週刊ラスベガスニュース バックナンバー   1997年1月15日号
スロットマシンはダウンタウン地区の方が有利
 ラスベガスは大きく分けてストリップ地区とダウンタウン地区に分けることができる。一般に、ダウンタウンには庶民的な中規模ホテルが多く、ストリップ地区には豪華な大型ホテルが多い。
 ところが違いはそれだけではなく、両地区ではカジノルールにおいても多少異なる。最も典型的な例がブラックジャックにおけるディーラーの「ソフト17」のルールだ。ダウンタウンではヒットするが、ストリップではヒットしない。その他にも両地区では微妙な違いがあるが、意外と知られていないことにスロットマシンの払戻率がある。
 結論から先に言ってしまえば、スロットマシンに関する限り、ダウンタウン地区でプレーした方が客にとって有利だ。これは何も今に始まったことではなく、昔からそうなっている。

 ネバダ州の法律で、ラスベガスに存在するすべてのスロットマシンの売上データ(プレー記録)は州政府によって管理されているが(もちろん税収管理が目的)、以下の数字はそのネバダ州政府が発表した、ダウンタウン地区とストリップ地区における1996年8月1日から31日までの一ヶ月間の機種別設置台数とその平均払戻率である。
 これを見ればわかるように、どの機種においてもダウンタウン地区の方が有利になっている。ちなみに払戻率とは、マシンに投入されたコインに対する払い出しコインの比率だ。つまり「払戻率95%」と言えば、そのマシンに$100が投下されると、平均して$95が払い出されるということである。つまりこの数字が大きいほど客にとって有利ということになる。


 5¢マシン 25¢マシン $1マシン
設置台数払戻率 設置台数払戻率 設置台数払戻率
 ダウンタウン地区3064台91.3% 9002台95.1%2815台95.5%
 ストリップ地区4988台89.1% 20925台93.7%8594台95.3%



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