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ショッピングモール - [ THE DISTRICT ]




住所   2240 Village Walk Drive, Henderson, NV 89052
電話   702 - 564 - 8595
営業時間   月〜土 : 10:00am 〜 9:00pm、  日 : 11:00am 〜 7:00pm
アクセス   ストリップ地区からの行き方は、ストリップを南、高速 215号線を東、約 10分走ると出てくる Green Valley Parkway で降りる。降りたら信号を右折 (南方向) して約 200m 走ると右手に The District の入口が見える。
ベラージオホテル前の交差点 (ストリップ大通り と フラミンゴ通り の交差点) からの全行程 10.6 mile (17.0km)。所要時間 約20分。詳しい地図は ここをクリック
地図   Yahoo Map による The District の位置

 2004年 4月にグリーンバレー地区にオープンした従来にはないコンセプトのショッピング街。

 歩行者天国型の商店街を模倣したこの The District の全長は約 370m で、サイズ的にはテナント数約 70 (オリジナルフェーズに約 50、2006年にオープンした第二フェーズに約 20) ほどの小規模なショッピング街だが、建物がやや懐古調のオシャレなデザインになっていることと、一階が店、上層階がロフト (商業施設の二階などにある住居) になっているのが特徴で、ニューヨークなどの古い街ではともかく、ここラスベガスでは極めてユニークな設計となってい る。
 デベロッパーによると、「住宅地に近接する場所における "住居と商業施設の融合" は画期的な試みで、これまでのラスベガスではほとんど例を見ないまったく新しいコンセプト」 とのこと。
 イメージ的にはシカゴのミシガンアベニューを意識したとのことだが、ミシガンアベニューはもっと大きな目抜き通りであることと、視界にはたくさんの超高層ビルが入ってくるので、この The District は、道路のサイズ的にはロサンゼルスのロデオドライブ、視界に飛び込んでくる雰囲気的にはサンフランシスコの街並みといったところか。

 グリーンバレー地区は、多くの観光客が滞在するストリップ地区の南東約 10マイル (約16km) 付近に広がる新興住宅地で、一般の観光客にはなじみが薄い。
 そんな場所に出現したこの The District は、当然のことながら地元民をターゲットにしたショッピング街で、外観こそ何やらオシャレで観光地的な要素を含んでいるかのように見えるが、あくまでも地域密着型の商業施設 & 住宅施設だ。
 したがって、初めてラスベガスを訪れる者がわざわざ行くような場所ではないが、何度もラスベガスを訪れ、いつもの決まり切ったショッピングモールに飽きてしまったリピーターなどにとっては、気分転換によいかもしれない。
 ストリップ地区からの交通手段はレンタカーやタクシーに頼るしかなく (バスを乗り継いで行くこともできるが、あまり現実的ではない)、そういう意味でもリピーター向きといってよいだろう。

 気になるテナントの顔ぶれだが、極端な高級ブランドもないが低級もない、といったところか。
 ファッショナブルなイメージを前面に押し出そうとしているためもあり、基本的にはアパレル系が中心で、生活臭漂う雑貨類の店は少ない。
 したがって家庭用品を扱う店でも Williams-Sonoma、Pottery Barn など、そこそこ名の通ったブランド店だけが入居している。なお東側に拡大された第二フェーズには、コンテンポラリー家具の West Elm、ゴルフやテニス用品の Las Vegas Golf & tennis、オーガニック食品で急成長中の大型スーパーマーケット Whole Foods などが注目を集めている。
 30才以上の年齢層をターゲットとしているとのことで、他のショッピングモールで多く見かける若者向けのシューズ店やカジュアル店は非常に少ない。
 営業時間は月曜日から土曜日が 10:00am 〜 9:00pm、日曜日が 11:00am 〜 7:00pm となっているが、P.F.Chang、Cheesecake Factory などのレストランはもう少し遅くまで営業している。

 なお蛇足ながら、商店街の上にあるロフトについてふれておこう。全部で 88ユニットあり、床面積は一番小さなユニットで 875スクエアフィート (約 81平方メートル)、一番大きなユニットで 1749 スクエアフィート (約 162平方メートル)となっており、アメリカの住宅としてはかなり小さめだが、面積当たりの価格は近隣の土地付き一戸建て住宅の3倍ほどで、2006年の開業当時は、875sqf のユニットで 35万ドル前後、1749sqf のユニットは 100万ドル前後という異常な高値で売買されていた。
 庭もなく、敷地内車庫もないので不便な物件のようにも思えるが、やはり珍しいもの、つまり供給が少ないものが高くなるという市場原理はここでも生きているようだが、リーマン・ショック以降は不動産不況で相場が暴落。(一般の住宅価格も暴落したので、ここだけの問題ではないが)
 住居部分ばかりか商業施設も不況のあおりを受けテナントが出ていくなど、とうとう 2011年には経営母体が倒産。現在は会社更生法の管理下で、受け皿企業によって運営されている。


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