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CIRCUS ACTS




ホテル  サーカスサーカス / 無料のため予約窓口無し
スケジュール  11:00am から深夜まで約 30分おきに開催
休み  なし
料金  無料
ドリンク なし 年齢制限 なし
英語力 必要なし 座席指定 立ち見

 サーカスサーカスホテルのカジノの2階にある専用施設で、午前11時から深夜まで約30分おきに開催されているサーカスショー。連続何時間でも観ることが可能で、しかも完全に無料。

 同ホテルにとってのこのショーは、他のホテルにおけるそれとはわけが違う。名前がサーカスサーカスというだけあって、このショーの意義はとてつもなく大きく、自らのアイデンティティーそのものといってもよい。創業以来まったく休むことなく何十年も続いているこのショーは、もはやこのホテルと切っても切り離せない関係にあるばかりか、ラスベガス全体にとっても 「重要文化財」 的な存在だ。

 歴史的な背景以外の部分で、このアトラクションの特筆すべきところは、ファミリー・フレンドリーということ。つまり、「子連れ家族大歓迎」 というポリシーだ。
 ちなみに 90年代、多くのカジノホテルが子連れファミリー族に力を入れてきたが、それはすでに過去の話で、MGMグランドのテーマパークやトレジャーアイランドのドクロの巨大看板などはとっくの昔に消え、ストラトスフィアタワーのローラーコースター、トロピカーナのバードショー、エクスカリバーの子供向け大道芸人ショー、シルバートンの水中マーメイドショーなどもすでに姿を消している。また、ホテル内の施設ではないが、ギネスブック博物館、バンジージャンプなども今はない。
 近年はどこのホテルもマーケティングのターゲットをカジノやレストランでお金をたくさん使ってくれる大人にシフトしており、具体的な動きとしては、子供向け施設を閉鎖し、ナイトクラブ、高級レストラン、高級ショッピングゾーンなどを新設するのがトレンドだ。その結果、子供が楽しめる場所の減少に歯止めがかかっていない。
 そんな中、孤軍奮闘しているのがこのサーカスサーカスで、このホテルはもともとファミリー路線がウリだったが、近年その傾向をさらに強めており、利用者全体に対する子供の比率が急増している。他のホテルが子連れを歓迎しない方向に変化しているので、行き場を失った子連れファミリー族はこのホテルに宿泊するしかなく (エクスカリバーホテルも子連れ大歓迎の路線を打ち出している)、当然の結果と言えなくもない。(右下の写真はサーカスショーの様子。クリックで拡大表示)

クリックで拡大表示 クリックで拡大表示 クリックで拡大表示 クリックで拡大表示 クリックで拡大表示 クリックで拡大表示  実際にホテルの館内に入ってみると、大人だけの客よりも子連れファミリーの方が多く感じられるほど、子供であふれかえっており、レストランやアトラクション施設はもちろんのこと、本来であればそこにいるはずがないカジノフロアにも子供たちがたくさんいる。もちろんカジノでは子供は立ち止まることを許されていないので、親に手を引かれて歩いているだけだが、それにしても他のホテルとはまったく違った光景であることだけはたしかで、だれもがその違いに驚くことだろう。
 泣きやまない子供に手を焼いている母親、疲れ切って寝てしまった子供をおんぶしている父親、さらには子供と一緒にロビーや通路脇に座り込んでいる大家族などを見かけることはまったく珍しい光景ではない。
 子供が他人に迷惑をかけないように周囲に気配りすることはどこのホテルにいても重要なマナーだが、このホテルではその緊張感の度合いが他のホテルに比べて著しく小さいことは疑う余地のない事実で、親も子供もかなりリラックスできる。そしてなにより、子供にとって一番の楽しみが伝統のサーカスショーだ。

 内容的には空中ブランコ、曲芸、アクロバット、ジャグリングなどが中心で、それぞれのパフォーマンスは約10分間。その種の出し物が昼から深夜まで次から次へと延々と登場する。
 ほとんど無名のパフォーマーばかりだが、あすのスターを目指している彼らの実力をあなどってはいけない。名前がないだけで、やっていることは一流スターと何ら変わりがないパフォーマーがたくさん登場するので、時間が許す限りたくさん見るとよいだろう。ちなみに入れ替えなしで、そのまま居残ることができるので、何時間でも観ることが可能だ。何十年も同じ場所で毎日くり返されてきた重みと伝統を感じながら楽しんでいただきたい。


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