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ミスターベガスのナイトクラブ分析


 人気のナイトクラブへ入店することは簡単ではない。また、簡単に入店するためには数百ドルの出費が必要だ。その出費がイヤであれば、1時間も2時間も列に並ばされることになる。たとえ店内がガラガラにすいていても。
 そのへんのシステムや裏事情に関しては、週刊ラスベガスニュース 495号に掲載してあるので、興味がある者はその バックナンバー (←クリックでその 495号を表示) を参照して頂くとして 、このページでは、最近エスカレートしてきている 「テーブル料金」 (またはボトル料金) の高騰およびそれに伴う注意、それと人気店と不人気店の二極分化について述べてみたい。
( 「テーブル料金」 の意味がわからない場合は、上記バックナンバーを先に読んだ方がよい)

 人気店でのテーブル料金の相場が高騰している。かつてはテーブル料金自体が存在していないか、もしくは存在していても 200ドル以下が常識だったが、今では 「400ドルは当たり前、700ドル以上も珍しくない」 といった状況だ。
 もちろんテーブルを買わなくても入店できるし、「銀座の高級クラブなどでも、その程度の出費は必要」 と言われてしまえばそれまでだが、一般庶民の金銭感覚からかけ離れた数字であることだけはたしかだろう。
 また驚くべきことに、その料金の高さだけではなく、売れ行きもすごいというから恐れ入る。人気店では全テーブルがすぐに完売になるばかりか、数週間先まで売り切れになるらしい。
 まるで日本のバブル時代を彷彿とさせる現象だが、とにかくそれだけ高い買い物なので、後悔しないように十分研究してから買って欲しい。また、店内ではそれなりの英会話力が必要になるので (ボトルのオーダーばかりか、担当ホステスがひっきりなしにサービスしてくれるので常に会話が必要)、ある程度自信がある者以外は、テーブル買いには手を出さない方がよいかもしれない。店内は大音量のサウンドが響き渡っており、ただでさえ相手が言っていることを聞き取るのがむずかしい。さらにチップの渡し方など、ある程度スマートな振る舞いも求められる。
 せっかくの高価な買い物も、現場スタッフと意思の疎通ができなければ楽しさは半減、いや激減してしまうので、クラブ初心者は、とりあえず並ぶことを覚悟でテーブル無しでの入店をおすすめしたい。

 次ぎに二極分化についてだが、「勝ち組」 と 「負け組」 がかなりハッキリしてきている。ようするに、客の入りが多い店と少ない店、その差が広がってきているということ。
 この両者の差はいろいろな部分で影響が出て来るわけだが、なにがなんでも勝ち組の店の方がよいとは限らないので、自分の状況や目的に応じてうまく使い分けるようにするとよいだろう。
 たとえば、テーブル料金などは当然のことながら勝ち組の方が高く、負け組は安い。待ち時間は前者が長く、後者は短い。ゆっくりくつろげないほど店内がごった返しているのも勝ち組の欠点で、また、トイレが行列だったり、ビール 1本買うのに時間がかかったりするのも勝ち組に見られる傾向だ。
 ということで、「どうしても人気店の熱狂ぶりを見てみたい」 という場合は別にして、「ラスベガスのナイトクラブを時間的にも料金的にも軽い負担でサラリと楽しみたい」 という者は負け組の店で十分だろう。
 さて気になる具体的な店名だが、勝ち組の筆頭はとりあえず現時点では TAO と PURE で、これに続くのが TRYST と JET といったところか。Ghost Bar、Tangerine、Studio-54 なども人気が高く、Light もまだまだあなどれない。2006年 10月にパームスにオープンした MOON は注目店ではあるが、まだ新しすぎるので、評価が落ち着くまでにはしばらく時間がかかりそうだ。
 負け組についてだが、ラスベガス全体で見れば数的に決して少なくないものの、このサイトでミスベガスがレポートしている個別店の中には、ハッキリ負け組と断定できるような店はほとんどない。つまり掲載している店は、勝ち組か、もしくは勝ちと負けの中間的なポジションの店、ということになる。
 そのようなわけで、ここで紹介している店には 「大ハズレ」 の店は無いと考えてよいが、具体的にどこの店へ行くかは、ミスベガスのコメントなどを参考にしながら、慎重に選択して頂ければ幸だ。特にテーブルを買うとなると、決して安い買い物ではないので、後悔することの無いよう十分に研究してから買って頂きたい。

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