週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2004年 12月 29日号
カウントダウン花火、内容には期待、天気は心配
 恒例の大晦日のカウントダウン花火大会が、今年も予定通り、歩行者天国となるストリップ大通りで開催される。(右の写真は昨年のもの)
 が、今年は天気が心配されており、予報によると 31日の夜は雨が降る可能性もあるという。また気温も低めと予想されている。
 荒天の場合、翌日に順延される予定なので花火そのものは天候さえ回復すれば翌日に楽しめるが、カウントダウンの演出だけは翌日ではシラけてしまうので、なんとしてでも大晦日には晴れてもらいたいものだ。

 さてそのカウントダウン、今年はなにやら花火でその数字を夜空に描くらしい。つまり 10、9、8… と、一秒ごとにその数字を打ち上げるとのことだが、花火でカタチを描くことは非常にむずかしいとされており、そんなことができるのかどうか。お手並み拝見といったところか。

 今年はもう一つ楽しみがある。レーザー光線を使った演出だ。2005年がラスベガスの市制百年に当たるため、それを祝う意味も含めてレーザー光線を使う演出など、例年になく派手にやるという。しかし、ここへ来て問題も浮上してきている。
 じつは B1爆撃機をストリップ上空で低空飛行させ、それにレーザー光線を当てたりする演出を計画していたようだが、なんと 12月 22日に、ラスベガス郊外のネリス空軍基地で F/A-22 戦闘機が墜落するというアクシデントがあり (パイロットは緊急脱出して無事)、大群衆が集まるイベントに B1爆撃機を使うことに物言いが付いてしまった。
 結局どんな演出になるのか不明な部分も多いが、とにかく予算は花火に 50万ドル、レーザー光線などの仕掛けに 10万ドルつぎ込み盛大にやることが決まっているので、それなりに期待してよいだろう。ちなみにこの費用は Las Vegas Convention and Visitors Authority (LV観光局) が負担する。

 花火の打ち上げ場所は昨年とまったく同じで、Excalibur、MGM Grand、Monte Carlo、Bally's、Flamingo、Venetian、Treasure Island、Stardust、Circus Circus、Stratosphere の 10ヶ所 (右図ので示されたホテル)。
 これらホテルの屋上から、ラスベガスを代表するエンターテーナーのひとりクリントホームズが監修した音楽に合わせて花火が夜空に舞い上がる。

 毎年のことだが、この花火大会を楽しむ際の注意事項はなんといっても短期集中型であること、つまり、すぐに終わってしまうため、時間をちょっとでも間違えると見損なってしまうということだ。
 アメリカの花火大会は日本の花火大会のようにダラダラと 1時間も 2時間もやらない。ちなみに今回の場合、予定ではわずか 8分。その間に 10万発近くが打ち上げられる。

 さて、どこから見るべきか。離れたところからストリップ全体を見るのか、至近距離で群衆と共に臨場感を楽しむのか、それは好みの問題だが、あの群衆のバカ騒ぎは一種独特のものがあるので、あえてそれを体験するためにも至近距離から見ることをお勧めしたい。
 そうなるとすべてのホテルからの打ち上げを見ることはほぼ不可能なので、2-3ヶ所のホテルに的を絞って見ればよいことになるが、その条件を満たす場所ならばたくさんありそうだ。右の地図を参考にしながら。自分なりのベストポジションをいろいろいろ研究してみていただきたい。ちなみに各ホテルの駐車場の屋上から見える周辺の様子は、2002年 12月 25日付のこの週刊ラスベガスニュース (309号) に掲載されている。

 なお、小さな子供などは群衆に押しつぶされてしまう危険があるので、子連れファミリーは過密地帯へは近寄るべきではないだろう。ちなみに Paris から Mirage の間は毎年非常に混雑するので子供には危険だ。(左の写真は 2002年のもの)

 ストリップ大通りの交通規制はまだ正式には発表されていないが、例年の様子から推測すると、マンダレイベイホテルとサハラホテルの間の区間が 6:00pm ごろから歩行者天国になるものと思われる。レンタカー利用者は、裏道からのアクセス方法を知らないと自分のホテルへ戻れなくなる可能性があるので 5:00pm 前には戻っておいた方がよいだろう。

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