週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2005年 02月 02日号
ラスベガス国際空港内のほぼ全域で無料LANが可能に
 このたびラスベガス国際空港を管轄する管理当局 (Clark County Department of Aviation) は、同空港の屋内ほぼ全域にて無線よる高速インターネット接続が可能になったと発表した。
 これは、今年初めにラスベガスで開催された家電業界の大型コンベンション 「コンシューマーエレクトロニクスショー」 に合わせ、来場者などの利便を図るために試験的に導入されていたサービスだが、技術的にも運用的にも特に問題がないことが確認されたため、このたび恒久的なインフラサービスとして無料で継続されることが決まった。
 出発チケッティングカウンター周辺、各搭乗ゲート周辺、バッゲージクレーム、空港内レストランなど、ほとんどすべての場所で接続可能とのことで、実際に実験してみても問題はなかったが、第2ターミナルのゲートや、入国審査のエリアに電波が届いているのかどうかはまだ確認していない。(入国審査エリアは撮影禁止になっているため、ネット接続も禁止されるものと思われる)

 利用方法は簡単だ。左の写真 (クリックで拡大表示) に見られるような案内板が立っているエリアで、パソコンの電源を入れブラウザを立ち上げる。
 その段階でパソコンが電波を正しくキャッチしていれば、接続を示す案内がブラウザの画面内に自動的に表示され、あとはその画面の指示に従うだけだ。もちろんその指示は英語だが、ユーザーを区別するためのID (自分のメールアドレス) を入力するだけなので特にむずかしいことはない。

 すでにその段階でネットサーフィンができ、メール受信もできるはずだが、メールの送信だけは日ごろ自分が使っている SMTPサーバー (メール送信のための発射台みたいな役目を担っているサーバー) の関係ですんなりできない可能性もあるので注意が必要だ。
 それはこの空港側の問題ではなく、その SMTPサーバーを管理しているインターネットサービスプロバイダ(ISP)側のポリシーによるものなので、それに関しては日本を離れる前にその ISP にコンタクトするなりして事前に対応策を確認しておいた方がよいだろう。
 最近はどこの ISP も、自社の SMTP から迷惑メールを大量に送信されることを警戒しているため、自社の回線以外からの接続者には、その SMTP の利用になんらかの制限を加えていることが多い。
 通常、メーラー側の認証方式の設定において [SMTP認証] や [POP before SMTP] を選択すれば問題は解決するはずだが、ISP によっては必ずしもそれで送信できるとは限らないので、どうしても心配な者は hotmail などのウェブベースのメールアカウントを旅行の前に作っておくとよいだろう。

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