【平日と週末のちがい】 曜日が違うだけで活気も混雑度も宿泊料金もガラリと変わる?

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 一般にラスベガスのホテルで「週末」といえば金曜日土曜日を指すことが多い。
 したがって宿泊料金の「週末レート」とは、金曜日の夜と土曜日の夜の宿泊料金のことであり、日曜日の夜は平日レートになる。(写真は渋滞する週末のストリップ大通り)

 ちなみにロスアンゼルスやニューヨークなどの都市型ホテルの場合の宿泊料金は、平日よりも週末のほうが安いことがしばしばあるが(ビジネス出張族の需要が週末には減るため)、ここラスベガスではまったく逆で、平日よりも週末のほうがはるかに高い。
 シーズンによっては週末でもそれほど高くないこともあるが、好景気のトップシーズンの時期は「週末料金は平日の数倍」などといったことはぜんぜん珍しくない。

 また、混雑時期の人気ホテルは、週末の一泊のみの滞在を受け付けていないことがある。つまり週末は連泊が原則で、「金曜日の夜だけ」もしくは「土曜日の夜だけ」というスケジュールでは泊めてもらえない。
 その理由は、連泊が条件でも部屋を完売できるのであれば、そのようにしたほうがチェックイン作業などの手間や部屋の清掃などが省けるだけ経営効率がアップするからだ。(下の写真は、特に週末の混雑時期というわけではないが、片側8車線の道路が車でうまっている場面)

 大きなコンベンション、ボクシングのタイトルマッチなどのスポーツイベント、大物ミュージシャンのコンサートなどがある週末は(特にそのイベントの会場に近いホテルでは)連泊が条件となりやすいので、予約の際は注意が必要だ。
 なお、非常に混みやすい特別の日を、この基本知識セクション内の [特異日] の項目にまとめておいた。

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