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エッフェル塔の展望台  



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英語名   Eiffel Tower
住所   3655 LAS VEGAS BOULEVARD LAS VEGAS, NV 89109
電話   702-739-4111
アクセス   パリスホテル前。展望台へのエレベーターは同ホテルのカジノフロアにある。

 1970年代ごろまで、ラスベガスを代表する写真といえば、リビエラホテルやスターダストホテルのネオンサイン (スターダストはすでに爆破解体されている) だったが、それがいつの日かフラミンゴやシーザーズパレスなどが並ぶフォーコーナー周辺の写真に取って代わられた。
 ところが 90年代初頭、フォーコーナーを代表するホテルのひとつデューンズホテルが爆破解体され (のちにベラージオに)、フォーコーナーの人通りが減り始めると、今度はそこから 1マイルほど南の場所でテーマホテルの建設ラッシュが始まり (エクスカリバー、MGM、ニューヨークニューヨークなどが出現)、ラスベガスの中心地もその新フォーコーナーと呼ばれる交差点付近へ移った。当然のことながら観光ガイドブックの表紙などを飾る写真も MGMのライオンやニューヨークニューヨークの自由の女神など新フォーコーナー地区が中心となった。
 しかし 1999年9月にエッフェル塔が完成すると、デューンズホテルの跡地にベラージオホテルが出現したこととも重なり、ラスベガスの中心地は再びフォーコーナーへ戻ることに。
 そしてラクソーホテルのピラミッドがそうであったように、世界中のだれもが見て知っている (少なくとも写真などで見ている) エッフェル塔は、名前そのものの知名度もさることながら、視覚的なアイデンティティーが抜群なため、ラスベガスという街全体を対外的に知らしめる上で非常に大きな役割を果たした。
 ベラージオの噴水やトレジャーアイランドの Sirens of TI もすばらしいアトラクションではあるが、それらはあくまでもラスベガスに来た観光客を楽しませるためのものであって、世界各地に住む人々の目をラスベガスに向けさせるという目的においては、静止画として紹介されやすいエッフェル塔が果たした貢献や効果は計り知れない。

 そんなエッフェル塔の出現によって影響を受けたのが、夜景スポットとして親しまれてきたストラトスフィアタワー (写真左) だ。
 もともと、「高さはすごいが、夜景の中心地から遠すぎる」、「リオの最上階のラウンジからの方がよく見える」 といった声も少なくなかったが、エッフェル塔の出現により、ストラトスフィアタワーの存在感は確実に低下した。
 ちなみに、遠くの夜景がただ漠然と見えるストラトスフィアタワーと異なり、地上 140m 地点のエッフェル塔の展望デッキからは、向かい側のベラージオや隣のプラネットハリウッドはもちろんのこと、最南端のマンダレイベイに至るまで実によく見える。ストリップ上にある主要ホテルでエッフェル塔の展望台から見えないホテルは、ベネシアンやパラッツォにブロックされてしまったサーカスサーカスぐらいだ。

■ 以下は展望デッキから見た各方向の写真

・ クリック →  南方向 (MGM、NYNY、マンダレイベイまでがよく見える)
・ クリック →  西方向 (ベラージオの噴水が飛び出る様子までよく見える)
・ クリック →  北方向 (フラミンゴ、ベネシアン、パラッツォ、ウィンなど)
・ クリック →  東方向 (手前はパリスの屋上。はるか奥にハードロック)
・ クリック →  北西方向 (シーザーズパレスのほぼ全容)

■ エッフェル塔の展望デッキへの行き方:

 パリスホテルのカジノフロア内にあるギフトショップ (ストリップの歩道側の入口から入ってすぐ左手にある) でエレベーターのチケットを購入する。
 料金は 大人 12ドル、 シニア(60歳以上) および子供(12歳以下) 10ドル。なお、日没前までの明るい時間帯は Daytime Discount があり (区切りの時刻は季節によって変動)、それぞれ 10ドルと 7ドルに割引される。営業時間は 9:30am〜12:30am (季節によって多少異なる可能性あり)。

 エレベーター乗り場はカジノ内に架かっている白い橋(歩道橋のように見える橋) の上。エレベーターは約 10人乗りでキャパシティーが小さいためか、混雑時 (週末の夜間など) はエレベーター前でかなり待たされることがある。
 展望デッキも一辺が 5メートルぐらいの正方形で決して広くない。安全のためかなり目の細かい金網で囲まれているが、ところどころにカメラのレンズを差し込むための穴が用意されているので (写真右)、口径の大きいレンズで撮影する際はそれを利用するとよいだろう。
 夜景の撮影はシャッタースピードが非常に遅くなるため三脚がないと手ぶれを起こしてしまうが、現場が狭いこともあり混雑時は場所的にも時間的にも三脚を使う余裕がない。カメラの一部を金網などに押しつけ固定させ、息を止めて静かにシャッターを切る (あるいはセルフタイマーを利用) など、それなりの工夫が必要だ。
 なお、強風時は安全のためエレベーターの運行が打ち切られることがある。もしくは通常の速度よりもはるかに遅い速度で昇降する。したがって強風時はチケットを買っても展望台に行けないことや(もちろん払い戻し可能)、低速運転のため大混雑することがあるので、あらかじめ知識として知っておきたい。

( 【 Eiffel 】 のアメリカでの発音は "アイフェル" で、日本式の "エッフェル" ではまったく通じない。この記事内では、話題の対象物の認識において混乱を避けるため、とりあえず "エッフェル" と表記したが、現地で場所をたずねたりする際は "アイフェル" という必要がある)


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