週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1999年8月11日号
Lake Las Vegas Resort “South Shore”
 今週はラスベガスで最もリッチな超高級リゾート地 Lake Las Vegas Resort 内にあるゴージャスなゴルフコース “South Shore” を紹介したい。
 
 まずゴルフコースの説明の前に Lake Las Vegas Resort そのものについて簡単に触れておこう。
 場所はラスベガスの主要ホテルがあるストリップ地区から南東方向へ約 25 km、車で 30分程度の位置だ。ミード湖の東端からわずか数キロの地点で、かの有名なフーバーダムからもそう遠くない。
 
 小高い山々に囲まれた大自然の荒野を切り開いて造られたこの Lake Las Vegas Resort 内には、広大な人造湖を中心にヨットハーバー、ゴルフコース、ホテル、別荘などが建ち並ぶ。12月にはこの一大リゾートの中心的存在となるハイアットリージェンシーホテルが完成するという。
 その広さと、周囲が荒野で地理的に孤立しているということもあり、もはやひとつの都市を形成しているかのような存在だ。現在でも着々と開発が続けられており、観光客のみならず、その世界屈指のリゾート開発をひと目見ようとする都市開発関連業者や土木関係者らの視察訪問も絶えないという。
 
 さてゴルフに話を戻すと、この Lake Las Vegas Resort 内には現在 2つのゴルフコースが存在している。湖の北側の平坦なエリアにパブリックコース Reflection Bay、そして南側の丘陵地帯に South Shore がある。どちらもジャックニクラスの設計だ。
 今回紹介する South Shore はこのリゾート内に別荘を持つ住民を中心としたメンバー制になっており、原則としてビジターのプレーはメンバーの同伴が条件だ (ただし観光客もプレー可能。詳しくはこのあとに)。
 
 コースは非常にすばらしい。管理が良いのかプレーヤーが少ないのか、そのコースコンディションも雰囲気も一般のパブリックコースとは完全に一線を画している。ちなみに取材ラウンドは混んでいるはずの週末に行われたが、コース内で遭遇した他のプレーヤーはわずか 2組だけだった。この地に超高級別荘を持つほどの金持ちは暑いこの季節にわざわざゴルフをしないということか。それともこの地に住んでいないのか。とにかく異常なまでにすいていた。
 
 個々のホールの美しさもさることながら、この South Shore コースは対岸の Reflection Bay コースと異なり小高い丘陵地帯にあるため Lake Las Vegas Resort 全体を見渡すことができ景色が非常にすばらしい。眼下に広がる高級別荘群、湖畔に建つ完成間近のハイアットリージェンシー、そして背後のそびえる砂漠の山々、日本では見られない絶景に見とれているとスコアの悪さもついつい忘れてしまう 【写真クリック】。
 
 戦略的には簡単すぎもせず難しすぎもせず “ちょうどよい” といったところだろうか。距離はホワイトティーから 6204ヤード、ブルーからでも 6524ヤードと、アメリカのコースとしては特に長い方ではない。ラフもそれほど深くなく、一見やさしそうに見えるが、バンカーと池がかなり効いている。また、16番、17番はこのコースの名物 “断崖絶壁越え” となっており 【写真クリック)】、終盤のドラマの舞台としては最高の演出だ。対岸のハイアットリージェンシーに向かって打ち下ろす 18番ショートホールの景色も見逃せない 【写真クリック)】。
 なお現在のクラブハウスは仮施設となっており、近い将来正式なクラブハウスが完成する。その頃にはスタートの 1番ホールの位置が変わりホール順もすべて入れ替わるという。
 
 景色やコースの美しさやに隠れてしまいがちだが、この South Shore の最大の特徴は気温だろう。湖畔にあるためか、ラスベガス市内が摂氏 40度を超える猛暑でもこのコースが 35度を超えることはまずないという。湿度が低いためか 35度以下ならば蒸し暑い日本の夏よりははるかに快適だ。
 
 
ParBlack TeeBlue TeeWhite TeeRed Tee
YardRatingSlopeYardRatingSlopeYardRatingSlopeYardRatingSlope
72691772.8133652470.7130620469.2123483066.5110

 
 予約 & 料金
 メンバー制のためビジターの直接の予約は不可だが、South Shore のメンバーである Trans Group 社が一般向けに同コースのゴルフパッケージをオファーしているので観光客のプレーも可能だ。
 料金は平日、週末、季節などに関係なく一人 1ラウンド $360。アメリカの一般的感覚からすると異常に高い料金だが、誰でも簡単に回れないメンバーコースということを考えると仕方がないといったところか。なお、この料金にはプレー代、電動カート代、レンタルクラブ代、スタート前における練習場でのボール代、日本人ドライバーによる宿泊ホテルとコース間の往復の送迎など、すべてが含まれている。
 プレー希望者はラスベガス大全まで E-MAIL (tour@LVtaizen.com ) にて、「South Shore の予約フォームを送れ」 と書いて送ると、予約に必要な案内が E-MAIL にて返信されてくる。
 なお、シューズの底のスパイクはソフトスパイクのみで、金属スパイクでのプレーは不可となっている。
 
 休日
 ・ 毎週月曜日はクローズ
 ・ 9月 7日〜 9月 28日は芝の種まきシーズンのためクローズ



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