週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1998年8月19日号
STEVE WYRICK を観に行こう!
 “The Largest Magic in Las Vegas” こと、ダウンタウン地区の名物ショー Steve Wyrick World Class Magician が、去る 8月 12日、メディア関係者らを招いて 1周年記念特別公演を行った。
 これを機会に内容の一部を刷新するとともに、総責任者兼主役の Steve Wyrick 氏はラスベガス大全と単独記者会見を行い、ダウンタウン地区への日本人観光客の誘致の必要性などに関してラスベガス大全側と意見が一致し、今後ラスベガス大全との関係を強化しながら日本人観光客の誘致に積極的に取り組むことを約束した。
 その第一弾として、ショーの中に日本をテーマとしたマジックを導入していくなど早くも積極姿勢を示している。
 
 各種統計によると初めてラスベガスを訪れる日本人観光客の 98% はストリップ地区のホテルに滞在し、その内の約半数がタクシーなどを利用しダウンタウン地区を訪れているという。しかしダウンタウン地区にはフリーモントエクスペリエンス以外にこれといった日本人向けのアトラクションがなく、ストリップ地区から貴重な時間と交通費をかけて訪れる日本人観光客の期待にそえていないのが実状だった。
 事実日本人観光客のダウンタウン平均滞在時間は約 1時間といわれており、この数字はダウンタウン地区のビジネス関係者にとっても、高い交通費を払ってわざわざ訪れる観光客にとっても大変不本意なもので、以前から関係者の間で問題視されてきた。
 
 そこでこのたび本誌ラスベガス大全が以前から目を付けていた Steve Wyrick World Class Magician に白羽の矢を立てることになった。
 このショーはコメディーやトークそれにダンスや歌をまったく含まない 100% マジックだけのショーであり英語力をまったく必要としないばかりか、ショーの開演時間のタイミングとショーそのものの正味時間 (1時間 15分)の長さが、1時間に一度上演されるフリーモントエクスペリエンスの見学者にとって極めてタイミング的に都合がよく、観光スポットを短時間で忙しく駆け回る日本人観光客には最適のショーとなっている。
 
 たとえば 午後 10時上演のフリーモントエクスペリエンスを見学したあと 10:30PM開演の Steve Wyrick World Class Magician を観れば (11:45PMにはショーが終了)、12 時のフリーモントエクスペリエンスを再び見学できることになる。ちなみにフリーモントエクスペリエンスは上映時間によってその内容が異なるため 2回見ても飽きることがない。
 
 また Steve Wyrick World Class Magician は料金的にも非常にリーズナブルであるばかりかチケット入手も非常に簡単だ。さらに会場のスタイルがストリップ地区には見られない古き良き時代のダウンタウンの風情を残すサーカス小屋風になっており、そのような理由から本誌ではこのショーを 「日本人にお勧めのダウンタウンを代表する観光スポット」 と判断した次第である。

 
 日本人女性にも人気のある甘いマスクの彼はすでに地元メディアから 「第2のランスバートンか」 などと評されており、ショーが終了したあとなどはファンから取り囲まれることが多いが、サインや記念撮影などにはイヤな顔ひとつせず丁寧に応じてくれる。ラスベガス大全の読者が大挙して彼のショーに押し掛ければきっと彼も喜んでくれることだろう。フリーモントエクスペリエンス見学の際にはぜひ Steve Wyrick World Class Magician へも足を延ばしていただき彼を応援していただければ幸いである。
 (チケットの入手方法やショーの内容は 「ナイトショー」 セクションをご参照ください)  


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