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サンドハロウ州立公園  



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英語名   SAND HOLLOW STATE PARK
住所   ユタ州 南西部
電話   N/A
アクセス   ラスベガスから車で 2時間。 行き方は こちらをクリック

 ザイオン国立公園内から砂漠の荒野に流れ出て来たバージン川 (Virgin River) が、治水のために建設されたダムによってせき止められて出現した透明度の高い湖。周囲の荒涼とした赤い岩山と青い水とのコントラストが美しく、近年この周辺一帯が State Park に指定された。
 ここでいう State とはユタ州のことで、ラスベガスがあるネバダ州の東隣の州。距離的にはラスベガスから北東にちょうど2時間ほどの場所で、ザイオン国立公園に行く途中にある。

 基本的には湖 (Sand Hollow Lake、約 5平方キロメートル) があるだけの場所だが、その美しさやアクセスのしやすさなどから、ウォーターレジャーを楽しむ地元民の間で人気が高い。
 透明度、景観、アクセスのみならず、新しさも自慢で、貯水が始まったのは今世紀に入ってから。現在の景観が姿を現したのは 2004年ごろの話で、そのため古い地図にはまだ掲載されていない。(この湖のすぐ北側に、同じような経緯で出現した Quail Lake という湖もあるので、訪問する際、混同しないよう注意が必要。Quail Lake はあまり美しくない)
 新しいがために、観光地としての各種施設の整備が不十分で、売店やジェットスキーなどのレンタル施設は残念ながらまだない。それでもグリルやテーブルなどのバーベキュー施設、トイレ、キャンプ場、駐車場などはすでに完成している。
 また、管理事務所を兼ねた料金徴収ゲート (←クリックで写真) もすでに存在しており、そこでの州立公園利用料は車一台 7ドル。

 清流バージン川によってできた湖。名前を聞いただけでも清く美しい印象を受けてしまうが、実際にも透き通るように澄んでおり、水泳はもちろんのこと、バス釣りや、それら魚を鑑賞するためのダイビングなどが楽しめる。
 ただ、上記の通りレンタル施設がまだ無いため、写真に見られるようなボートやジェットスキーは、各自が牽引して現地に運び込む必要がある。地元民はともかく、日本からの一般観光客がラスベガス市内やセントジョージ (現場から一番近い都市) でそれらを借りてレンタカーで運び込むことは現実的ではないので (牽引方法など、ある程度の熟練や知識が必要)、とりあえず現在は、「現地までのドライブおよび水泳、日光浴、バーベキュー、陸からの釣り、ダイビングなどを楽しむ場所」 といった程度に考えておいた方がよいだろう。

 それでも景色と水遊びを楽しむだけでも、行ってみて後悔するような場所ではない。なぜなら、景色が日本人にとってかなり意外性があるからだ。日本で見られるような新緑や紅葉に囲まれた湖も美しいが、ここの風景はそれらとはまったく異なり、感動できること請け合いだ。
 周囲は砂漠もしくは荒野なので緑は一切なく、赤みがかった岩や砂が景色の主役を成すこの湖は、「神秘」、「不思議」 といった言葉が似合い、なぜか心が洗われる。ちなみに、映画 「猿の惑星」 のラストシーンの撮影現場として名高いレイク・パウエルを思い出す光景だが、レイク・パウエルも同じユタ州内の似たような環境にあるので、両者が酷似していてもなんら不思議はないだろう。

 自然のままの岩や砂などが適度にあり、なおかつ流れがほとんどないので、「プールしか知らない子供を自然の中で遊ばせたいが、海は流れがあるので心配」 という子連れファミリー族にも最適の場所だ。
 また子連れでなくても、片道2時間という適度な距離は、アメリカ大西部の雄大なドライブコースとして十分楽しめることだろう。「グランドキャニオン、デスバレー、ザイオンなどはすでに観た」 というリピーターに夏の穴場スポットとしておすすめしたい。以下は、この Sand Hollow State Park もしくは、そこへ行く途中で見ることができる光景の写真。



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