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P.F. CHANG'S China Bistro



  店  名 P.F. CHANG'S China Bistro   最寄のホテル プラネットハリウッド
  ジャンル モダンカジュアルチャイニーズ
  住  所 3667 LAS VEGAS BLVD.   電   話 702-836-0955
  行 き 方 プラネットハリウッドホテルのカジノとストリップの歩道に挟まれた部分
  営業時間 日〜木: 10:00 am 〜 12:00 midnight、  金、土: 10:30 am 〜 1:00 am
  予  算   オシャレ度
  話 題 性   接待利用
  子連れ利用   高齢者味覚度
  予約必要度   M V P
  メニュー
  写  真

 全米規模で事業展開するファッショナブルなチャイニーズレストラン。1993年にアリゾナ州で開業後、西海岸を中心に着実に業績を伸ばし、98年末には念願のナスダック上場を果たす。その後、東海岸にも進出し、2007年 6月の時点で、営業拠点の数は 131店舗。このプラネットハリウッドホテル店を含め現在ネバダ州には 5店舗ある。
 店の名称となっている "P.F." とは、創業者 Paul Fleming 氏のイニシャルで、"Chang" は彼の盟友で料理を監修しているシェフ Philip Chiang 氏の名前から "i" を取り除いたもの。ちなみに Chiang 氏は上海生まれの東京育ちで、その後サンフランシスコに移住し Fleming 氏と出会うことになる。

 中華料理はすでに何十年も前から全米に定着しており、味的にはもはや一般アメリカ人にとっても特殊な料理とは言えないが、店構えやインテリアなどのトータル的な雰囲気となると、どの店も極めて東洋的でアメリカ人にとっては少々とっつきにくい部分もあった。そこに目をつけたのが創業者の Paul Fleming 氏で、だれもが何の抵抗もなくお洒落な雰囲気の中で中華料理を楽しめるようにしたのがこの P.F. CHANG'S China Bistro だ。
 そんなコンセプトで作られた店なので、このプラネットハリウッドホテル店も従来のチャイニーズレストランとはかなり趣を異にしている。店に入った瞬間目に飛び込んでくるカウンター席([Photo-1]) などはまるでビールパブのようだし、メインダイニングルーム([Photo-2])もイタリアンレストランかと思わせるような雰囲気だ。それでもところどころに中国風の置物や絵画が飾られていたり、家具や照明器具などのデザインがどことなくオリエンタル調になっていたりするあたりは、この店の中華料理店としての主張やこだわりが感じられる。
 また、強力な火力で豪快に調理している厨房を見ていると、この店が中華料理店であることを再認識させられる。ちなみにこの店は客に厨房を公開している ([Photo-3])。

 さて気になる味だが、かなりアメリカ的にアレンジされている部分もあるが、基本的には完全な中華料理といってよいだろう。少なくとも、俗に言うところの "アメリカンチャイニーズ" や "カリフォルニアチャイニーズ" もしくは "オリエンタル無国籍料理" などと比べるとかなり中華料理の本流に近い。
 では 「中華料理のどの流派か?」 となると、それに関しては特にこだわっていないようだ。つまり北京料理、広東料理、四川料理、何でも良い部分は取り入れているとのこと。Chiang 氏の出身地のことを考えると上海料理の影響を受けているのではないかとも思われるが、生まれてすぐに東京に渡ったってしまったとのことで、特に上海料理に対するこだわりはないらしい。ひょっとすると Chiang 氏のテイストには和食の血が流れているのかもしれない。その証拠にどの料理も日本人の口に良く合う。

 この店の自慢は "お好みソース" だ。春巻き、ギョーザ、シューマイなどに付けるいわゆる中華料理独特のソースだが、辛さの好みに応じてウェイターが客のテーブルの前で調合してくれる。調合といっても加えるラー油やマスタードの量を加減するだけなのでどうということはないが (自分でやった方がよい、という者もいるだろう)、それ自体がこの店の重要なセールスポイントとなっているようなので、その調合作業は儀式だと思ってとりあえず快く受け入れよう。

 メニューとしてはナスの油炒め、エビのチリソースなど日本人になじみのあるアイテムから、クンパオチッキン、ムーシューポークまで、ひと通りの中華の定番アイテムはそろっている。ただ、ヤキソバ、付け麺、ビーフンなど、ヌードル系のメニューもいくつか存在しているものの、東洋人にズルズルと音を立てて食べられては困るからか、なぜかスープ&ヌードル (いわゆる日本でいうところのラーメンの類) だけはほとんど存在しない。したがってこの店にラーメンを求めて駆け込んでも目的を果たすとはできない。
 なお、ライス (中華料理特有のパサパサした長粒米) は無料で付いて来るが、お茶は有料 (おかわりは自由) だということを覚えておこう。(お茶の料金は Menu-5 を参照のこと)

以下は料理の一例。 (説明をクリックすると写真が表示されます)

[Photo-4] 日本人の口にも良く合う味付けの DAN DAN NOODLES
[Photo-5] メインディッシュにしてもよいほど価値あるアペタイザー
[Photo-6] "STEAMED FISH OF THE DAY" (本日のお魚) は味付け抜群のハリバット
[Photo-7] これは激安だが、料理というよりもコメの代わりに食べる主食といった感じ
[Photo-8] この店で数少ない "頼んではいけないアイテム" がこの "万里の長城ケーキ"
[Photo-9] 最後はアメリカのチャイニーズレストランの定番 "フォーチュンクッキー"

 この店は総じていつも混んでいる。近隣のホテルに入居する中華料理店に比べると 2〜3割は安く、味と価格のバランスを考えると当然のことかもしれない。したがって曜日や時間帯にもよるが、多くの場合は行ったその場で入店できない。受付に名前を残し順番を待つことになるが、待っている間にカジノで遊んでもらおうという魂胆か、無線による呼び出し機を手渡される。これはタバコの箱をやや小さくした程度の無線バイブレーターで、呼び出されるとポケットの中などで振動するようになっている。ちなみに目の前はカジノでスロットマシンがずらりと並んでいる。

 中華料理というと仲間を誘って団体で行きたくなるが、場所が観光地と言うこともあり、カップルなど少人数の客が目立つ。二人で行くことに特にためらいを感じることもないだろう。なお、この店には 10人程度が入れる団体向けの個室や、カーテンで仕切ることができるブース席もあるので、パーティーなどにも使えそうだ。小さな子供同伴の入店も特に問題はない。
 場所はプラネットハリウッドホテルのカジノフロア内。位置的にはかなりストリップ側にあり、ストリップの歩道側からも入店できるようになっている。ちなみにこの店にはストリップに面したバルコニー席もある。季節がよければこのバルコニー席で通行人を眺めながら食事を楽しむのもよいだろう。
 なお、現在プラネットハリウッドホテルのストリップ側の歩道で大改造工事が行われているため、P.F. CHANG'S もその工事期間中はなんらかの影響を受ける可能性がある。


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