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COLD STONE CREAMERY



  店  名 COLD STONE CREAMERY   最寄のホテル エクスカリバーホテル内
  ジャンル アイスクリーム専門店 (ファーストフード店)
  住  所 3850 LAS VEGAS BLVD.   電   話 702 - 309 - 3850
  行 き 方 カジノフロアの上の階にあるレストラン街の中。
  営業時間 午前11時から深夜12時
  予  算   オシャレ度
  話 題 性   接待利用
  子連れ利用   高齢者味覚度
  予約必要度   M V P

 全米に 1350店以上 (2007年 1月時点) あるアイスクリームのファーストフード店。1号店 (アリゾナ州テンペ市) こそ 1988年にオープンしているものの、これほどまでに店舗が増えたのは 2000年に入ってからのこと。つまり、長らく無名の存在で、2002年にやっと 500店達成というから、かなり新しいチェーン店 (ほとんどはフランチャイズ店) といってよいだろう。ちなみに 2005年から日本にも進出しているが、六本木ヒルズなど首都圏が中心で、まだ全国規模には展開していない。ラスベガス市内には約 20店、その内の一店が観光客でもアクセス可能なエクスカリバーホテル内にある。

 この店が急成長している理由は何か。それは、自分だけのオリジナルフレーバーが作れることと、店の名前にもなっている "凍った石" だ。
 店内には 10種類以上のフレーバーのアイスクリームが並び、これに好きな "具" を選んで混ぜ、オリジナルアイスが作れるようになっている。そしてその混ぜ合わの作業をやる場所が凍った石だ。
 客からも見える位置に備えられたその石は長いまな板のような形になっており、常時マイナス 9度に保たれているという。特別に開発されたこの石のおかげで、アイスクリームを溶かすことなく、具を混ぜ込むことができる、というわけだ。(写真左下)

 この Mix-In と呼ばれる具は、なんと 38種類。Almonds、Macadamias などのナッツ類、Caramel、Fudge などのソース類、Strawberries、Blueberries といったフルーツ類から、Snickers、Kit Kat などの既存の菓子類、さらにはグミやチューインガムまでが揃っている。
 1種類の具でシンプルに決めてもよいし、複数の具で市販のアイスクリームではあり得ないような、複雑な味を追求するのもよいが、とにかく組み合わせは無限大だ。ちなみに同店スタッフによると、過去最多の Mix-In を入れた客は 7種を選んだそうだが、「何種類混ぜても自由。混ぜろと言われれば、全種類を混ぜることもできる」 とのこと。ちなみに具として用意されているアイテムは以下の通り。

 Butterfinger / Chocolate Chips / Crunch Bar / Gummi Bears / Heath / Kit Kat / M&M's / Reese's Peanut Butter Cup / Snickers / Sprinkles / White Chocolate Chips / Macadamias / Pecan Pralines / Pecans / Roasted or Sliced Almonds / Walnuts / Apple Pie Filling / Banana / Black Cherries / Blackberries / Blueberries / Cherry Pie Filling / Coconut / Pineapple / Raspberries / Strawberries / Brownies / OREO Cookies / Graham Cracker Pie Crust / Yellow Cake / Caramel / Cinnamon / Fudge / Honey / Marshmallows / Peanut Butter / Whipped Topping / Cookie Dough

 ベースとなるアイスクリームのフレーバーと具、サイズ (大・中・小) を伝えると、店員が凍った石の上でアイスクリームに具をミックスしてくれる。両手に大きなスプーンを持ち、慣れた手つきで具をクリームに混ぜ込んでいく様子は見ているだけでも楽しい。まんべんなく具が混じると、オリジナルフレーバーアイスの出来上がりだ。
 面白いのは Snickers や Kit Kat など、市販のキャンディーバーまで加えられるところだ。フルーツやナッツの入ったアイスクリームはどこでも見られるが、チョコレートバーをバリバリ砕きながらアイスに混ぜ込むというのは、アメリカ人ならではの発想だろう。スプーンを持つ手にひねりをきかせ、ぐいっ、ぐいっ、バリッ、バリッと、キャンディーバーを跡形もなく無残に粉々にし、クリームに混ぜ込んでいる様子を見ていると、「Snickers のメーカーがこの光景を見たら、嘆き悲しむのでは?」 と心配になるほどだが (もちろん、メーカーにしてみれば同社のお陰で売上が伸びて大喜びしているはず)、ともかく、アイスクリームになめらかな舌触りを追求する者なら、「邪道だっ!」 と怒り出しかねない光景だ。

 さて、肝心の味だが、それはもちろん選んだフレーバー次第、ということになる。もちろんアイスクリームそのものは、乳脂肪分をたっぷり含んだリッチなもので、舌触りもなめらかで美味い。
 ただ、砂糖の量はアメリカ人の味覚に合わせているのか、日本人の中には 「甘すぎる」 と感じる者も少なくない。さっぱり味が好みなら、チョコレート系やチョコレートソース、キャラメルなどのゴテゴテした具は避け、フルーツ系、ナッツ系でライトにまとめるのが得策だろう。
 また、同店はコーン (Cone) も美味だ。ワッフルコーンを毎日、店内で焼いているという。チョコレートにディップし、ココナツフレークやナッツをまぶした豪華版 (写真右上) もある。

 ずらりと並んだアイスクリームと具を前に、「どれとどれを組み合わせたらいいのかわからない」 と呆然としてしまう者もいるだろう。そんな人のために、お薦めのコンビネーション 「Cold Stone Originals」 も用意されている。同店が独自に開発し、事前にテストされたレシピなので、これならまず間違いはない。冒険するのは怖い、という者にお薦めだ。
 ちなみに、取材班が試してみたのはこのなかのひとつ、Banana Caramel Crunch。フレンチバニラアイスクリームに生のバナナ、アーモンド、キャラメルソースを混ぜたものだが、アイスクリームとトロトロっとしたバナナの舌触りが面白く、なかなかの味だった。参考までに Cold Stone Originals は以下の通り (これはすべてではなく一部)。

■ Coffee Lovers Only
アイスクリーム: Coffee Ice Cream
Mix-In: Roasted Almonds、Heath Bar、Caramel

■ Berry Berry Berry Good
アイスクリーム: Sweet Cream Ice Cream
Mix-In: Raspberries、Strawberries、Blueberries

■ Founder’s Favorite
アイスクリーム: Sweet Cream Ice Cream
Mix-In: Pecans、Brownie、Fudge、Caramel

■ Strawberry Shortcake Serenade
アイスクリーム: Sweet Cream Ice Cream
Mix-In: Strawberries、Sponge Cake、Whipped Topping

■ Banana Caramel Crunch
アイスクリーム: French Vanilla Ice Cream
Mix-In: Roasted Almonds、Banana、Caramel

■ Germanchokolatekake
アイスクリーム: Chocolate Ice Cream
Mix-In: Pecans、Coconut、Brownie、Caramel

■ Mud Pie Mojo
アイスクリーム: Coffee Ice Cream
Mix-In: Oreo、Peanut Butter、Roasted Almonds、Fudge、Whipped Topping

■ Caramel Turtle Temptation
アイスクリーム: Sweet Cream Ice Cream
Mix-In: Pecans、Fudge、Caramel

 さて、値段だが、小 $3.59、中 $4.09、大 $4.59 (いずれもアイスクリームと Mix-In 1種を含む) と、アイスクリームの相場からするとやや高め。追加の Mix-In は 1種 $0.59 なので、あれこれ入れていくと、あっという間に $6、$7 になってしまう。
 ただし、量はかなり多いので、一般的な日本人なら小で十分だろう。中や大を頼んで二人でひとつとのいうのもよいかもしれない。ちなみにコーンはプレーンタイプが $0.59、チョコレートがけが $1.19 となっている。(コーンを使わない場合は紙製のカップに入ってくる)

 噂通り取材当日も行列ができていた Cold Stone。アイスクリームに甘いファッジソースをたっぷりかけて食べるのが好きなアメリカ人には受け入られたようだが、味にうるさい日本人は、このアメリカンなアイスクリームにどんな判定を下すだろうか。
 場所はエクスカリバーホテルのカジノフロアの上にあるレストラン街。ちなみにとなりは、かつてこの週刊ニュース第228号で取り上げた人気ドーナツ店 KRISPY KREME。営業時間は午前 11時から深夜 12時 (ドーナツ店と違い早朝はオープンしていないので注意)。



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