週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2007年 11月 07日号
ボジョレーヌーボーを祝して、エッフェル塔が赤に
 フランス・ブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区でその年に収穫されたブドウから作られる赤ワイン 「ボジョレーヌーボー」。
 その解禁日は毎年11月の第3木曜日と決まっており、それを祝うイベント 「ボジョレーヌーボー・セレブレーション」 が、フランスのパリをテーマにしたカジノホテル・パリスで、今月15日から行われる。

 イベントのキックオフは 15日の午前0時 (14日の深夜) で、期間は 22日までの一週間。
 イベント内容は、「馬車で運ばれてくるワインを客にふるまう」、「15日と16日にチェックインする宿泊客にボジョレーヌーボーを進呈」、「ホテル内のフレンチレストラン Mon Ami Gabi (写真左)で試飲会」 など、いくつかの企画が発表されているが、具体的な情報は非常に少なく、本当に行われるのか、不安がまったくないわけではない。

 ワインをふるまうといっても、それがいつどこで行われるのか。また対象者はだれなのか。通行人全員なのか。人数限定か。
 それらを確認すべく、パリスホテルの広報部に問い合わせてみたところ、どうも歯切れが悪く、エッフェル塔の夜間照明を赤にするということ以外、ほとんど何も決まっていないようだ。(右写真は通常時の照明。手前はベラージオホテルの噴水。クリックで拡大表示)

 それでも、「今後は毎年これを恒例イベントにしたい」 との意気込みだけは強いので、赤のライトアップ以外に何もやらないということはないだろう。
 とりあえず今は、「良い恒例イベントを見つけた」、「やることありき」 という発想が先行し、見切り発車的に企画を公表してしまった、といったところか。
 様子を探りに Mon Ami Gabi へ行ってみたところ、すでに現場には このような案内 (←クリックで表示) が掲示されていたので、何かやることは間違いないと思われるが、現場のマネージャーいわく、具体的なことはこれから決めるとのこと。ちなみにこの店の通常の営業時間は 11:00pm までなので、解禁日の午前0時から何かをやるということは、いろいろと問題が多いらしい。たぶん 15日以降の通常の営業時間内にボジョレーヌーボーを提供することになりそうだが (提供の方法や料金などは未定)、チーフシェフ Jean Joho 氏による試飲会も検討しているようで、それだけはなんとしてでも実現したいとしている。

 そのようなわけで多くの部分が流動的だが、ほぼ確実に行われるイベントもある。パリスホテル内にあるナイトクラブ RISQUE で行われる試飲パーティー Rock'n Roll Wine だ。
 日時は 16日の金曜日の 7:00pm 〜10:00pm で、前売券 $33、当日券 $38。詳しくは公式サイト www.wineamplified.com/risqueevent.html まで。

 とにかく 15日からの一週間、ワイン好きはとりあえずパリスホテルへ足を運んでみることをおすすめする。運よく無料でボジョレーヌーボーを飲めれば儲けもの。飲めなくても赤いエッフェル塔を見るだけでも損はないはずだ。
 最後に、このボジョレーヌーボー、日本ほどアメリカでは認知されていないので、そういう意味では今回のイベントは、客から見向きもされずに空振りに終わる可能性がまったくないわけではない。晩秋の風物詩として赤いエッフェル塔を毎年見るのも悪くはないので、今年が最初で最後、ということにならないことを祈りたい。


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