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ミラクルマイルショップス  



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英語名   Miracle Mile Shops
住所   3663 LAS VEGAS BOULEVARD LAS VEGAS, NV 89109
電話   1-888-800-8284
営業時間   10:00am 〜 11:00pm (日〜木)
10:00am 〜 12:00mn (金・土)
アクセス   プラネットハリウッドホテルに隣接

 プラネットハリウッドホテルに隣接しているショッピングモール。2007年 4月までは 「デザートパッセージ」 と呼ばれていたが、ホテルの名称がアラジンからプラネットハリウッドに切り替わったのを機会に、モールの名称も現在の 「ミラクルマイル」 に。

 2000年 8月の開業以来、その立地条件の良さなどからラスベガスの新名所になるのではないかと期待が寄せられていたが、マーケティング戦略などがまずかったのか、人の往来が思うように伸びず、人気も話題もあまりパッとしていない。
 特にアラジンホテルの経営がおかしくなった 2001年 8月以降は、ショッピングモール全体の宣伝が手薄になり、もともと不満を抱いていた各テナントの間から家賃の不払い運動が起こるなど、テナント、アラジンホテル、モール運営会社の 3者入り乱れての訴訟合戦に発展し、約 30店のテナントが店を閉め出て行ってしまった。
 それでも賃貸料を低めに設定し直したのか、2002年の春を境に新たなテナントが少しずつ入るようになり、活気を取り戻すことに成功。ただ、経費を低く抑えるなどモール全体の緊縮運営の影響が随所に現れているのも事実で、かつて毎日行われていたヘビ使いやアクロバットなどの大道芸人型無料アトラクションはほとんど姿を消し (テーマが変わったことも理由にあるが)、また、後述するアトラクション "Rain Storm" も上演回数が減るなど緊縮運営は今でも続いている。2003年には、モール全体の中心地的存在だったフードコートも営業不振から閉鎖され、どうなることかと心配されたが、その後そこにナイトショー用の簡易ステージが造られ、なんとか活気を取り戻しつつある。現在その簡易ステージでは毎日ナイトショーが行なわれており (早い時間帯にはアフタヌーンショーも行なわれている)、モール全体の集客に一役買っている。

 このモールを訪れて誰もが最初に感じる第一印象は、シーザーズパレスの Forum Shops やベネシアンの Grand Canal Shoppes に似ているということだろう。そう思ってしまう最大の理由は天井の演出で、このモールも通路の頭上は青空になっている。東京のビーナスフォートもそうであるように、もはやこの "青空" は室内ショッピングモールのスタンダードといった感じがしないでもない。
 天井は同じでも、モール全体の雰囲気は似て非なるものがある。Forum Shops と Grand Canal Shoppes のテーマがそれぞれローマとベニスであるのに対して、こちらミラクルマイルのそれは (少なくとも 2007年 4月までは) 北アフリカおよび中東、つまりアラビアンスタイルで、あちらが 「お洒落でファッショナブルなショッピングモール」 とするならば、こちらは 「異国情緒あふれる怪しげな商店街」 といった感じだった。
 ただ、隣接ホテルがアラビアをテーマにしていたアラジンホテルから映画をテーマとするプラネットハリウッドホテルに変わったのを機会に、このモールのテーマも変わりつつあり、今後は都会的なイメージに統一される模様だ。それでも建物全体の構造的な部分のデザインを変更するには費用も時間もかかるため、このモールからアラビアンテイストのデザインが完全に消えるのはまだ先になりそうだ。

 モール全体の規模はレストランなどを含めて 約 170店と Forum Shops と大差ないが、レイアウト的にはこちらの方が使いやすい。あちらは、通路の端が行き止まりになっているため一本の道を往復しなければならないが、ミラクルマイルでは通路がプラネットハリウッドの劇場を取り巻くような円形状に配置されており、そのエンドレス構造が開放感と使いやすさをうまく引き出している。
 また、ストリップから近いところもこのモールの特長で、ストリップの歩道からドアを入ればもうそこは商店街だ。この立地条件は、ストリップからかなり奥まったところにある Forum Shops や Grand Canal Shoppes とは対照的だが、なぜか人の交通量はこちらの方が少ない。

 緊縮財政で大道芸人が減ってしまった今、話題はやはり "Rain Storm" だろう (写真右、クリックで拡大表示)。
 これは、「青空が広がる商店街に突如雷が鳴り響き雨が降ってくる」 という設定で、単純ではあるが非常にユニークなアトラクションだ。もちろんその雨はハイテクを駆使した疑似的な映像などではなく本物の水滴で、現場にいれば当然のことながら濡れることになる。
 とはいってもその降雨域は、商店街に用意された長さ 20m ほどの池の範囲とほぼ一致しており、ほとんどの雨は池の中に落ちるようになっている (写真右)。したがって池に向けて手を伸ばせば雨に濡れることになるが、商店街が水浸しになってしまうようなことはない。
 場所は、Harmon Avenue 側の出入口 (和食バフェィ "TODAI" がある付近) に程近い通路にある池で、雷雨の継続時間は約 5分。実演間隔はかつて曜日に関係なく 30分おきだったが、現在は週末のみ 30分おきで、平日は 1時間おきとなっている。

 さて、ショッピングモールとして一番気になるテナントの顔ぶれだが、BCBG、GAP、H&M、Ann Taylor Loft、Victoria's Secret、など、カジュアルブランドがメインで、Forum Shops にあるような Gucci、Louis Vuitton、Bvlgari、Escada といった高級ブランドはほとんど見かけない。
 その他アパレル以外では、チョコレートの GODIVA、化粧品の Sephora、Aveda、Clinique、L'Occitane といった中堅ブランドが軒を並べている。
 レストラン群もそれなりの著名店が入居しているが、モール全体の人の交通量が少ないためか、どこも総じて売上はパッとしないようで、店の入れ替わりが激しい。そんな中、注目を集めているのが 2002年 5月に開業した和食専門のバフェィ "TODAI" で、他のレストランの営業不振を尻目に連日賑わいを見せている (TODAI に関する詳しい情報はバフェィセクションを参照のこと)。

 従来のアラジン時代はあまりパッとしないモールだったが、プラネットハリウッドに変わった今、活気を取り戻しつつあるし、そうなることを願いたい。場所的にも主要ホテルのほとんどから徒歩の距離にあるので、時間的に余裕のある者はぜひ行ってみるとよいだろう。

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