週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2005年 09月 14日号
トップレスではない異色のアダルトショー FASHIONISTAS
 3週間前のこのコーナーでアダルト系ナイトショー "Fantasy" を取り上げたが、それの評判が今ひとつ芳しくないので、今週は口直しというわけではないが、似て非なる、いや、まったく似ていない異色のアダルト系ナイトショー "FASHIONISTAS" を紹介してみたい。

 どこが異色かと問われると、ひとことで説明するのはむずかしいが、これまでにあまり類を見ないショーであることは間違いないだろう。
 ラスベガスでアダルトショーといえば、最も一般的なのがトップレスダンスを主体としたショーで、それらショーは始めから終わりまでほとんどがダンスで構成されている。しかしこのショーにはダンスも含まれているが、ダンスが主体ではない。
 トップレスダンサーがショーの一部に多数登場する華やかな総合レビューもこの街にはいくつか存在しているが、それらともまったく異なるばかりか、そもそもこのショーはトップレスではない。
 また、なぜかこのショーには男性ダンサーも少なからず登場するが、だからといって "CHIPPENDALES" に代表される男性ダンサー主体の女性向けのアダルトショーとも違う。

 ではなんなのか? やはりカテゴリー的には 「単なるアダルトショー」 と言うしかないが、どこか華やかで、なおかつ、異常にセクシーなのが、このショーの特徴だ。
 そしてわずかではあるがストーリー性もあり、「ファッションショーの最中に、ファッションモデルが襲撃され、衣服を剥ぎ取られる」、というシーンで幕が開く。
 その程度のことであれば、他にもいくらでもありそうだが、なぜかこのラスベガスにはその種のショーがほとんど存在していない。前述の Fantasy に代表されるような単純なダンスのショーばかりで、男女がからみ合うシーン、つまりセックスを連想させるようなシーンはおろか、女性単独で卑猥なポーズを取ることすらまずない。

 一方このショーでは、その種の演出がたくさんあり、前述のファッションショー以外にも、「シューズ店での出来事」 (写真右上、クリックで拡大表示) といった各種場面設定や、「」、「胸」、「尻」 など、テーマに沿った演出もあり、観ている者を飽きさせない。(左写真は 「尻」)
 このようにセクシーさがかなり取り入れられているが、それでいて、日本のストリップショーのような陰湿な雰囲気はまったくなく、それどころか舞台装飾、とりわけダンサーの衣装は非常にカラフルでめっぽう明るい。さらにこのショーでは、セクシーな空中ダンスなど (写真右下)、アクロバット的な演出もある。そしてなにより、在ラスベガスのいかなるアダルト系ショーよりも、ダンサーが若い

 何やらいいことばかり書いてしまったが、しょせんは単なるアダルトショーであることに違いはないので大きな期待は禁物だ。また、すでに述べた通り、このショーではトップレスになることは絶対にない。
 ちなみに広報担当者の話によると、会場がバーなどの飲食施設と接しているため、シアターの構造上、条例でトップレスは許可されていないのだという。
 とはいえ、トップレスに固執する者以外は、その条例上のハンデを差し引いても、単純なるトップレスダンスショーよりは楽しめそうなので、興味がある者は行ってみるとよいだろう。
 場所はアラジンホテルの南側に接している施設 KRAVE 内。かつてジャズのブルーノートがあった場所、といった方がわかりやすいかもしれない。
 行き方は、アラジンホテル内から行くよりも、ストリップ大通り側からの方がわかりやすいだろう。巨大オートバイでおなじみのテーマレストラン 「ハーレーダビッドソンカフェ」 から東側 (ハードロックホテル方向) へ 50m ほど入った左手だ。
 料金は税込みで $54.95、$76.95、$87.95。会場は 200人も入れば満席になってしまうほど狭く、どの席からもステージは遠くないが、ステージを真横から見るような席もあるので、劇場内の配置を実際に確認させてもらってからチケットを買うとよいだろう。ちなみにチケット売り場は劇場の入り口にあるので、その売り場からちょっと中に踏み込めば会場の様子を確認できる。
 開演時間は日曜日を除く毎日 9:30pm (日曜日は休み)。ときどきスクリーンに英文が映し出されるシーンはあるものの、ダンサーがしゃべることはまったくないので、基本的に英語力は不要。
 男性グループの客はもちろんのこと、カップル客も非常に多いので、女性だけの入場でもなんら気にすることはない。21才未満入場不可。

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