週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1998年10月7日号
Bellagio の噴水ショーがお披露目
 ここ数ヶ月間に渡り試運転が繰り返されてきた Bellagio ホテル (10月 15日開業予定) の噴水ショーが 10月 2日夜、最終テストを終え正式な 「完成版」 として報道陣の前に “お披露目デビュー” した。

 広大なコモ湖の横幅いっぱいに整然と配置されたハイテク噴射装置から、ライトアップ (カラフルな多色ライトではなく、おちついた白色ライトのみ) された噴水が夜空高く舞い上がると、沿道に集まった一般観光客はもちろんのこと、報道陣の間からも一斉に 「ウォー」 というどよめきが沸き上がった。
 噴水の高さ、水量、力強さ、動き、切り替わりの速さなど、どれをとっても他に類を見ないすばらしいもので、早くも 「文句無しのラスベガスナンバーワンアトラクション」 との呼び声が高い。  

 なお、今回のお披露目で使われた BGM はフランクシナトラがラスベガスに捧げた 「Luck be a Lady」 で、この曲はフリーモントエクスペリエンスの 11時のショーでも使われているラスベガスを象徴する名曲だ。
 取材に来ていた地元メディアの長老スタッフは 「このすばらしいアトラクションをぜひシナトラに見せてあげたかった」 と目頭を押さえながら語っていた。ちなみにシナトラはラスベガスに偉大なる功績を残し今年 5月に他界している。

 さて、10月 15日以降の開業後の上演スケジュールだが、Bellagio 広報部側のコメントがいまひとつハッキリしておらず、「夕方から 1時間おき」 という者もいれば、「昼から深夜まで 30分おき」 という者もいる。また、BGM のパターンに関しても、「7種類説」 から 「12種類説」 までまちまちで、どうも Bellagio 内部での情報が統一されていないようだ。

 いずれにせよ開業は間近で、この噴水ショーはもちろんのこと、限りなく暗黒に近いコモ湖の静寂と、それを取り囲む淡いオレンジ色にライトアップされた高級ショッピング街との絶妙なコントラストはあまりにも芸術的で、この地がラスベガス随一の観光名所となることはほぼ間違いないだろう。
 また、この Bellagio の完成により、ここ数年新フォーコーナーに奪われていた 「ラスベガスの中心地」 の座も、どうやら再び元祖フォーコーナーが取り戻しそうな勢いだ。ちなみに来年夏にはコモ湖の前にエッフェル塔と凱旋門が出現することになっている。





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