週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2006年 12月 20日号
カウントダウン花火、打ち上げ場所は 10ヶ所から7ヶ所に
 恒例のカウントダウン花火大会が、今年も大晦日の夜、ストリップ大通りで開催される。(右の写真は昨年のもの。クリックで拡大表示)
 テーマは 07年にちなみ 7 とのことで、花火はジェームス・ボンド 007 シリーズの音楽に合わせて打ち上げられるという。そこまではいいが、困ったことがある。7に固執しすぎたのか、打ち上げ場所が昨年の 10ヶ所から 7ヶ所に減ってしまった。この 3割のダウンはかなり影響が大きいように思えるがどうだろう。ストリップ全体の上空を明るく染めるには 7ヶ所では少ないのではないか。
 もっとも、遠く離れた場所からストリップ全体を見る場合を除き、現場の群衆の中から見るぶんには、どっちにしろ 2-3ヶ所の打ち上げ場所しか見ることができないので、あまり気にする必要はないかもしれない。

 さて気になるその打ち上げ場所だが、下の地図の通り、北からストラトスフィア、サーカスサーカス、トレジャーアイランド、ベネシアン、フラミンゴ、モンテカルロ、MGM の7ヶ所。
 参考までに、今年から対象外となったホテルは ×印のスターダスト、バリーズ、エクスカリバーの3ヶ所。
 打ち上げ作業を担当することになった花火専門のイベント企業 Pyro Spectaculars 社によると、「打ち上げ場所の数は減ったものの、内容は昨年よりも濃くなる」 とのことだが、はたしてどうなることやら。

 ちなみに今年に限らず毎年この花火大会においては、打ち上げ場所と群衆の位置が非常に近いため、安全上の理由から、あまり大きな花火は打ち上げないことになっている。つまり個々の花火は、日本の花火大会のものに比べると総じて小さいので、過大な期待は禁物だ。長岡の花火大会などで知られる 「三尺玉」 のような巨大花火はまちがっても打ち上げられない。
 また、アメリカの花火大会は日本の花火大会のようにダラダラと 1時間も 2時間もやらないので注意が必要だ。この大会の場合、継続時間は毎年 10分前後。カジノなどに夢中になって現場への到着が少しでも遅れると見逃してしまうことになる。ちなみに現場は大混雑で思うように身動きが取れないので移動に要する時間を予測するのはむずかしい。十分余裕を持って行動するようにしたい。

 さてまったく余談になるが、たまたまラスベガス市長のオスカー・グッドマン氏に会う機会があり、日本の三尺玉の話をしたことがある。ラスベガス市は大晦日のイベントにおいて、ニューヨークのタイムズスクエアよりも有名になることを目標としているとのことなので、「ホテルの屋上からは無理でもどこか別の広い場所から打ち上げれば世界中の話題になる」 と提案したところ、なんと市長はそれを日本に観に行ったことがあるそうだ。
 市長が今年の花火大会を見て三尺玉のことを思い出してくれるかどうか知らないが、いつの日かラスベガスの夜空にそれが舞い上がることを期待したい。



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