以下は 2020年12月30日付けの記事、およびその2日後に臨時掲載したカリフォルニア州(ロサンゼルスやサンフランシスコなど)から日本へ帰国する際のPCR検査に関する記事の補足です。
(日本の読者の方々には申しわけございませんが、アメリカ在住者向けの記事 になっております。その背景などは文末に記載させて頂きました。)
たくさんのアメリカ在住の読者から質問を頂いたまま、長らくお待たせしておりましたが、米国西海岸時間の 1月4日の午後5時に 在サンフランシスコ日本国総領事館(カリフォルニア州北部とネバダ州が管轄)の領事班から確認の返事をもらえましたので、個別メールでの返信のみならず、他の読者にもわかるようにあえてここでもお知らせさせて頂きます。
結論といたしましては、起点空港がロサンゼルス(LAX)やサンフランシスコ(SFO)ではない場合はそれら空港を経由しても、出発地での PCR検査(陰性証明)は不要とのことです。
つまりカリフォルニア州外の都市、たとえばラスベガス(LAS)、デンバー(DEN)、ダラス(DFW)などを起点にロサンゼルスやサンフランシスコを経由して帰国する場合は検査不要になります。以下にその例を示してみました。
検査必要 LAX→日本
検査必要 SFO→日本
検査不要 DEN→日本
検査不要 DFW→日本
検査不要 LAS→LAX→日本
検査不要 DEN→SFO→日本
検査不要 DFW→LAX→日本
ただし検査が不要になるのは LAX や SFO への立ち寄りが 乗り継ぎ目的 であること(空港の外に出ないこと)が条件とのことです。
(もちろん成田や羽田などにおける到着時の検査は全員が受ける必要あり)
これはあくまでも 1月4日時点で確認できた内容であり、今後変更になる可能性がありますのでご注意ください。
ちなみに数日前にフロリダ州でも変異種の新型コロナウイルスが確認されたことを受け、在マイアミ日本国総領事館が、フロリダ州内から日本へ帰国する場合も出発地での陰性証明が必要と発表するなど状況は刻々と変わりそうです。
なお、どの州から出発するにせよ、12月30日付の記事内で取り上げた「入国者質問票」は必要になりますので、帰国の際は以下の外務省や厚生労働省の各サイトを参考にするようにしてください。(状況の変化に応じて以下のサイトへのリンクがつながらなくなる可能性もあるかと思います)
【日本在住の読者の皆様へ】
年末年始の休暇こそ日本からの訪問者が少なからず確認できましたが、今後は日本でも非常事態宣言が出されるなど、日本からラスベガスへの海外旅行者がほぼ皆無になることが予想されます。
このサイトでは、これまで当地を訪れる旅行者向けに観光情報を発信してまいりましたが、その旅行者が不在になりつつあると同時に、残念ながら明るい情報もほとんど無くなってきているのが現状です。
新たなナイトショー、アトラクション、レストラン、コンベンションなどの計画はことごとく無期延期や中止になってしまい、観光旅行者にとりまして楽しい話題はほとんどありません。
結果的にアメリカ在住の読者の比率が相対的に高くなってきており、掲載内容や話題も従来とは異なってきてしまいがちですが、どうかそのへんの事情をご理解いただければ幸いです。
また、ときどき日本の読者から「アメリカ在住者は日本国籍の者であっても今の時期に帰国すべきではない。帰国方法を指南するのはいかがなものか」といったメールを頂いたりします。
ごもっともなことだと認識しておりますが、家族の事情などでやむを得ず帰国しなければならない人たちが少なからず存在することと、領事館などからの公報の告知の役目なども長年に渡って担ってきていることをどうかご理解いただければ幸いです。
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