週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2004年 9月 15日号
"万年スロット派" からの脱却はビンゴで!
 先週のこのコーナーで、スロットマシン用のコインカップが消えつつあることを報じたが、もう一つ、ストリップ地区のカジノから消えようとしているものがある。それはビンゴだ。
 といっても、すでにほぼ完全に消え去っており、現在進行形で消えつつあるわけではない。現在ストリップ地区に残されているビンゴはニューフロンティアホテル、一ヶ所だけだ。
 80年代以前は多くのホテルで、そして 90年代に入ってからもリビエラやモンテカルロなどでビンゴが見られたが、今はもう完全に姿を消してしまった。カジノにとって、経費の割に収益が少ないため経営的な魅力に欠けるようだ。

 そんなビンゴだが、なぜかストリップ地区からやや離れた地元民向けのカジノでは根強い人気があり、それらカジノ (クリックでリストを表示) のビンゴ会場は毎日朝から晩まで ビンゴファンでにぎわっている (←会場内の様子)。
 高齢者にファンが多いということもあり、各カジノはコミュニティーサービス的な意味合いで運営を続けているようだ。
 今週はそんなビンゴを、カジノ初心者および予算が少ないギャンブラー向けに紹介してみたい。

 ラスベガスを訪問してギャンブルをまったく楽しまないという者はほとんどいないだろうが、「ブラックジャックやルーレットなどのテーブルゲームはわかりにくいのでスロットマシンしかやらない」 という者は少なくないようだ。
 わかりにくいのであれば仕方がないが、機械相手だけのギャンブルも味気ないというもので、そんな人にぜひおすすめなのがビンゴだ。
 ビンゴは、番号を選び出す作業自体は機械がやるが、周囲の客が互いにライバルという意味では、人間味あふれるバトルで、スロットマシンはもちろんのこと、ルーレットやブラックジャックなどでも味わえない闘争心あふれるスリルを味わうことができる。
 そんなスリリングなゲームであるにもかかわらず、極めて少ない予算で楽しめ、なおかつルールが簡単なところがビンゴの特徴で、ぜひとも "万年スロット派" に体験してもらいたいゲームだ。特に予算が少ない者にとってはこれほど安く長く楽しめるゲームはない。

 さてどこでプレーするかということになるが、前述のニューフロンティアはストリップ地区にあるものの、あまりにも規模が小さく、なおかつ内容的にも貧弱なので、地理的にも内容的にもゴールドコーストホテルをおすすめしたい。ストリップ地区のど真ん中の交差点から無料シャトルバスが出ているので、それを利用すればわずか5分ほどで行くことができる。(行き方や位置関係は ここをクリック
 ゴールドコーストに到着したら、一階のカジノフロアからエスカレーターで二階へ上がればビンゴ会場は目の前だ。
 各セッションの開始時刻は 9am,11am,1pm,3pm,5pm,7pm,9pm,11pm の毎日8回。15分前には会場に到着するようにしたい。

 ビンゴのルール自体は、日本のパーティーなどで行なわれているものと基本的に同じなのであえて説明するまでもないが、ここはギャンブルの街ラスベガス、当然のことながら現金を支払って参加し、当たれば現金を受け取ることになる。
 実際には 4ドル支払って ビンゴ用紙 (←クリックで解説) を買い、ビンゴが完成すると 50ドルもらえると考えればよい。大きく勝負をしたい者には 4ドル以外の用紙 (同) も用意されている。

 12ゲームあるので 12回チャンスがあることになるが、現在ゴールドコーストで行なわれている 9月のルールでは、第 12ゲームだけは 2人 (時間帯によっては 3人) が的中するまでゲームを継続してくれるので 12回以上チャンスがあることになる。また、その第 12ゲームの賞金は 50ドルではなく 250ドル (時間帯によっては 500ドルや 1000ドルのことも) であったり、「選出番号 50個以内にビンゴすれば特別ボーナス」 といった追加賞金もある。
 さらに、用紙の購入代金とは独立して 1ドルを追加で支払い 「Cash Ball」 というボーナスプログラムに参加すると数千ドルが当たったりするなど、極めて安い金額でいろいろ楽しめるのがビンゴの特徴だ。
 わずか 4ドルで確実に 1時間遊べるギャンブルはビンゴをおいて他にあるまい。予算が少ない者にとっては 5セントスロットよりも楽しめるはずだ。(ただし 1ドル前後の専用マーカーペン を買う必要はある)
 なお、参考までに紹介しておくと、以下が 9月のゴールドコーストにおける各ゲーム (第1ゲーム〜第12ゲーム) のビンゴ的中パターンだ。

 1枚目第1ゲーム [ Two Six-Packs with Wild-Number]
2 x 3 の固まりを 2つ完成させればビンゴ。固まり自体は縦に長くても横に長くても 6目が固まっていればかまわない。なお、この第1ゲームに限り、Wild-Number を使うので、スタート時点でそれを塗り忘れないようにしたい。
 2枚目第2ゲーム [ Regular Hardway ]
これは最も基本的なビンゴパターンで、縦か横に一列並べばビンゴ。なお、"Hardway" とは、真ん中の FREE ポジションを使わないで完成させるという意味なので、斜め (対角線) はダメということになる。また、縦や横でも中央を横切る場合はダメ。
  〃第3ゲーム [ Double Hardway ]
第2ゲームの用紙 (2枚目) をそのまま利用してゲームを継続。この Double Hardway は、一直線に並ぶパターンが 2つ完成するとビンゴ。ただしこれも Hardway なので、中央の FREE ポジションを使って完成させた直線はカウントされない。
 3枚目第4ゲーム [ Regular ]
これも最も基本的なビンゴパターン。Hardway ではないので、中央の FREE ポジションを利用することも可。したがって、縦、横、斜め、すべて OKということになり、最も早くビンゴが達成できるパターンということになる。
  〃第5ゲーム [ Double ]
第4ゲームの用紙 (3枚目) をそのまま利用してゲームを継続。この Double は、一直線に並ぶパターンが 2つ完成するとビンゴ。中央の FREE ポジションを利用してもよい。
 4枚目第6ゲームRegular やり方は上記 第4ゲームと同じ。
  〃第7ゲームDouble やり方は上記 第5ゲームと同じ。
 5枚目第8ゲーム[ Double ]
縦、横、斜め、のいずれかで 2列できあがればビンゴ。中央の FREE ポジションを使ってもかまわない。
  〃第9ゲーム [ Triple ]
第8ゲームの用紙 (5枚目) をそのまま利用してゲームを継続。縦、横、斜め、のいずれかで 3列できあがればビンゴ。中央の FREE ポジションを使ってもかまわない。
 6枚目第10ゲーム [ Regular Hardway ]
第2ゲームと同じで、縦か横に一列並べばビンゴ。Hardway なので、斜めはもちろんのこと、縦や横でも中央の FREE ポジションを横切る場合はダメ。
  〃第11ゲーム [ Double Hardway ]
第10ゲームの用紙 (6枚目) をそのまま利用してゲームを継続。第 3ゲームと同様、一直線に並ぶパターンが 2つ完成するとビンゴ。ただし Hardway なので、中央の FREE ポジションを使って完成させた直線はダメ。
  〃第12ゲーム [ Coverall ]
第10、11ゲームの用紙 (6枚目) をそのまま利用してゲームを継続。右の図のように全面塗りつぶしの状態になればビンゴ。選出番号が 50個以内でこのビンゴを達成すると特別ボーナスが出る。

 ちなみにこれらビンゴパターンは、各ゲームごとに、会場内の電光掲示板にわかりやすく表示されるので、ここでこれらを覚える必要はまったくない。

 以上の内容を読んでもまだまだ不安はあるに違いないが、とりあえず現場に行ってみればなんとかなるものなので、興味がある者はぜひ行ってみるとよいだろう。もしわからないことがあっても、現場には親切な高齢者ビンゴファンが多いので、遠慮なく聞いてみよう。ほとんどの人は喜んで教えてくれるはずだ。

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