週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2005年 01月 12日号
第 39回ラスベガスマラソン、まだ間に合う参加エントリー
 1月 30日、第39回ラスベガスマラソンが Jean と Las Vegas を結ぶ片道コースで開催される。
 フルマラソンの他、ハーフマラソン、5km、さらには 5人チームによる駅伝などもあり、実力に見合った距離を選べるようになっているので、この時期にラスベガス旅行を計画している者はぜひ参加してみるとよいだろう。

 この大会は、ボストンマラソンやシカゴマラソンのような知名度や権威はないが、主催者によると、世界で 17番目に古いマラソン大会とのこと。また、ホノルルマラソンなどと違って日本の市民ランナーにとってはなじみが薄い大会だが、かつてはあの有森裕子も走ったことがあるなど (96年優勝99年は年齢別で優勝、全体で 2位。どちらもハーフ)、マラソンマニアにとってはそこそこ知られる大会だ。


 今年はラスベガス市制百周年ということもあり、かなり盛大に行なわれる予定で、主催者によると 1万人以上が参加するという。また、スポンサー企業が例年になく多く集まったため、賞金も大きくなっており、ちなみにフルマラソンの優勝賞金は $25,000 を予定している。10位までに賞金が出るというから、非健康的なカジノでの負けを、健康的なこのスポーツイベントで取り戻すのも悪くなさそうだ。
 エントリーは大会前日まで可能なので、日本からの参加もまだ間に合う。過去の記録や実績などは不問で、参加資格に条件はない。参加方法や費用などは以下の通り。


 参加エントリー こちらをクリック
 インフォメーション こちらをクリック

 フル マラソンの部 (42.195km) 2005年 1月 30日 7:30am スタート 
 ハーフ マラソンの部 (21.097km) 2005年 1月 30日 6:30am スタート 
 フル、5人駅伝の部 (42.195km) 2005年 1月 30日 6:30am スタート 
 5km Friendship Run の部 (5.00km) 2005年 1月 29日 6:00am スタート 


  1着 2着 3着 4着 5着

…10着

 フル (男子) $25,000 $10,000 $5,000 $2,000 $1,500 $250
 フル (女子) $25,000 $10,000 $5,000 $2,000 $1,500 $250
 ハーフ (男子) $1,000 $500 $400 $300 $200 -
 ハーフ (女子) $1,000 $500 $400 $300 $200 -
駅伝と5km には賞金は出ないが、駅伝の上位チームにはメダルが授与される

 フル : 1月19日までの登録 $80
 フル : 1月20日以降の登録 $90
 ハーフ : 1月24日までの登録 $55
 ハーフ : 1月25日以降の登録 $65
 駅伝 : 1月19日までの登録 $190
 駅伝 : 1月20日以降の登録 $200

 参加者は 1月 28日もしくは 29日に、大会スポンサーの一社である LUXOR ホテル内の The Marathon Village で開催されている Health & Fitness Expo まで出向いて参加者キット(Packet) を受け取る必要がある。
 当日の朝は、その The Marathon Village に集合し、主催者側が用意するバスにてスタートラインまで向かう。バスの出発時刻はハーフマラソンが 4:30am、フルマラソンが 5:00am。
 貴重品などの私物は、参加者キットと一緒に渡されるゼッケン付のバッグに入れ、スタートラインの所定の場所に預ける。そのバッグは主催者側の車両によってゴールラインまで運ばれるので、ゴール地点で各自の責任において受け取らなければならない。
 レース終了後はゴール地点から The Marathon Village まで主催者側が用意するシャトルバスにて戻る。

 参加者としてはストリップ大通りを走りたいところだが、交通事情の関係でラスベガス大通りはコースに含まれていない。
 フルマラソンのスタート地点はラスベガスの中心街から高速 15号線を南へ約 40km ほど行った地点にある砂漠の中のホテル GOLD STRIKE HOTEL 付近で、スタート後は、高速 15号線のすぐ東側の脇を平行して北上する旧道をひた走る。片道コースなので折り返し地点はない。ゴールはラスベガス国際空港の敷地の南東端に接する EASTERN 通りと SUNSET通りの交差点近くの公園 Sunset Park。
 全長 42.195km のほぼすべてが砂漠地帯にあるため著名観光スポットなどはまったく通過しない。コース途中で唯一日本人観光客にもなじみのある場所は 36km 地点に見えてくるラスベガスアウトレット (旧ベルツアウトレット) だけだ。したがって景色を楽しみながら優雅に走るようなコースではなく、日陰も応援の応援もまったく存在しない過酷な耐久レースとなる。
 早朝にスタートするということもあり、当日の気温はかなり低いと予想される。ちなみに 1月 30日の例年の平均気温は早朝が摂氏 3度、日中の最高が摂氏 15度となっている。
 スタート地点とゴール地点の高低差が約 230メートルある片道コースのため (ゴール地点の方が低い。ただしスタート直後から約13km 地点までは登りで、その区間の高低差は約70m)、世界有数の "下り坂コース" とのことで、他のコースに比べ好記録が出そうだが、平均海抜が 750メートルと高く、空気抵抗は少ないものの、酸素が薄く体力を消耗しやすいコースともいわれている。その証拠にコースレコードは 1986年大会で Frank Plasso が記録した 2時間 12分 37秒で、2時間 10分を切った者はまだ誰もいない。ちなみに女子のレコードは 97年 Marzena Helbik が作った 2時間 32分 22秒。
 なお、ハーフマラソンの部はスタート地点がフルマラソンの 21km 地点で、ゴールはフルマラソンと同じ片道コース。ちなみに有森裕子は 96年このハーフマラソンに出場し 1時間 11分 05秒で見事優勝している。99年も彼女は 1時間 12分 34秒で 2位に食い込んでいる。

 ゴール直前の市街区域を除き、コースの大半は一般車両のアクセスが規制されるため、家族や友人などが応援に行くことはできない (他の都市のコースと違い、砂漠の中の一本道のような場所がコースとなっているため、電車やバスでコース周辺に行くことはできない)。また、砂漠の中のため、沿線住民が応援してくれるようなことはまったくあり得ず (ゴール直前の数キロだけは市街地)、参加者は孤独との戦いを強いられることになる (孤独といっても参加者はたくさんいるが)。

* 参加者およびその友人などは The Marathon Village で開かれるパーティー (7:30pm 〜 10:30pm、別料金で $15) に参加することができる。

* 参加者キットの中に含まれている Tシャツやゼッケンなどは記念として持ち帰ることができるが、シューズのひもに取り付ける記録計測のための超小型電子デバイス "Champion Chip" は、ゴールラインを通過した直後、主催者に返却しなければならない。途中棄権した者も大会スタッフに返却しなければならない。返却と引き替えに参加記念メダルが渡され、それと同時に公式タイムも告げられるが、返却を怠るとメダルやタイムをもらえないだけでなく、登録時に利用したクレジットカードに $30 の罰金が課せられるばかりか、同じ主催者による世界各地のマラソン大会から永久に追放されることになる。
 なお、この Champion Chip には、レンタルではなく、有料 ($38) での買い取りのものもあり (レンタル版と異なり記念になるようなデザインも施されている)、それは記念として持ち替えることも出来、別の大会で使うことも可能。

* コースは交通規制が敷かれ、各ランナーが安全に走れるように管理されるが、スタート5時間後以降は、規制が解除されるので、一般の歩行者と同じように各自の責任で安全に走る必要がある。

* ゴールラインのすべての運営は 1:00pm をもって終了する。ゴールラインに大会スタッフがいなくなってしまっている時間帯にゴールした者は、15日以内に "Champion Chip" を郵送にて返却しなければならない。


バックナンバーリストへもどる