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室内スカイダイビング "FLYAWAY"




英語名   FLYAWAY
住所   200 CONVENTION DR. LAS VEGAS, NV 89109
電話   702-731-4768
アクセス   リビエラホテルとウィンラスベガスホテルの間に CONVENTION CENTER DRIVE という道があるので (信号がある交差点。その交差点の角には雑貨店 Walgreens がある) その道を東、つまりラスベガスコンベンションセンター (700m ほど先に見えるピンク色の大きな建物) がある方向へ 150m 進んだ左側。

 この FLYAWAY は直径約 5メートル、高さ約 6メートルの円筒形の施設の中で行われる 「室内スカイダイビングシミュレーター」 で、その底部には秒速 50メートル(時速 180km) の強風を作り出す超強力扇風機が備え付けられている。
 この強風は人間の身体を宙に浮かび上がらせるのに十分なパワーを持っており、わざわざ航空機を使って空高くまで行かなくてもここでスカイダイビングの模擬体験が楽しめるようになっている。
 ちなみに一般に公開されているこの種の施設はアメリカではここラスベガスとテネシーにあるだけで、世界中でも数ヶ所しかないとのこと。またとないチャンスなので興味がある者はぜひチャレンジしてみるとよいだろう。

 やり方は至って簡単だ。予約は不要。まず現地に着いたら受付で申込用紙に名前と身長と体重を記入する。体重の単位はポンドなので換算がめんどくさいが、現場に体重計があるのでそこで測定してそのまま記入すればよい。身長はフィートとインチだが、こちらは残念ながら測定器がないので自分で換算して記入することになる。1フィートが 30cm、1インチが 2.5cm、切りのよい数字なので暗算で換算できるだろう。なお、これら身長や体重は扇風機の出力設定において重要な要素となるので、できるだけ正確に記入しよう。

 申し込と支払いが済んだらその場で参加セッションの時刻が指定される。セッションは 30分ごとになっているので 11:00am とか 11:30am という具合に切りのよい時刻が指定されるはずだ。特に混んでいない限り、次のセッションになるだろう。つまり 30分以上待たされることはないということだ。なお、1つのセッションの定員は通常 6人で、その 6人が最初から最後までひとつのグループとして行動を共にする。
 指定された時刻になったら2階へ上がる。そこでは 5分ほどのレッスンビデオを見せられる。ビデオから学ぶことはインストラクターのサインだ。ちなみに本番の現場では風が強すぎ何も聞こえない。したがってインストラクターからの指示は指によるサインで出される。それをレッスンビデオで習うわけだが、ジャンケンのチョキが 「足を伸ばせ」 の意味で、そのチョキの状態で人差し指と中指を少し曲げたサインが 「足を背中の方に曲げ、体全体をもっとエビぞり状態にしろ」 の意味だ。その他にもいくつかサインがあるが、あまり実践で使われるものはないので、とりあえず今ここではこの2つを覚えれば十分だろう。

 ビデオによるレッスンが終了したら、「万一怪我をしても私は御社を訴えません」 ということが書かれた書類に署名させられる。これは訴訟社会のアメリカでの儀式だと思って黙って署名するしかないだろう (署名を拒否すると参加させてもらえない)。ちなみに安全性だが、巨大扇風機と人間が滞空する空間の間には頑丈な金属製の格子があり、さらにそのすぐ上にトランポリンのような弾性のあるネットが張られているので、特にこの遊びでケガをするような要因は考えにくいが、ヘンな形でネットに落下したりした際にはネンザしたりする可能性があるのかもしれない。

 署名が終わると次にヘルメットと防風着を着用する。防風着は自動車修理工やカーレーサーが着るようなつなぎ服だが、材質は布ではなく雨がっぱのような軽いビニール製だ。自分が着用している服の上からそれを着るので、どんな服装で行こうが特に問題はないが、女性はスカートよりもパンツで行った方がよいと思われる。靴もスニーカーなどが望ましいが、ハイヒールで行ってもスニーカーを貸してもらえるので特に問題はない。
 なお、財布、小銭、ボールペンなどはもちろんのこと、小さなアクセサリー類もすべて取り外さなければならない (絶対に外れなければ指輪などはOK。コンタクトレンズもゴーグルを着用するのでOK)。万一それらが外れて扇風機に当たり跳ね返ってきたりしたら危険だからだ。したがって身の回りのものはすべて事前にロッカーに入れておく必要がある。ロッカーは1階の受付前にあり、25セントコイン2枚が必要だ。ではそのロッカーのカギはどうするのか? それは受付に預けることになる。
 すべての準備が整ったらゴーグルを着用し、いよいよ円筒形の施設内に入る (グループ全員とインストラクターが入る)。

 筒内底部の外周には腰掛けがあり、自分の番が回ってくるまではそこで待機する。その場所はほとんど風が当たらないようになっているので、待機中は他人の空中浮遊をじっくり観察しながら研究していればよいだろう。
 底部に見えている巨大扇風機がごう音と共に回り出す。ここから先はインストラクターに指名された者から順番に疑似スカイダイビングを楽しむことになる。
 両手両足をうまく広げると上方へ舞い上がることができるが、ちょっとでもバランスを崩すと下に張られたトランポリン状のネットに落下してしまう。このへんの感覚はやってみなければわからないが、これがなかなかむずかしい。
 実際に円筒形の施設内にいる時間は 15〜20分程度。一通りの体験が終了したら施設の外へ出て防風着などを脱いで解散となる。

 料金は一人 $70.00。営業時間は 10:00am〜7:00pm。ただし日曜日だけは 5:00pmまで。
なお、クーポンを印刷して持っていくと 5ドル引きになる。(クーポンは、このラスベガス大全の [クーポン] セクションをクリック)

 ちなみに、身長や体重に応じて、扇風機の出力を調整する現場スタッフが、外側からガラス越しに施設内を見ながら パワー調整してくれるので、かなり幅広い体格に対応できるようになっているが、以下の条件を満たしていなければ参加することはできない。
(現地ではインチやポンドで表示されているが、ここではメートル法に換算して掲載)

身長 183cm以上の男性は体重 104kgまで
身長 183cm未満の男性は体重 99kgまで
身長 183cm以上の女性は体重 90kgまで
身長 167cm以上 183cm未満の女性は体重 81kgまで
身長 167cm未満の女性は体重 72kgまで
身長に関係なく体重 18kg以下の子供はダメ

 ところで大変ありがたいことに、ここの施設は実際に参加しない者に対しても 「見学」 を無料で開放している (もちろん体重制限なし!)。希望者は円筒形施設の外周に設置された螺旋状の階段を登り小さな窓から内部をのぞき込むようにして見学することができる。見るだけでも十分価値はあるので興味がある者はぜひ行ってみよう。

P.S.
 体験が終了し円筒形の施設から出ると、そこには 「インストラクターは皆様からのチップを楽しみにしております!」 というような掲示板(英語) が目に入る。しかしその時点で財布を持っている者はいないはずで、「 "ポケットの中に何も入れておくな!" と言っておきながらどうやってチップを渡すんだ!」 と思いながら下の階へ降り、ロッカーを開け身の回りの物を取り出し帰ろうとすると、ちゃっかり 「皆さん、いかがでしたか?」 なんて言いながらニコニコ顔のインストラクターが受付付近に姿を現す。十分楽しんだ、と思えた者は5ドルぐらい渡してあげるとよいだろう。

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