週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2006年 11月 08日号
ハーフの部も加わり、参加しやすくなったラスベガス・マラソン
 「知っていたら参加したのに」、「直前にいわれても体力調整など準備が必要」、「もう少し早く知っていれば、旅行をその日に合わせたのに」
 そんな指摘への反省から、まだ一ヶ月先の話だが、今週は、リニューアルされて 2年目のラスベガス・マラソンを早めに取り上げてみたい。
(このページ内の写真はすべて昨年撮影されたもの。クリックで拡大表示)

 今年の開催は 12月 10日。残り一ヶ月、体力調整が必要な者にとっては最後の大詰めといったところか。
 今年の特徴はなんといってもハーフマラソンの新設。いや、かつてはハーフも存在していたので、正確にいうと新設ではなく復活ということになるわけだが、「ハーフなら走れるが、フルはちょっと…」 という者も少なくないはずで、多くの者にとって、このハーフの復活は大いなる朗報だろう。
 ちなみに一昨年の開催までは寂れた砂漠内を走る単調なコースだったが、昨年からストリップ大通りを走る華やかなコースに舞台を移している。
 「ストリップを走ってみたい」 というランナーが多いのか、砂漠からストリップにコースを変えたら (主催者も変わったが) 参加者が 約 8,000人から 11.000人に増えたというから、今年はハーフの追加で合計 20,000人突破もあり得るかもしれない。(なおハーフのエントリーは上限 10,000人までで打ち切られることになっている)

 一般市民に人気のこのマラソンも、残念ながら超一流ランナーにとってはかなり格下のレースのようで、シカゴ、ボストン、ニューヨークなどに比べると権威が低く、また、著名選手が出場する可能性も低い。
 その代りエンターテーメントシティーらしく、エルビスプレスリーの衣装を着て走る特別グループなど、他都市のレースにはない楽しい部分もあり、お祭り気分の演出だけは超一流といってよいだろう。

 また、沿道では大道芸人や地元の各種団体によるチャリティーパフォーマンスなどが数多く行われ、ランナーを退屈させない配慮や工夫もこのマラソンの特徴だ。
 賞金も男女それぞれフルマラソンの優賞者に $15,000、さらに特別ボーナス $50,000 と、レースの格のわりには高額だ。
 ちなみにこの特別ボーナスとは、男女の区別なく一番最初にゴールに飛び込んだ者に与えられる賞金で、女性のスタート時刻は男性よりも早く設定されており、その時間差は男女の世界記録や参加者のベストタイムなどによって決められるという。結局男女のどちらかの優勝者は $65,000 を手に入れることになり、これは金額的にはかなりビッグなレースといってよいだろう

 また、金額的にはガクンと小さな話になるが、条件を満たした参加者には 「ラスベガスマラソン記念カジノチップ」 が配られる可能性があり、これは、スタートとゴールの会場となるマンダレイベイホテルが発行する正真正銘のチップだ。額面金額はわずか5ドルとカジノでプレーするにはいささか少額だが、記念グッズとしては十分だろう。
 なお、「条件を満たした参加者」 の意味は、公式サイト経由でエントリーした 21才以上の者で、そのオンラインエントリーフォームの Promotion Code の項に win と入力した者のこと。ただしこれに関してはまだマンダレイベイ側が再検討する可能性もあり、今後変更になってしまうこともあり得るが、とりあえず win と入力しておいて損はないはずだ。

  公式ウェブサイト: www.lvmarathon.com

 エントリーフィーは上記公式ウェブサイトの [Registration] のページを経由して 11月 20日までに申し込むと、フルマラソン $95、ハーフマラソン $85、それ以降はそれぞれ $105、$95。ただし事務的都合で、サイト経由のエントリーは 11月 25日に打ち切る可能性もあるという。それでも現場 (マンダレイベイに設けられる専用エントリーデスク) ではレース日の前日の 12月 9日までエントリー可能とのことなので、「まだ決心は付いていないが、これからトレーニングをして、体調がよければ参加したい」 という者も、特に悩むことなく参加できるはずだ。

 参加者にはロゴ入り公式Tシャツと記念メダル (写真左) および各スポンサーのスナック菓子類などが入った袋、そして自動記録計測用の ICタグ (シューズのひもなどに取り付ける非常に小さな電子デバイス) などが渡される。
 スタート地点とゴール地点の場所はマンダレイベイホテルの前で、スタート時刻は夜明けごろとかなり早い。時期的にかなり低温 (摂氏 10度以下) が予想されるが、砂漠性気候のため、ゴールする昼前には (大多数の一般ランナーは 4時間以上要する) 15度近くにまで上昇することが多く、途中で棄権しないランナーにとっては寒いということはないはずだ。
 さらなるコースの詳しい情報およびその他の細かい参加規定などは上記公式ウェブサイトで見ることができるので、事前に研究しておくとよいだろう。


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