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PLAYERS CARD


 プレーヤーズカードとは、各カジノホテルが、航空会社のマイレージカードや家電量販店などのポイントカードと同様、その顧客のカジノでのプレー実績に対して、各種割引や特典、さらにはキャッシュバックなど、さまざまな還元サービスをおこなうために発行しているカードのこと。
 それぞれ個々のカジノホテルでは、そのプレーヤーズカードに独自の名称を付けており、たとえば、MGM Resorts 社系のカジノホテルでは「M life Card」、Caesars Entertainment 社系のカジノでは「TOTAL REWARDS CARD」という名前を付けて利用客に発行している。
 カードの取得は簡単で、各カジノホテルのカジノフロア内にある専用窓口に出向き、簡単な用紙に必要事項を記入し、写真付き身分証明(一般の観光客はパスポート)を提示すれば、その場で発行してもらえる。もちろん手数料や年会費などは一切ない。

 利用方法は簡単で特にむずかしいことはない。スロットマシンなどをプレーする際、そのマシンに用意されている差込口にカードを挿入しプレーする。プレーしている間の投入金額やプレー回数などが記録され、ポイントとして貯まっていく。プレー終了時は抜き取ることを忘れる者が多いので注意するようにしたい。
 ブラックジャック、ルーレット、バカラなどのテーブルゲームをプレーする際は、プレー開始時に現場のディーラーにカードを提示する。退席時に、ディーラーもしくはピットボスと呼ばれる現場の責任者が、平均的な賭け金やプレー時間を端末機器に入力してくれる。

 これまで長い間、このプレーヤーズカードは、カジノでのプレーだけが対象だったが、最近は宿泊や館内のショップなどでの利用もポイント加算の対象になってきている。
 さらに、レストランやナイトショーなどにおいて、「プレーヤーズカードを提示すれば2割引」といったサービスもときどき見かけるので、カジノでプレーしない者でも、とりあえず取得しておいて損はない。

 現在のラスベガスのカジノホテル業界は、前述の MGM 社と Caesars 社が市場を寡占しており、この両社でストリップ大通り地区の大型カジノホテルの約80%の市場シェアをにぎっている。
 ちなみに MGM社は、MGMグランド、ベラージオ、アリア、ミラージ、マンダレイベイ、ラクソー、エクスカリバー、ニューヨークニューヨーク、モンテカルロ、ジ・ホテル、ヴィダラを運営。(ヴィダラにはカジノがないが、宿泊などでポイントが貯まる。サーカスサーカスはMGM社のホテルではあるが、ポイント加算の対象外)
 Caesars 社は、シーザーズパレス、パリス、バリーズ、プラネットハリウッド、フラミンゴ、ハラーズ、インペリアルパレス、リオを運営。
 (両社ともに、ラスベガス以外の地区にもカジノを所有しており、そこでも同じカードが使える場合が多い)

 したがって、今後もラスベガスを継続的に訪問する予定の者は、複数のカジノで利用可能な共通カードを発行しているこれら2大グループのホテルに宿泊したほうがポイントを貯めるチャンスが広がることになるが、貯まったポイントの有効期限はそれほど長くないので(6ヶ月から1年程度に設定されていることが多い)、毎年ラスベガス(もしくは、系列ホテルが存在している他のカジノ都市)を訪れる予定がない者にとっては、系列カジノがどれだけあるかなどはもちろんのこと、プレーヤーズカードを作ること自体、あまり気にしても意味が無いことになる。


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