ここの常連読者からは「またその話題か!」と言われそうだが、ラスベガス屈指の高級カジノホテル「ベラージオ」の人気アトラクション「Conservatory & Botanical Gardens」(室内植物園)の2025年春バージョンが先週 3月8日に公開されたので、それを20数枚の写真で紹介してみたい。
植物園の広さは同ホテルの広報資料によると14000平方フィートとのことなので約1300平方メートル。
約120人の専属スタッフが年5回、設営、維持管理、撤去を繰り返しているというからその気合の入れようは半端ではない。
かつて MGM Resorts社(このベラージオを含む複数のカジノホテルをラスベガスやその他の都市で運営)の株主総会において、この植物園の経費に関して一部の株主から突っ込まれたことがあったが、経営陣としては無駄な経費ではないとの認識のようで、開業以来27年間も脈々と続いている。

画面右側の大きな花はすべて生の花で作られている。(ただし画面左上の紫色の垂れ下がっている花は造花)
毎回どのバージョンの演出においても小道具など人工物が使われることは言うまでもないが、経費を惜しむことなく膨大な数の生の花も多用されることがこのアトラクションの真骨頂で、今回のバージョンも例外ではない(もちろん造花も少なくないが)。
その自然の色で再現された鮮やかな演出はまさに圧巻。無数の花を見るだけでも驚きや感動があるはずなのでベガスを訪問する際はぜひ足を運んでみるとよいだろう。訪問予定のない人も以下に掲載した写真で現場の様子を楽しんで頂ければ幸いだ。
行き方はベラージオホテルの正面玄関から館内に入ってフロントロビーを通り抜けてすぐ目の前。
24時間オープン、入場無料。今回の春テーマの展示期間は 2025年5月17日まで。

すべて生の花で構成。

ホテルのロビー側から見た全景。

会場の中央にあるメインの展示エリア。

メインの展示エリアからロビー方向を見たところ。

メインの展示アエリアの上部。
以下はそれぞれの展示エリアの個別作品や拡大写真。
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