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Coyote Ugly / コヨーテ・アグリー




  店名 Coyote Ugly / コヨーテ・アグリー   ホテル New York, NY
  営業時間 毎日 6:00pm - 4:00am   電話 702 - 740 - 6969
  入場料金 6:00pm〜9:00pm は無料
9:00pm 以降は $10
  テーブル料金 テーブルはない
  音楽のカテゴリー トップ40   ドリンク料金 ビール $6 〜
  平均待ち時間 0〜30分   評価
  セレブ客 なし

 タイラ・バンクスらが出演して映画にもなった「コヨーテ・アグリー」。店の名前を聞いて、まず映画を思い浮かべる人も多いかも。
 ただし、映画の舞台となったのはニューヨーク・ニューヨークホテル内のこの店ではなく、ホンモノのニューヨークのイーストビレッジにあるオリジナル店。ワイルドでセクシーな女性バーテンダーが派手なパフォーマンスをすることで有 名になり、遂にはこの店を舞台にした映画(ストーリーはフィクション)までできてしまった、というわけ。
 2000年に公開された映画は大ヒット。ラスベガス店はその翌年、映画で一気に世界的に有名になったバーの姉妹店を作ればお客さんがたくさん来るはず、という、ちょっぴりあざとい目論見のもとに誕生した。

 というわけで、映画の撮影がこの店で行われた、という一部でまことしやかに流れている噂は事実無根のガセねた。なかには、「ここに来ればゾーイやリル、レイチェル (いずれも映画の登場人物) に会える!」 と思い込んでいる、かなりおめでたい人もいるようだけれど (実際、ニューヨークの本店には映画の登場人物に会いに来る人もいっぱいいるとか)、そんなことトーゼンあるわけなし。
 この店はあくまで映画の世界を再現した、というもので (出演者は抜きで)、それ以上でもそれ以下でもないのだ。

 インテリアのコンセプトはウエスタン。古い車のナンバープレートやブラジャーがあちこちに飾られ、ワイルドな雰囲気たっぷり。
 長〜いバーカウンターの上では、「コヨーテ」 と呼ばれるセクシーな女性ダンサーが踊ってる。この店の最大のウリはずばり彼女たち。ウエスタンブーツでワイルドにキメたダンサーはみんな映画の出演者ほどのレベルではもちろんないけ れど、それなりにかっこいいしお色気もたっぷり。
 ちなみに、グランドオープニングに先立ちコヨーテ採用試験をしたときには、なんと 1000人以上の女の子が殺到して、てんやわんやの大騒ぎになったとか。
 だけど、それも遠い昔のお話。オープンから既に 5年近く経ち、映画も忘れ去られようとしている今、このポジションにかつてほどの人気がないことは容易に想像がついちゃうわけで、となると、トーゼン、コヨーテちゃんのレベルも著しくダウンしているってことになる。
 というわけで、彼女たちに対する過度の期待は禁物だけど、まあ、そこらを歩いている普通の女の子に比べれば、かなりいい線いってることは確かだから安心してね。
 それから、ニューヨークの本店は、コヨーテちゃんたちが口から火を吹いたり、バーカウンターに火をつけたり(!)する、という派手なパフォーマンスが有名なのだけれど、安全対策上のためなのか、残念ながらそこまで過激な演出はなし。

 入り口左手には小さなお立ち台もあり、ここはお客さんが踊っても可 (ただし女性のみ)。取材時にも、「ヒューッ」なんていいながら、次々と素人女性がお立ち台へ移動、どっちゃり集まった男性たちの視線を浴びながら、楽しそうに踊ってた。

 この店には椅子が一切なく、全員立ったまま飲む、というスタイル。ボトルを買ってテーブル予約、なんてことはしたくてもできない、というわけ。
 お立ち台という踊るスペースはあるものの、女性専用だからクラブとはちょっと違うし、広報資料では 「ダンスサルーン」 ということになっているけれど、まあ単なるバー、と理解したほうが無難かも。

 と、ここまで読んでいただければ想像ついちゃうように、お客さんのほとんどは男性客。年齢層は 30〜50代といった感じで幅広いのだけれど、すべての目線は見事にコヨーテと素人女性のお立ち台ダンスに集中してる。服装は今回紹介した店のなかでもっともカジュアルで、本来、ナイトスポットでは厳禁! なはずの短パン&サンダル姿の男性客も多数。女の子もお洒落をしている人はほとんどいなくて、Tシャツ、タンクトップにショートパンツ、またはデニムミニっていうのが主流スタイル。というわけで、お洒落をして出かけたい、という人にははっきりいって不向き。

 椅子はないし、店は狭いし、ってんで、「女の子が踊ってるのは何時間見てても飽きない」 という一部の男性以外には、長居がオススメできる場所じゃない。カップルで行くのもどうかと思うし、ましてや女の子同士で行くのはオススメできない。映画も記憶のはるかかなたに過ぎ去ってしまった今、この店の使い道としては、男同士で軽く食後に一杯、ってなところかな。


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