビジネスとの批判もある。
この情報を頼りにPCR検査及び陰性証明の発行を受けて日本に帰国できました.
ありがとうございました.以下に報告します.
-発行してもらった陰性証明は厚生労働省指定のフォーマットと同一.
(一字一句同じ故、厚生労働省のHPからこの検査機関がダウンロードしたものと
思われる.)
-PCR検査を受ける場所は(ラスベガスの)Sandhill(空港近く)とHenderson(グリーンバレーRanchカジノ近く)の2か所あるが、即日の証明書発行はHendersonのみ.Sandhillは検査のみで、その検体をHendersonに運んで検査することになるので書類を受け取りにHendersonに行かないといけないらしい.
-陰性証明書の検査機関による記載は(即日発行の為か)手書きで対応.
鼻で検査か唾液の検査かの欄にチェック漏れがあったので、指摘して記載してもらう.
-パスポート#欄はブランクになっていたので、問いただすと、自分で書くように言われた.
証明書の信頼性を高める為、検査官の方にお願いして(同じ筆跡で)パスポート#も記載してもらった.
-証明書の検査機関が記載する欄として、採取の日時と証明書の発行日付、
検査機関の住所、Drのサインはバッチリ記載されていた.
-検査はWeekDayと土曜に実施している模様.Webから10分単位で検査の時間を選ぶことが可能.
-支払いはクレジットカード.検査開始から証明書受け取りまで30分程度.
-検査をしてもらった(鼻に棒をつっこんでもらった)女性は私のタイプ.
こんな感じです.
頻繁に変わる日本の新型コロナの水際対策なだけに、こういった最近に経験された方の情報は非常に役に立ちます。詳しく書いていただきありがとうございました。
COVID-19 diagnostic antigen test は$119と書いてあるのですが、not recommend for Japan とありました。他に$199 と $249の検査がありましたが、$119の検査で大丈夫だったのですね。念のため質問させていただきました。
検査をしてくれるというサイトに行って直接スタッフに確かめました。2021年4月9日時点の状況です。$119でやっている検査は現在日本では受け付けない検査となったため、$199 か$249の検査しか日本入国の陰性証明としては当てはまらないと言われました。$119の陰性証明によく目を通さない検疫官に当たり通してもらえる運の良い人もいるが、認められなくて通してもらえないことも考えておかなければならないという事です。ご参考まで。