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Mac King Comedy Magic Show




ホテル  ハラーズ / 702 - 777 - 2782
スケジュール  火曜日〜土曜日の 1:00pm と 3:00pm
休み  日曜日、月曜日
料金  $29.95 (手数料、税別)
ドリンク なし 年齢制限 5才以上
英語力 あればなおよい 座席指定 自由席

 安い、楽しい、わかりやすい、三拍子そろった愉快なコメディーマジックショー。

 コメディーショーといえば抜群の語学力が要求され一般の日本人観光客には縁遠い存在となりがちだが、このショーに限っては語学力無しでもそれなりに楽しめる。なぜなら、タイトルにこそ Comedy という文字が含まれているが、このショーは 「コメディーショーにマジックが加わったショー」 ではなく、「マジックをおもしろおかしくコメディー風に演じるショー」 であり、お笑いの対象となる部分そのものがマジックとなっているからだ。

 おかっぱ頭の自称・ポールマッカートニーこと Mac King 氏が、とぼけた表情で次から次へと滑稽なマジックを披露する。
 おもちゃの釣り竿から糸を垂らし、その糸を客席側に投げるそぶりを見せた瞬間、糸の先にはどこからやって来たのか紙でできた金魚が。そしてその金魚を口に入れたかと思うと、今度は生きた本物の金魚が口から吐き出され、コップで泳がせてみせる。
 マジックそのものもさることながら、自分がマジシャンであると同時にコメディアンであることを常に意識しているのか、おどけた表情で観客を笑わせることに余念がない。動物や人間を消してしまうような大規模なイリュージョンも見応えがあるが、このショーにはそれら大規模ショーにはない一種独特な雰囲気が漂っている。

 会場も非常にすばらしい。すばらしいといっても規模が大きいとかハイテク装置がふんだんに使われているという意味ではない。じつはこのショー、あのラスベガス屈指のロングランコメディーショー 「Improv」 の会場を間借りして行われている。日本でいうならばさしずめ浅草の演芸場といった感じの場所だ。入口やステージ周辺が色あせた赤レンガで造られており、そこには古き良き時代のラスベガスの芸能文化が染み付いている。
 適度なサイズも心地よい。いすを無造作に並べただけの客席キャパシティーはわずか 200席ほどだが、それが絶妙な雰囲気をかもし出しており、これよりも広くても狭くてもこの種のショーは盛り上がらない。ステージの幅もわずか 5メートルほどだが、コメディー系のワンマンショーにはまさにピッタリのサイズといってよいだろう。
 なお、この会場、夜間は Improv に使われるため、このショーは昼間に行なわれる。つまりナイトショーではなく、アフタヌーンショーということになる。

 さてこの Mac King氏、年齢も出身地もあのランスバートン (かつてモンテカルロホテルで行われていた人気マジックショーの主役) と同じで、高校時代ランスバートンと一緒に地元ケンタッキーでマジックをやっていたこともあるという。
 会場はハラーズホテルのカジノフロアからエスカレーターで2階へ上がったところ。チケットもそこで買うことができる。


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