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CREDIT LINE


 カジノに限らず銀行などでも広く使われている言葉で、与信枠のこと。つまり、どれだけ相手に金銭的な信用を与えることができるか (金を貸すことができるか) を示す数値。借りる側から見れば、「どれだけ自分はお金を借りることができるか」 ということになり、この数値が大きいほど、返済能力が高いことを意味する。
 したがって、カジノでクレジットラインといえば、カジノ側がその者にいくらまで信用でお金を貸せるか、の上限額のことになる。
 昔から小切手やクレジットカードが普及しているアメリカでは多額の現金を持ち歩く習慣がほとんどないため、大金を賭けるギャンブラーのほとんどがこのクレジットラインをホテル側に設定してもらいプレーしている。
 クレジットラインの設定においては、ホテル側はその申請者 (プレーヤー) の職業、収入、預金残高、過去の経済的な経歴などを慎重に調べ、経済的な信用が十分と判断された場合にのみクレジットラインが設定される。信用度に応じて金額が決まり、たとえば 10万ドルが設定された場合、その者は現金を持ち歩くことなく、現場 (ブラックジャック、バカラ、クラップス、ルーレットなどのテーブル) においてサイン一つで 10万ドルまでカジノチップを受け取ることができる。勝った場合は、その場で借りた額をディーラーに返却し、差額はキャッシャーで現金化して持ち帰ることができる。負けた場合は 1週間後ぐらいに請求書が自宅あてに郵送されてくるので、小切手を送るなり送金するなりしてホテル側に借りた分を支払う。
 なお、一般の日本人観光客など、アメリカ国外に住む者の場合、個人信用データがアメリカの信用調査機関にないため、簡単にはクレジットラインを設定してもらえない。したがって、アメリカ国外に住む者で、なおかつ高額の現金を持ち歩きたくない高額ギャンブラーの場合は、「フロントマネー」 をすることになる。 (フロントマネーに関しては別項を参照のこと)


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