週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1999年8月4日号
24 時間オープンのお洒落なレストラン GLC
 良くも悪くも話題が尽きないベネシアンホテルだが、そのレストラン群の評価は総じて高い。特に 「世界中の料理をラスベガスに」 をテーマに 24 時間オープンしている GRAND LUX CAFE は日本人の口にも合うメニューが多いと評判だ。今週はこの GRAND LUX CAFE (以下 GLC ) を紹介してみたい。

 GLC の最大の特徴はなんといってもそのメニューの多さだろう。その数は 100 を超えるという。
 内容もバラエティーに富んでおり、メニューの最初のページに書いてある宣伝文句 “Unique Casual Global Cuisine” の通り、世界中の料理を独創的なおかつカジュアルにアレンジしたメニューが多数用意されている。イタリアン、フレンチ、地中海料理などの標準的なメニューはもちろんのこと、韓国風タコス、アジアンサラダ、モンゴル風ファフィータ、サーモンのみそ漬け、ツナハンバーガー、牛丼といった一風変わったメニューまである。
 これらはすべて試食済みメニューだが、どれも意外なほどおいしく、なぜか日本人の口にもよく合う。(上にある同店のロゴと、下のベネシアンホテルの写真をクリックすると一部のメニューおよびその値段が表示される)

 メニューの数と並んで忘れてはならない特徴が、一品ごとの量の多さだろう。とにかくそのすごい量にはだれもが驚いてしまう (特にパスタ類)。これはうれしい悲鳴ではあるが、いろいろな味を楽しめないという意味では欠点なのかもしれない。残すことを覚悟で多くのメニューを頼むのもよいが、ラスベガスのホテルには冷蔵庫がないのでテイクアウトだけはあまり考えない方がよいだろう (たまたまベネシアンの客室には冷蔵庫があるが...)。

 インテリアもカジュアルカフェとしては上等すぎるほど立派で、天然石を使った床材やメインダイニングルームの荘厳な室内空間は高級レストランも顔負けするほどだ。
 また、複数のセクションに分かれているところもすばらしい。入口付近のテラス風のセクション、それに隣接したバー、その左にあるこぢんまりしたブース席、さらにその奥の広くて荘厳なメインダイニングルームなど、気分や用途に応じて使い分けられるようになっているところがうれしい。

 デザート類 (メニュー) がこれまた豊富でチーズケーキだけでも 10種類ほどある。実はこの店、あのケーキが有名なレストランチエーン店 “チーズケーキファクトリー” の姉妹店なのだ。(チーズケーキファクトリーのラスベガス店はフォーラムショップス内にある)
 その他ご多分にもれずビールやコーヒー (メニュー) なども選ぶのに苦労するほど種類が豊富だ。なお、ドラフトビールを頼むと 16オンスグラスか 20オンスグラスかを聞かれる。50セントしか違わないので 20オンスグラスを頼んだ方が得だろう。

 場所はベネシアンホテルのカジノフロア内。営業時間は前述の通り 24時間オープン。
 ラスベガス広しといえども、味、規模、ロケーション、営業時間、インテリア、料金、これらすべての要素で合格点を付けられる店はそう多くはないが、この店はそんな数少ない “合格店” のひとつといってよいだろう。バフェィのあわただしさにうんざりした人や深夜まともな食事をしたくなった人などにはぜひお勧めだ。

 最後に、ラスベガス大全でレストランを採り上げると、必ずといってよいほどチップ不払い問題で店側に迷惑をかけラスベガス大全自体がトラブルに巻き込まれる。よほどサービスが悪くない限り、チップを忘れないでいただきたい。
(クレジットカードによるチップの支払い方法などがわからない人は、このラスベガス大全の 【基本情報】 セクション内の 「チップ」 の項などを参照のこと)


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