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BALI HAI GOLF CLUB




コース名   BALI HAI GOLF CLUB
住所   5160 LAS VEGAS BLVD. SOUTH. LAS VEGAS, NV 89109
電話   702-450-8000
アクセス   ストリップ地区の最南端にあるマンダレイベイホテルのさらに南側約 800メートルの場所。

 ストリップのホテル街にある南国の白砂ビーチをテーマにした高級ゴルフコース。開業は 2000年秋。
 ホテル街に立地しているが、このコースを管理運営するのはホテルではなくゴルフ専門会社 Walters Golf 社で、同社はこのコースの他に、Royal Links、Desert Pines、Stallion Mountain など複数のコースをラスベガス一帯に所有している。

 このコースの最大の特徴はなんと言っても世界に冠たる目抜き通り ザ・ストリップに面しているということだろう。少々大袈裟な表現をすれば、この BALI HAI の存在は東京の銀座通り、ニューヨークの五番街、パリのシャンゼリゼ、香港のネイザンロードなどにゴルフ場があるようなもの、ということができ、この BALI HAI がいかにすごいロケーションにあるかは この写真 (← クリック) を見れば一目瞭然だろう。ラスベガス名物のピラミッド(LUXOR) やエンパイアステートビル(New York New Yorok) が目と鼻の先にあるという信じられないような立地条件にある。
 かつてデューンズカントリークラブがこのような場所にあったが、すでに取り壊されその跡地にベラージオホテルが建っているので、現在はウィンラスベガスのゴルフコースとこの BALI HAI の 2コースだけが "オンストリップゴルフコース" ということになる。

 もう一つ BALI HAI の特徴をあげるとすればその豪華さだろう。普通のゴルフコースのラフに相当する部分には、大理石に似た純白の岩石を砕いて造ったという砂利が敷き詰められており、場所によっては広大な 白砂ビーチ (← クリック) のようになっている。広大なバンカーを有するゴルフコースはアメリカにいくつもあるが、この "白砂地帯" はバンカーの延長線上ではなく、目的も砂の質も通常のバンカーとはまったく別物だ。(ただし開業後かなり時間が経過した近年、その砂利は日に焼けたのか、ほこりをかぶってしまったためか、純白の輝きを失いつつあるので、あまり大きな期待はしない方がよい)

 白砂地帯に勝るとも劣らないほど資金を贅沢につぎ込んだと言われているのが ヤシの木 (← クリック) で、その数 2500 本というから恐れ入る。ちなみにヤシの木は 1本 $2000〜$5000 が相場らしい。
 贅沢はコースだけではない。クラブハウスもラスベガス随一の豪華さを誇っており、レストラン前にある滝などは一見の価値がある (日本ではこの程度のクラブハウスは決して珍しくないが、質素な造りが当たり前のアメリカにおいては突出してゴージャスだ)。
 また、そのクラブハウスに入居しているレストランは、あのカリスマ鉄人シェフとしておなじみの Wolfgang Puck が手がけた "CILI" で、ゴルフコースのレストランとしては比類のゴージャスさを誇っている (その後、Puck 氏はこの店の経営から手を引き、今は関与していない)。

 このコースの特徴は何も地上だけではない。その日の風向きによっては空中でも 奇妙な光景 (← クリック) に出くわすことがある。俗に言う "天ぷらボール" を打つゴルファーにとっては少々気になる光景だが、18ホールのすべてがこんな調子ではないので心配無用だ。

 さてプレーしてみての感想だが、ラフがほとんどないためか、難易度的にはミドルクラスといったところか。ヤシの木の数はたしかに多いが、下の方に枝や葉がないため障害物としての存在感はそれほど大きくない。
 また、ピートダイ氏 (著名なコース設計者) のコースに見られるような深いタコ壺バンカーもほとんどなく、バンカーが苦手な者でもそれなりにプレーできる (ちなみにこのコースの設計者は Lee Schmidt & Brian Curley)。それでも池が絡むホールがかなりあるため、超初心者にはむずかしいかもしれない。

 全長はブラックティー 7015yd、ゴールドティー 6619yd、シルバーティー 6174yd、ブロンズティー(レディース) 5511yd となっており (スコアカード ← クリック)、一般ゴルファーはゴールドかシルバーの選択ということになるだろう。ちなみにコースレートはブラックから 73.0。
 なお、特に珍しいことではないが、18ホールのすべてに 愛称 (← クリック) が付いているので、各ティーグラウンドごとにそのネーミングを楽しむことができる。

 さて気になるグリーンフィーだが、建設に要した投資額が大きかったためか、立地条件が良すぎるためか、非常に高い。ラスベガスのグリーンフィーはハワイと並び全米平均に比べ突出して高いといわれているが、そんなラスベガスの中でもかなり高い方で、季節にもよるが、一般的に月曜日から木曜日が $300 前後、金曜日から日曜日が $350 以上となっている。またレンタルクラブは 1セット $50 するので、明らかに日本より高いゴルフとなってしまうだろう。もっとも、他のコースと比較する場合、タクシー料金や時間的な利便性も考慮に入れる必要があり、単純にグリーンフィーだけで比較するのは妥当ではないかもしれない。
 なお、このコースにはアメリカのゴルフ場としては珍しくキャディーを付けることも可能だ。ただし、チップ制となっており、1ラウンドにつき、そのグループで $150 程度は渡す必要があるという (キャディーいわく、「無給で雇われておりチップが唯一の収入」 とのこと)。
 好立地条件、白砂、ヤシの木、リッチなクラブハウス、高価格...。良くも悪しくも話題にこと欠かないコースなので、ゴルフ好きにとっては一度はプレーしておきたいコースといってよいだろう。

■ 場所 & 行き方:
 場所はストリップ大通りのホテル街の最南端。マンダレイベイホテルのすぐ南側。行き方としてはタクシー利用がおすすめ。料金や所要時間は、ストリップ地区の主要ホテルからであればほとんど無視できる距離なのであえて記載しない。(マンダレイベイからは歩いて行けそうにも見えるが、実際には 800m 以上あるのでタクシーを利用した方がよい)


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