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RUMJUNGLE



  店  名 RUMJUNGLE   最寄のホテル マンダレイベイ
  ジャンル カリブ海料理 → ナイトクラブ (時間帯によって切り替わる)
  住  所 3950 LAS VEGAS BLVD.   電   話 702-632-7777
  行 き 方 ストリップ側から見た場合、カジノフロアを通り抜けた場所にあるレストラン街の中
  営業時間 日、火、水、木 : 11:00pm〜2:00am、 金、土、月 : 11:00pm〜4:00am、 水 : 休み
  予  算   オシャレ度
  話 題 性   接待利用
  子連れ利用   高齢者味覚度
  予約必要度   M V P
  メニュー
  写  真

 この RUMJUNGLE は大変ユニークな店で、「カリブ海料理のレストラン」 と 「ナイトクラブ」 という二つの顔を持っている。と言っても、店内が二つのセクションに分かれているというわけではない。まったく同じ場所の同じ施設が時間帯によってレストランからナイトクラブに切り替わるだけだ。

 時間的に前後してしまうが、まず先にナイトクラブから説明しよう。地元民用の店も含めてラスベガスにナイトクラブはいくつもあるが、この RUMJUNGLE ほど賑わっている店は他にないだろう。毎晩 11時を過ぎると店の前には長蛇の列ができ、店の中は熱気と炎に包まれる。
 実はこの店、本当に炎に包まれているから驚きだ。テーマが炎で、ロゴなどはもちろんのこと、メニュー内にもやたらと "FIRE" が登場するばかりか、店内のいたる所で本物の火を見ることができる。
 ちなみにこのページの一番上の右側の写真は店の入口付近の様子だが、両側に見える明るい部分は激しく燃え盛る炎で、周囲に点々と見える小さな明るい部分も壁の中に埋め込まれた本物の炎だ。

 炎と並ぶもう一つのテーマは店名が示す通りカリビアン RUM (ラム酒) で、左の写真に見て取れるように、カウンターの奥にはおびただしい数の RUM が並べられている (写真に写っているのは全体のごく一部)。RUM はサトウキビや蜜などから造られるカリブ海地方特有のアルコール度の高い蒸留酒で、店側の説明によると、この RUMJUNGLE は世界最大の RUM BAR だという。

 この写真を見る限り、のどかな酒場のようにも見えなくもないが、"炎に囲まれたお洒落な雰囲気の中で甘いカクテルを飲みながら静かに愛を語り合える場所" だと思ったら大間違いだ。少なくともナイトクラブの時間帯は店全体が生バンドによる大音量のラテン系サウンドに包まれ、耳元で愛をささやいても相手の耳にそれが届くような環境ではない。

 バーカウンターのすぐ脇には生バンドのステージが (このページの一番上の左側の写真)、そしてそのすぐ奥にはダンスフロアがある。さらに頭上に目を移すとお立ち台があり、そこではビキニの美女が激しく踊っている (写真右)。

 このナイトクラブ部門の営業時間は木、金、土、月が 4:00am まで、日、火、水が 2:00am まで。スタート時間は毎日 11:00pm 頃からとなっている。
 料金は、ダイニングタイムに入店して食事をした者はそのまま居残ることが可能だが、ナイトクラブタイムからの入店は木、金、土、月がカバーチャージ $20、日、火、水が $10 となっている。ただし地元民の女性 (ネバダ州の運転免許証などの提示が求められる) は無料だ。
 なお、簡単なドレスコードがあり、タンクトップ、サンダル、ショートパンツなどでの入店は不可で、男性は襟付きのシャツを着ている必要がある (ようするにTシャツは不可ということ)。どこまでこのルールが守られているか少々怪しい部分もあるが、とりあえずそのようになっている。

 さて次にレストラン部門だが、店構えこそ炎に包まれ怪しげな印象を受けるが、夜 10時ごろまではれっきとしたまじめなレストランだ。ナイトクラブへ変身することを知っている者にとっては 「嵐の前の静けさ」 といった感じで少々落ち着かない部分もあるが、それを知らない者にとっては炎や滝に囲まれた非常にお洒落なレストランといってよいだろう。

 料理のジャンルとしてはジャマイカやキューバを中心としたカリブ海料理で、メニューにはバナナ、パイナップル、ココナッツ、トウモロコシなどを使った聞きなれない料理がズラリと並ぶ。
 そのメニューは大きく 3つに分かれており、"Small Plates" ([Menu-1]) と呼ばれる各種アペタイザー、"Large Plates" ([Menu-2]) と呼ばれる各種メインディッシュ、そして "Fire Pit" ([Menu-3]) と呼ばれるカリビアンスタイルのシュラスコで構成されている。
 シュラスコはブラジル料理でおなじみの串刺しバーベキューの食べ放題スタイルのコースメニューだが、この店のシュラスコもそれとほぼ同じと考えてよいだろう。つまりウェイターが大きな串に刺さったバーベキューをテーブルの前まで運んで来て客の目の前でカットしてくれる([Photo-1])。ブラジルのシュラスコが肉類中心なのに対して、この店のものにはツナやターキーなども含まれており、パイナップル、マンゴ、グアバといった怪しげな味付けが少々気になるものの、食材的には日本人に向いているかもしれない。

 オーダーの方法としては、"Small Plates" もしくは "Large Plates" の中から数種類選ぶか、食べ放題のコースメニュー "Fire Pit" を選ぶかのどちらかしかないだろう。つまり "Fire Pit" を選択してさらに "Small Plates" もオーダーするというのは量的に現実的ではない。また、カップルで行って一人が "Small Plates" や "Large Plates" の中から何かを選び、もうひとりが "Fire Pit" をオーダーすることは可能だが、その "Fire Pit" を二人で食べることはできないので注意が必要だ。(そのことは、「複数の者でシェアして食べると人数分の料金をチャージさせていただきます」 とメニューに書かれている)

 良くも悪しくもカリブ海料理は多くの日本人にとってなじみの薄い料理だろう。そういう意味では日本人の口に合わない料理も少なくないが、何が出て来るかわからないという楽しみがこの店にはある。特にエスニック料理ファンなら感激もひとしおだろう。そしてなによりこの店には、食事をすればそのまま並ばずにナイトクラブタイムまで居残ることができるという最大のメリットがある。もちろんカバーチャージも取られない。
 9時前後に入店してカリブ海料理を楽しんでいれば、優雅なBGMのボリュームが少しずつ大きくなり、いつのまにか大音量のサウンドに包まれたナイトクラブの中に身を置くことになる。ナイトクラブフリークにとってはこの上ない便利な店といってよいだろう。

以下は料理のほんの一例。

[Photo-2] いかにもこの店らしい演出のコーヒー。甘味はどこからやって来る?
[Photo-3] 絶品! この店自慢のアルゼンチンスタイルのブレッド用ディップの中身は?
[Photo-4] 牛のツノか? 兜のツノか? このツノはナニモノ?
[Photo-5] 三角の皿に三角盛されているのはナニ? カリブ海にもシューマイがあった!
[Photo-6] マグロの刺身を頼んだのにパイナップルが出てきた?!
[Photo-7] 中華料理店もビックリ! カリビアンスタイルのコイの唐揚?!
[Photo-8] ナント、灰皿を客に食べさせる店は世界広しといえどもここだけ?!



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