週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1997年4月9日号
MEGABUCKS、世界記録更新か?!
 超々高額配当で話題を独占しているPROGRESSIVE型スロットマシン(積立金方式でジャックポットの配当金が決まるスロットマシン)の花形機種“メガバックス”が、いま世界記録に挑戦しようとしている。


 ちなみにこれまでのスロットマシンの配当金の世界最高額は昨年1月ラスベガスヒルトンで飛び出した1190万ドル(約15億円)。
 それに対して97年4月1日現在のメガバックスのジャックポット金額は約1100万ドル(約13.7億円)となっている(写真。4月1日撮影)。

 もしこのまましばらく的中者が出ないと、日本人観光客でにぎわうゴールデンウィークには従来の記録1190万ドルを突破することは確実で、ひょっとすると日本人の手によって世界記録が破られる可能性も出てきた。

 このPROGRESSIVE型スロットマシンとは、同じタイプのスロットマシン数十台あるいは数百台をリンクさせ、それらすべてのマシンに刻々と投じられるコインの金額の何パーセントかを自動的に積み立てていき、誰かがどこかのマシンでジャックポット(オール7など、そのマシンの特賞)を出したらその者がその積立金のすべてをボーナスとして受け取るという方式のマシンのことだ。

 このPROGRESSIVE型スロットマシンには大きく分けて2つのタイプがあり、そのカジノ内のマシンだけをリンクさせた社内ネットワーク型と、不特定多数のカジノをリンクさせ第三者が管理運営する広域ネットワーク型がある。
 今回話題になっている「メガバックス」は後者のタイプで、ネバダ州内にある133ヶ所のカジノ施設の合計740台のスロットマシンがリンクされている。
 管理運営は業界ナンバーワンのIGT社がおこなっており、各カジノホテルに平均5台前後設置している。ちなみにこのメガバックスが一番多く設置されている場所はなんとラスベガス国際空港のロビーで、その数は28台となっている。

 なお、このメガバックスの場合、ジャックポットが出た後は500万ドルから積み立てがスタートすることになっている。つまり最低でも「500万ドルは保証」というわけだ。またジャックポット賞金は一括払いではなく、25年の分割払いとなっている。

 ちなみに、メガバックス以外の広域リンク型プログレッシブマシンとしては、「Dollars Deluxe」、「Quarter Mania」、「Quarter Deluxe」などが有名である。


バックナンバーリストへもどる