週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2008年 05月 07日号
泡のようにすぐに消える? 早めに観ておきたいシャボン玉ショー
 シャボン玉を使った子連れファミリー向けのショー Mega Bubble Show が、プラネットハリウッドホテルに隣接するショッピングモール 「ミラクルマイル」 内のシアターで始まった。(右の画像では Gazillion になっているが、現在の名称は Mega)

 「始まった」 と言っても、今月や先月に始まったわけではない。初演は2月で、まもなく 3ヶ月が経過する。もっと早めに紹介しようかとも思っていたが、記事にしたとたんに公演が打ち切られてしまうことだけは避けたかったので (このショーに限らず、デビュー直後に消え去るショーは少なくない)、人気や話題を集め定着できるかどうか、しばらく様子を見ることにしていたら 3ヶ月が経過してしまったという次第。

 「1ヶ月で消え去るショーも多い中、これだけ続けばそこそこ人気がある証拠。しばらく消え去ることはないだろう」 という地元メディアの言葉を信じ、現場へ足を運んでみた。
 案の定というか、観客はわずかに 90人程度。想定内とはいえ、劇場のキャパシティー(約500席) を考えると、空席が目立つというよりもガラガラ状態だ。
 ちなみに日曜日の 3:00pm の公演だったので、公演日時としての条件は悪くない。日曜日は地元民などの子連れファミリーが足を運びやすいからだ。(このショーは時間帯的にナイトショーではなくアフタヌーンショー)

 そのようなわけで、現在の集客状況を直視する限り、泡のように突然消え去る日も近そうだが、内容的には決して悪くないので紹介しておきたい。
 ショーは最初から最後まですべてがシャボン玉。ダンスや歌やジャグリングなどはまったくない。登場する役者も基本的には主役の Yang氏ただ一人で、バラエティーさという意味では変化に乏しく、かなり単調だ。

 それでも会場の子供をステージに上げて一緒に楽しむ演出などは、それなりにほのぼのした雰囲気が漂っており、ファミリー向けショーとしてはうまくまとまっている。
 シャボン玉自体も、カラフルな光を当てたり煙を吹き込んだり、演出に工夫がなされているので観ている者をあきさせない。特にエンディングは、どことなく 「ブルーマン」 のエンディングを彷彿とさせるものがあり (詳しい内容は観てからのお楽しみ。と言っても以下の写真を見ればだいたい想像がついてしまうが)、子供たちにとっては大はしゃぎできる部分だ。

 基本的には子供向けのショーと考えるべきで、大人だけで行ってもあまり楽しくないだろう。年齢的には幼稚園児から小学校低学年ぐらいまでがちょうどよい。
 あと注意として、シャボン玉をたくさん浴びることになるのでドレスアップなどは禁物だ。汚れてもいいような服装で行ったほうがよい。

 会場はミラクルマイルの一番奥にあるスティーブワイリックシアター。チケットは劇場前にあるボックスオフィスまたは市内にある半額ショップなどで買うことができる。
 チケット料金はいくつかあるが、劇場内がすいている関係で、どのチケットを持っていてもて中央付近に座らせてもらえるので、一番安い30ドルのチケットを買えば十分だろう。子供料金は現場担当者によって言うことが微妙に違っていたりするが、10才以下は19ドル、2才以下は10ドルという説が有力で、乳児も有料というのには驚かされる。
 公演は、2月の開幕時は 「月曜日を除く毎日」 だったが、日を追うごとに公演回数が減ってきており、現在は土曜日と日曜日が 1:00pm と 3:00pm の2回、木曜日が 3:00pm の1回の週3日で、月、火、水、金は休演となっている。

 集客状況的に、いつ打ち切りになってもおかしくない状況だが、動物を使ったショーのようにエサ代などの維持費がかかるわけでも、多くのスタッフを抱えているわけでもなく、経費的な体力はありそうなので、ひょっとするとしばらく続くかもしれない。いずれにせよ、興味がある者は早めに観ておいたほうがよいだろう。


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