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ファッションショーモール  



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英語名   FASHION SHOW MALL
住所   3200 LAS VEGAS BLVD. LAS VEGAS, NV 89109
電話   702-369-0704
営業時間   月 - 土 / 10:00am 〜 9:00pm、 日 / 11:00am 〜 7:00pm
アクセス   TI (トレジャーアイランド) のすぐ北側。主要ホテルから徒歩でアクセス可能。

 ストリップ地区のホテル街から徒歩でアクセス可能な超大型ショッピングモール。「The Cloud」 と呼ばれる巨大な屋根が目印。
 お洒落な名前に加え立地条件も良いとあって、日本人観光客の間でも人気が高い。場所的にも規模的にもここを抜きにラスベガスでのショッピングを語ることはできず、ショッピング族にとっては必見の場所といってよいだろう。
 なお、このファッションショーモールとファッションアウトレットを混同する者が多いが、両者はまったく別物なので注意が必要だ。ちなみにファッションアウトレットはホテル街から車で45分ほどの砂漠の中にある。

 まず最初に、「ファッションショー」 という名称についてだが、この洒落た名前は単なるイメージで付けられたわけではない。かつてここのショッピングモールの中央広場では実際にファッションショーがしばしば行われていた上、現在も過去の伝統を引き継ぎ、新設された The Great Hall と呼ばれる屋内広場で頻繁に 「ファッションショー風のアトラクション」 が行なわれている。そういう意味では、このユニークな名称もまったく実態からかけ離れているわけではない。

 このファッションショーモールは、「百貨店が数店入居し、その百貨店と百貨店の間の通路を一般小売店が埋めつくす」 という構造上の観点から言えば、全米各地で見られるショッピングモールとなんら違いはないが、規模が非常に大きいことと、場所が世界に冠たるストリップ大通りのホテル街にあるという部分において、コンセプト的には一般のモールとはかなり趣を異にしている。ひとことで言ってしまえば、「観光客およびハイエンドの客層をターゲットにしたショッピングモール」 といってよいだろう。
 その証拠に、アメリカの一般大衆はまず見向きもしないルイヴィトンなどが入居していたり、また、本来であれば家庭雑貨なども多く取り扱う macy's などの百貨店が、ここのロケーションに限ってはアパレル、アクセサリー、化粧品といったファッション関連商品しか取り扱っていないなど、明らかに生活臭漂う分野を避けながらファッショナブルな分野に特化し、観光客および富裕層をねらっている傾向がうかがえる。
 また百貨店以外の一般テナントにおいても Ann Taylor、Banana Republic、BCBG、Coach、Express、GAP、Kate Spade、LeSportsac、Michael Kors、Nine West、Swarovski、Tommy Bahama といったそこそこ名の通ったブランド店が目立ち、ナベやヤカンのたぐいを扱う日用雑貨が中心の郊外型ショッピングモールとは明らかに一線を画している。

 日本からの観光客にとってここのショッピングモールの魅力はなんといっても百貨店だろう。Nieman Marcus、Dillard's、Nordstrom、Saks Fifth Avenue、Macy's、Bloomingdale's の6つの百貨店が同一のモール内に軒を並べるのは、全米広しといえどもここ以外にほとんどないのではないか。また、百貨店の数だけではなく、大衆向けの Sears や JCPenny が存在していないのも、ここのモールの特徴といってよいだろう。
 ちなみにここに入居する百貨店はファッション関連もしくは高級家庭用品に特化しているためか、自社ブランドの売り場よりも、一流デザイナーブランドのデパートメント (販売部門) がフロアの多くを占めている。
 さて、ここまでは高級路線を強調してきたが、時代の流れなのか、2010年7月、老舗百貨店 Lord & Taylor が入居するはずだった場所に、激安アパレルとして知られる Forever 21 が、このモール内の別の場所から移動する形で華々しくオープンした。百貨店の衰退と専門店の台頭は日本にもいえる世界的なトレンドなので、今後さらにこの傾向が続くようであれば、ここのモールのイメージも変わってくるかもしれない。いずれにせよ、すでに価格重視派も楽しめるモールになっていることはまちがいない。

 モール全体のレイアウトと各百貨店の位置関係 ( ← クリック )

 ショッピングのみならず、アトラクションも楽しめるのがこのモールの特徴で、Nordstrom と Saks Fifth Avenue の間に設けられた屋内広場 The Great Hall では、金、土、日の午後、正午から午後6時まで 1時間ごとに、ファッションショーもしくはそれに準じるスタイルのアトラクションが行われている。興味がある者は立ち寄ってみるとよいだろう。

 否が応でも目立ってしまう巨大屋根 「The Cloud」 は、まるで雲のような存在であることからそのように命名されたとのことだが、これは単なる日よけ用の屋根ではなく、スクリーンも兼ねており、夜になるとそこにさまざまな映像が映し出される (写真右、クリックで拡大表示)。
 さらにその屋根の下の広場には、ハイテクを駆使した大型オーディオビジュアル装置が多数あり、音や光の演出によるアトラクションも楽しめるようになっている。

 The Cloud がある広場のすぐ脇にあるガラス張りの建物は、ファーストフード店が軒を並べる広大なフードコート。シーザーズパレスのフォーラムショップスやベネシアンのグランドキャナルショップスなど他のモールと異なり、このファッションショーモール内にはレストランがほとんどないので (スターバックスやピザ店程度はあるが)、食事をする際は多くの場合、ここで食べることになる。
 ちなみに和食や中華もあるが、しょせんはファーストフード、あまり高いレベルを期待しない方がよいだろう。
 なお、百貨店 Nieman Marcus に隣接するカフェおよびレストランは、ファーストフードではないため値段はやや高いが、なかなか評判がよい。

 場所は TI (トレジャーアイランド)、もしくはウィンラスベガスから歩道橋を渡ってすぐの位置にあり、マンダレイベイなど極端に南に位置したホテル以外からは徒歩でアクセス可能。
 ショッピング後、荷物が増えてホテルまで歩くのが困難な場合は、フォーエバー21 に近い出入口から北側に出た場所がタクシー乗り場になっているので、そこからタクシーを利用するとよいだろう。(ラスベガスの場合どんなに近距離でも運転手に嫌がられることはない)
 なお、長らく 「Fashion Show Mall」 と呼ばれていたこのモールの正式名称は、2003年以降、Mall が取れて 「Fashion Show」 になった。ただ、Fashion Show だけでは、なんのことだかわからないので、このラスベガス大全ではなるべく Mall を付けて表記することとする。


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