週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1998年5月6日号
これが新ライオンの素顔だ!
 3月 25日付の本誌スポットニュースで 「MGMの新ライオン像の顔があまりにも情けない表情をしており不評」 と報じて以来、多くの読者から "その写真を見たい" とのリクエストを頂いた。このたび本誌撮影隊は以下の通りその拡大写真の撮影に成功したのでここに紹介したい。
 
 じつはこの新ライオン像の表情を高いクオリティーで撮影することは非常に困難極まりない作業だった。
 ライオンは現場の交差点(通称 "新フォーコーナー")の中心部を向いているわけだが、そこへは歩行者の進入が許されておらず(歩道部分と車道部分がフェンスで区切られており、歩行者はすべて歩道橋を利用するようになっている)、歩道橋から撮影するしかない状況だった。
 しかし歩道橋からでは角度的に顔の正面を捉えることができないばかりか、距離的に超望遠レンズ付きのデジカメでない限り顔の表情までを鮮明に撮影することはできない。交差点を通過中の車の中から撮影するという方法もあるが、角度が低すぎてこれまたうまくいかない。そんな苦労の末、やっとなんとか撮影できたのが本邦初公開のこの写真だが、さてその表情はいかがだろうか。
 
 とにかく MGM Grandホテルではこれまで親しまれてきた樹脂製のライオン像(写真左)を取り壊し、このブロンズ製のライオン像を新たに完成させたわけだが、その表情があまりにも情け無いとのことで評判は芳しくない。
 地元民の間からは早くも “3代目”の登場を期待する声も上がり始めており MGM側としても頭を抱えている。たしかに今回のライオンは今にも泣き出しそうな哀れな表情をしているばかりか、歯が抜けたようにも見えなくもない。百獣の王としての威厳も風格もまったくないというのが大方の感想ではないか。マンガ調だった前代のライオンにも風格はなかったが、それでもその顔には遊び心や楽しさが漂っておりそれなりに存在感があったような気がする。
 さて読者の皆さんはどちらのライオンがお好き? 感想はフォーラムまでどうぞ。


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