週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2008年 09月 10日号
ビール好き集まれ! ロイやランスに会えるオクトーバーフェスト
 今年もいよいよオクトーバーフェストの季節。オクトーバーフェストとは、約200年も前からドイツ南部のビールの都ミュンヘンで開催されている世界最大級の秋祭りのことで、今年の開催は9月20日から10月5日までの16日間。
 歴史的ないわれはいろいろあるが、基本的には屋台がたくさん並ぶ広大な広場での飲めや歌えの大パーティーで、「飲めや」の部分は言うまでもなくビールだ。早い話が「ビール祭り」ということになるが、開会宣言は毎年決まってミュンヘン市長が行うことになっており、その際のビア樽の栓開けセレモニーが、この長い祭りのキックオフとなる。

 ここラスベガスでの今年のオクトーバーフェストは本場ミュンヘンよりも一足早く 9月13日に始まる。場所はもちろんベガス版ホフブロイハウス。
 ホフブロイハウスとは、世界一有名なビアホールといっても過言ではないほど巨大かつ由緒ある酒場で(体育館ぐらいのサイズ)、その歴史はなんと400年というから恐れ入る。ミュンヘンの文化遺産にも指定され、もはや単なる酒場という域を超えた歴史的建造物だ。
 それのそっくりバージョンがラスベガスにあり(写真右上、クリックで拡大。こちらの歴史はわずか4年)、ラスベガスのオクトーバーフェストはそこで行われる。もちろんこの建物は無断コピーなどではなく、ミュンヘン公認の施設であることはいうまでもない。(建設に至った経緯など詳しい内容はバックナンバー373号を参照のこと)

 13日の開会宣言でビア樽を開けるのは、昨年に続き今年もドイツ出身でラスベガス在住の人気マジシャン・シークフリード&ロイ。
 そして本場の最終日に当たる10月5日にも同じくラスベガス在住のマジシャン・ランスバートンが樽開け式を行う。どちらも午後7時を予定している。(左の写真は昨年のランスバートン)
 ちなみにロイは2003年、ミラージホテルでの公演中にトラに首をかまれるという信じ難い事故で瀕死の重傷を負ったが (バックナンバー350号に関連記事)、今では多少後遺症が残るもののかなり回復し、公の場にときどき元気な姿を現している。

 ビール好きはもちろんのこと、元気になったロイ、そしてランスバートンやシークフリードを間近で見たいというファンは、ぜひ現場に足を運んでみよう。有名人が来るからといって特別料金を取るということはないそうだ。つまりビールや料理などの実費だけを負担すればいい。
 ただ、いくら広いビアホールといえども有名人が来る日はすぐに満席になる可能性が高い。早めに現場へ行くか、事前の予約が賢明だ。ちなみにラスベガスのホフブロイハウスの公式サイトではオンライン予約が可能。またビール(小ジョッキ)が無料になるクーポン券もプリントアウトできる上、シークフリード&ロイやランスバートン以外の著名人の来訪スケジュールやイベント日程、さらにメニューなども掲載されている。アドレスは以下の通り。

 www.hofbrauhauslasvegas.com

 著名人が来ない日でも "Stein Holding Contest" (手を前方に水平に伸ばした状態で1リットル入りのジョッキを持ち、だれが一番長く持っていられるかのコンテスト) など、毎日楽しいゲームやパフォーマンスが行われるので、著名人の来場が予定されていない日に行っても退屈することはない。そしてなによりビールがうまい。そしてミュンヘンスタイルの各種ソーセージもうまい。すべてはそれに尽きる。

 営業時間は年中無休で日曜日から木曜日が午前11時から午後11時まで、金曜日と土曜日が午前11時から深夜12時まで。
 場所はストリップ地区の中心街にあるプラネットハリウッドホテルから東へちょうど2kmの地点。ハードロックホテルのすぐ向かい側。
 タクシーの運転手にハードロックホテルもしくはホフブロイハウスと言えばわかってもらえる(発音に自信がない場合は紙に書いて見せればよい)。プラネットハリウッドからの所要時間は5分以内、料金はプラネットハリウッドからならば7ドル前後。なお、バックナンバー350号の記事内に記載されているホフブロイが運行するシャトルバスは今は存在していない。


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