週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2003年 07月 02日号
サンセットステーション周辺はショッピング天国
 今週は、名前なき巨大ショッピングゾーン "サンセットステーション周辺" を紹介してみたい。

 ラスベガスでのショッピングといえば、フォーラムショップス(シーザーズパレス)、グランドキャナルショップス(ベネシアン)、デザートパッセージ(アラジン) などが有名だが、それらは観光客を相手にした小売店の集合体だ。また、ベルツアウトレット、ファッションアウトレットなども人気だが、これらは地元民も対象としているものの、小売店の集合体であることに変わりはない。百貨店が多数入居することで知られるファッションショーモールも、あくまでも小売店を主体としたショッピングモールだ。

 一方、今回紹介する "サンセットステーション周辺" は小売店の集合体ではない。大型専門ディスカウンターが自然発生的に集まった単なるエリアだ。そのため特に名前はなく、結果的にガイドブックなどに紹介されることもない。(たまたまそのエリア内に Galleria at Sunset と呼ばれるモールがあるが、今回の話題の主役はそのモールではない)

 地元民向けの大型カジノ・サンセットステーション (写真左) を中心とした約1km 四方の範囲には、流通業界で言うところの "カテゴリーキラー" (大型専門ディスカウンター) がひしめいている。これらの大型店の多くは全米規模のチエーン店で、どこの町でも見ることができるが、これほどまでに密集している場所は非常に珍しく、全米でもあまり例がないようだ。
 流通業界の専門家などの話によると、この地域の人口増加率が異常に高いこと、新しいベッドタウンのため古い流通形態の店が存在していなかったこと、数年前までは砂漠で土地が豊富だったこと、などの条件がそろい、大規模店の集中につながったらしい。

 いきさつがどうであれ、生活必需品の大規模流通が行なわれているこの地域はまさにアメリカ生活そのもので、観光客にとって、このエリアでのショッピングは価格的なメリットのみならず、一般アメリカ市民の生活をかいま見るという意味で、単なるショッピングを超えた新たな発見があるに違いない。
 ホテル街からやや遠いが、レンタカーなどを使えば 25分ほどで行くことができる。生のアメリカを見たい者、商品を少しでも安く買いたい者、観光ガイドブックに出ているショッピングゾーンに飽きた者などはぜひ行ってみるとよいだろう。

● ラスベガス全体における位置関係を示した地図と行き方 ( ← クリック)




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