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TOURNAMENT OF KINGS




ホテル  エクスカリバー / 702 - 597 - 7600
スケジュール  6:00pm と 8:30pm (月、金は 6:00pm だけ)
休み  火曜日
料金  $59.86 + LET税 + 消費税(食事に対して) + 手数料
ドリンク ディナー付き 年齢制限 特になし
英語力 あればなお良い 座席指定 指定席

 子供も一緒に楽しめる家族向けディナーショー。小さな子連れ家族には絶対におすすめ。3歳以下は無料 (ただし座席は割り当てられないので、母親や父親の膝の上で楽しむことになり、食事も親のものを食べる)、4歳以上は大人と同じ料金で座席も食事も付く。

 このショーは 2つの大きな特徴を持っている。ひとつはステージそのもの、もうひとつは食事だ。
 ステージは幅約 20メートル、長さ約 60メートルの馬場になっており、一般の劇場とはまったく異なる。客席はその馬場の周囲を取り巻くように配置されており (約 1000席)、会場全体の形としては競馬場を小さくしたようなものを想像すればよいだろう。さしずめ 「室内ミニ競馬場」 といったところか。

 次に食事だが、これがなんとも変わっている。ディナーショーが少なくなった昨今のラスベガスにおいて、ショーに食事が付くこと自体非常に珍しいことだが、なんとこのショーで出されるディナーにはナイフもフォークも付いてこない。つまり素手で食べろというわけだ。
 料理がサンドイッチやハンバーガーのようなものならいざ知らず、脂ぎったチキンが丸ごと一羽出てくるから面食らう。サイズこそ小ぶりだが、恥じらいのある (?) 日本人女性のみならず、アメリカ人の大男でさえ手づかみでかじりつくのには躊躇してしまいそうな料理だ。
 この 「手づかみ料理」 は同ホテルのテーマである 「中世のヨーロッパ」 を意識してのことらしいが、不便極まりないことだけはたしかで、相変わらず文句を言う客があとを絶たないようだ。それでも非日常を楽しませてくれるという意味では粋なはからいなので、ここはひとつプラスティック製の使い捨てナイフやフォークを持参するようなことはぜずに、手づかみ料理を大いに楽もうではないか (お手拭きは出される)。
 ちなみにスープにもスプーンは付いてこないので、分厚い金属でできた少々野蛮なデザインのボウルに直接口を付けて飲むことになる。
 なお、飲み物 (コーラなど) は無料だが、ビールやカクテルなどのアルコール類は有料で $4.50 + Gratuity。(注文したあと伝票が配られるので、1本につき $1 程度、多めに置けばよい)

 さてショーそのものについてだが、本物の馬に騎乗した騎士たちが馬場で戦いを演じるというのがこのショーの基本。単なる騎馬戦に見えなくもないが、多少ストーリー性もあり、それなりにおもしろい。
 観客は、チケットに座席番号と一緒に自分が所属するチーム (国名) が明記されているので、入場の際、そのセクションの席に座る必要がある。チームはアイルランド、ロシア、スペイン、ハンガリー、フランス、ノルウェー、オーストリアの7ヶ国。中世のヨーロッパがテーマなので、日本、中国、アメリカなどはない。
 それぞれのチームが互いに騎馬戦を演じるので、観客は自分が所属する国の騎士を客席から応援することになる。応援合戦は単純極まりないものだが、アメリカ人の子供たちの盛り上がりなどを見ていると、自然とこちらも盛り上がってしまうから楽しい。語学力などほとんどいらないので、日本の子どもたちも大いに楽しめることまちがいなしだ。

 ラスベガスに残された数少ないディナーショーという意味でも、また奇抜な会場という意味でも一見の価値あるショーなので、子連れファミリー族はぜひ足を運んでみるとよいだろう。

 なお料金体系が複雑なので簡単に説明しておきたい。複雑といっても座席の種類が多いというわけではない。税金に関することだ。通常ショーのチケットには、LET (Live Entertainment Tax) と呼ばれる興行イベントにかかる税が存在し、その税率は 10%。その代わり 8.1% の消費税は課税されない。しかしこのショーの場合、ディナーが付いてくるので、その部分には通常のレストランと同様、消費税が課税される。
 ということで、チケット料金の $59.86 は、ショーの部分 $46.53、ディナーの部分 $13.33 に分解され、それぞれに 10%、8.1% が課税される。課税後の価格は $65.60 となり、さらにそれにチケット販売手数料 $5.50 が加わり、最終的なチケット価格は1枚 $71.10 になっている。


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