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CONDO-HOTEL


 コンドホテルのコンドとは、コンドミニアム、つまり日本でいうところのマンションのこと。
 しかし、ラスベガスのような観光地のコンドミニアムの場合、そこに住むための住居として買う者は少数派で、大多数のオーナーは別荘として買うか、将来の値上がりを期待して投資目的で購入する。
 結局オーナーがその物件を使用するのは、多くても年に数回程度で、大半の期間は空室ということになる。
 それではもったいない、ということで、オーナーが使用していない期間、管理会社がホテルとして一般の観光客などにレンタルし、そこで計上された売り上げ(宿泊費)をオーナーと管理会社が分け合う、というのがコンドホテルの概念だ。
 したがってコンドホテルには、フロントロビー、プール、レストラン、受付スタッフ、ルームキーピングなど、ホテルと同等な施設や人材が備わっており、見た目だけではホテルと区別が付きにくい。
 「個人が所有する部屋を借りるわけだから、家具などに当たりハズレがあるのでは」 と思われがちだが、そのような心配は一般的には必要ない。
 なぜなら、ホテルとして貸し出す可能性があるという前提でその物件を購入したオーナーは、管理会社側との間で結ばされる契約により、家具や調度品の選択において個人の自由がかなり制限されているからだ。つまり、ベッド、ソファー、テレビなどはもちろんのこと、絵画や置物などの小物に関しても、あらかじめ指定されたもの以外を置くことはできない。(ホテルとして貸し出すことを前提としていない場合はその限りではない)
 したがって、オーナー個人の存在を感じさせるような私物は室内に一切なく、普通のホテルと同じ感覚で利用できるようになっている。もちろんシャンプー、コンディショナー、ローション、石鹸などの消耗備品やタオルなどに関しても一般のホテルとまったく同じように補給され、そしてなにより、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、トースターなどはもちろんのこと、皿、ナイフ、フォークなども自由に使えるので、一般のホテルの客室に比べ格段に利便性が高い。宿泊料金は高級ホテルの一般の部屋の2倍程度が相場。
 ラスベガスではトランプタワー、MGMグランドホテルに隣接する MGMシグネチャー、パームスホテルに隣接するパームスパレスなどが代表的なコンドホテル。


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