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IVANPAH DRY LAKE  




英語名   IVANPAH DRY LAKE
住所   NEVADA と CALIFORNIA の州境付近
電話   N/A
アクセス   レンタカーで行くしかない。
ベラージオホテルがある交差点から FLAMINGO 通りを西へ 0.7 マイル。左折して高速 15号線の南行き(ロスアンゼルス方面)へ乗る。あとは約 37マイル (約 35分) ほど走ると砂漠の中のショッピング基地 「ファッションアウトレット」 が見えてくるので (左手に見える)、その地点を過ぎた直後から NIPTON Road という小さな出口までの 10マイルの区間の両側に広がる (主に左手奥に深く広がっている) ドライレイクが IVANPAH DRY LAKE 。

 ラスベガスから車でわずか 40分ほどのところにあるネバダ州最大級のドライレイク (乾燥して湖底が露出した真っ平らな砂漠)。
 おそらく多くの一般日本人観光客にとって、この IVANPAH DRY LAKE 周辺の土地は、「これまでに見た光景の中で最も広大な土地」 となるにちがいない。

 観光ガイドブックなどにおいてラスベガスを形容する言葉として必ず登場するのが 「砂漠の中の不夜城」 だが、この IVANPAH DRY LAKE を見ずしてその 「砂漠の中」 の意味の本質を理解することはむずかしい。ラスベガス市内では砂漠らしき光景を見ることができないからだ。この IVANPAH DRY LAKE を見れば、ラスベガスが置かれた周囲の自然環境を理解できるにちがいない。
 しかし地元民はこのドライレイクの存在や名前を意外と知らない。日本人にとってはとてつもなく広大な土地でも、アメリカ人にとってはありふれた光景ということだろうか。
 とにかく狭い国土に住む一般の日本人観光客にとって、このような広大な土地を見ることは、ラスベガスのみならずアメリカ合衆国全体の本質を知る上においても非常に意義深いことなので、ぜひ行ってみることをおすすめする。
 ちなみに IVANPAH DRY LAKE を訪れる多くの年輩日本人観光客は 「日本はなぜこんな国に戦争を仕掛けたのだろう。旧日本軍もこの地を先に見て知っていれば絶対に戦争を仕掛けていなかったはずだ」 との感想をいだくという。それほどこの地はアメリカという国の圧倒的な力をビジュアル的に認識できる場所ということだろう。
 参考までに IVANPAH DRY LAKE から決して遠くない場所(といっても数百キロ離れているが) にネバダ州原爆実験場があるが、自国の領土内で原爆を炸裂させることなど日本では到底考えられない。しかしアメリカでは現実にそれをやってしまっている (現在は地下核実験のみで、地上では行なわれていない)。ここを見ればその理由がなんとなく体感できるはずだ。

 ところで、「砂漠の中の不夜城ラスベガス」 という言葉がほとんどの観光ガイドブックに氾濫しているにもかかわらず、その 「砂漠」 を実際に訪れる日本人観光客は非常に少ない。その理由は、この種の場所がガイドブックなどに載っていない、レンタカーでしか行けない、飛行機から見た景色だけで砂漠を見たつもりになってしまっている、などではないか。
 「ラスベガスまで行って砂漠を見ないで帰るのは、ハワイへ行って一度もビーチに出ないで帰るようなもの」 と言えなくもないが、ハワイの海を上空から見て、ビーチへ出ないことを想像してみればわかるとおり、やはり広大な大地に足をおろして地平線の彼方まで続く砂漠を見てこそ、初めてその地の本質を体感できるのではないだろうか。

 なお、デスバレー、ザイオン、グランドキャニオン、モニュメントバレーなどへ行く予定の者は、わざわざこのドライレイクを見に行く必要はない。なぜなら、それらの旅の道中で、これに似たような広大な景色に何度も遭遇できるからだ。
 このドライレイクの最大のメリットは、ラスベガスからわずか 40分という部分にある。つまり片道 2時間以上もかかるデスバレーまで行かなくても、ファッションアウトレット ( 「ファッションショーモール」 とは違うので混同しないように) から少し足を伸ばすだけで見ることができるのがここの特徴で、高速15線のファッションアウトレットでの出口 (Primm) で降りずにそのまま走れば、もうそこは IVANPAH DRY LAKE だ。あとはひたすら一直線の10マイル (上の地図の赤い部分) を小高い丘まで走り上がればいい。
 直線が終了するその丘の頂上が 「NIPTON Road」 という超マイナーな道への出口なので、そこで降りて陸橋をまたいで Uターンして戻るのが一般的な見学コースだ。その陸橋の上で記念撮影するとよい。そこから振り返って見るドライレイクと高速15号線の直線10マイルは絶景だ。
 なお、陸橋の上 (そこは NIPTON Road) で記念撮影をする際、ごくごくまれに車が通るのでひかれないように気を付けること(相手の運転手はまさかこんなところに人がいるとは思っていないので脇見運転している可能性がある)。

【NOTE】
「砂漠」 と言っても、砂丘のような砂がたくさんある場所を想像してはいけない。そのような場所は英語では 「DUNE」 と呼ばれ、ラスベガス周辺の砂漠は 「DESERT」 だ。この DESERT は、砂漠というよりも 「荒野」 に近い。


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