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キャッシング


 「キャッシング」と言っても日本のそれとは少々異なる。
 日本では、クレジットカードで現金を借りる融資のような取引を意味することが多いが、ここで説明するキャッシングは、いかにもラスベガスらしい特殊な取引のことで、なんとカジノ内では 「クレジットカードで現金を買う」 ことができる。

 カジノのキャッシャー近くには必ず ATMカードで現金引き出すための ATMが設置されているが、そのすぐ脇に "Quik Cash"、"Game Cash" などと書かれたいわゆるキャッシングマシン(見かけは小さな ATM のような感じ)が置かれていることが多い。それがクレジットカードで現金を引き出せるマシンだ。

 所持金をスッカラカンにすってしまい、さらになんらかの理由で ATMカードで現金を引き出せない状態にある人にとっては大変便利なマシンだが、意思の弱い者にとってはこれほど危険極まりないものはない。銀行口座に残高が無くてもクレジットカードの「ご利用限度額」まで現金を引き出すことができてしまうからだ。

 こんな危険きわまりないマシンの利用方法など説明しないほうがよいかもしれないが、これを利用したことにより「それまでの負けを取り返して大逆転に成功!」などということも無きにしもあらずなので(ほとんどないだろうが)、とりあえず簡単に触れておこう。

 手順としては、このマシンに自分のクレジットカード(JCB もOK)の磁気ストライプの部分を読み取らせ、画面の指示に従って引き出したい額を入力する。画面に、 「しばらくしたらキャッシャーの窓口に行け」 というような内容の指示(もちろん英語)が出たらそのマシンによる操作はそれですべて終了だ。
 10分ほど待ってからキャッシャーの窓口へ行くと伝票と現金が用意されているので、名前を名乗りパスポートなどの身分証明を見せて伝票にサインすればそれですべての作業は終わりとなる。あとはカジノでそれまでの負け分を取り返すだけだ。(マシンによっては、手順が多少異なることもある)

 なお、この Quik Cash 利用のコツとして(こんなもののコツを覚えても仕方がないが)、何度もこまめに引き出すぐらいであれば一度にまとめて引き出したほうが得になる。それは手数料の率が金額に応じて異なっており、金額が小さいほど率が高く設定されているからだ。
 ちなみに右の写真(クリックで拡大、2015年10月撮影)および下のリストがその手数料。小額の引き出しに対する手数料がいかに高いかが読み取れる。
 500ドルを4回引き出すと、その手数料は $33.75 x 4 = $135、2000ドルを一度で引き出せば $89.75 だ。というわけで、なるべくならば一度にたくさん引き出したほうが得ということになる。
 そうは言っても多くの者は引き出した分をすべて使ってしまう(負けてしまう)ので、少々手数料が高くてもこまめに引き出した方が結果的には得だった、なんていうこともあるかもしれない。とにかくこの種のキャッシングマシンにはあまり近寄らないことに限る。

Quik Cash の手数料  <2015年10月 調べ>
       引 出 金 額 手 数 料  
$0  〜$50$9.99  
$51  〜$100$12.75  
$101  〜$200$19.00  
$201  〜$300$24.50  
$301  〜$400$29.75  
$401  〜$500$33.75  
$501  〜$600$39.50  
$601  〜$700$43.50  
$701  〜$800$47.50  
$801  〜$900$52.25  
$901  〜$1,000$56.50  
$1,001  〜$1,500$72.50  
$1,501  〜$2,000$89.75  
$2,001  〜$2,500$108.00  
$2,501  〜$4,000$121.50  
$4,001  〜$4,999$140.00  
$5,000  〜以上3%  


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