週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2003年 04月 09日号
シーザーズパレス、フードコートがリニューアルオープン
 3月 25日から始まったセリーヌディオンショーに合わせ、シーザーズパレスのカジノフロアに、ファーストフード店を集めたフードコート Cypress Street Market Place がオープンした。かつて La Piazza と呼ばれたフードコートがあった場所なので、リニューアルオープンということになる。
 なお今回の Cypress のオープンと同時に、これまで長年親しまれてきた同ホテルの人気バフェィ Palatium Buffet が姿を消した。

 ファーストフード店を一ヶ所に集めたこの種のフードコートはどこのホテルにもあり珍しい存在ではないが、この Cypress はいくつかの特徴を持っているばかりか、セリーヌディオンのファンにとっては知っておいて損はない場所なので、メニューなども含めてレポートしてみたい。

 このフードコートは次の4つの特徴を持っている。

 ■ すべての店がシーザーズパレスの直営店
 ■ 専用カードによる料金決済システム
 ■ 場所的かつ時間的にセリーヌディオンショーと密接な関係にある
 ■ 日本人の味覚に合うメニューの存在

 通常のフードコートはマクドナルドやスターバックスに代表されるように、賃貸で入居するテナント店で構成されているが、この Cypress 内の各店はすべてがシーザーズパレスの直営店だ。
 その結果、全国的なチェーン店ではなく、このホテル独自の独創的な店が軒を並べているばかりか、精算システムが専用カード (写真左下) によって一元管理されており、利用者にとっての利便性の向上が図られている。
 つまり、このフードコートに入る際、全店共通のその専用カードを全員が受け取り、現金の代わりにそのカードを提示してフードやドリンクを買う。そして食べ終わった後、出口にあるレジでそのカードを提示し精算する。社員食堂や大学の学食などでも似たようなシステムが見られるが、ラスベガスのフードコートとしては初めての試みという。
 経営側としては、各店が現金を扱わないで済むことによる管理上のメリットがあると同時に、利用者側にとっても現金をいちいち出さなくて済むメリットがあり非常に便利だ。

 セリーヌディオンショーの劇場と目と鼻の先にあるのも特徴で、これはそのショーを観る者にとってはそれなりの意味があるだろう。というのも、ショーのチケットをキャンセル待ちで入手する者はもちろんのこと、事前予約しておいたチケットを現場で受け取る者も、多くの場合、夕食の時間帯にチケット売場に並ぶことになり、食事の時間を作りづらい。また、ショーが終わったあと (10:00pm以降) では主要レストランの多くが閉まっている。つまりこの Cypress は、チケットを受け取ってから開演までの短時間で食事を済ませる際にも、公演終了後、多くの店が閉じてしまった後に食事をする際にも使えるというわけだ。

 日本人の味覚に合うメニューがあるのも特徴だ。といっても、9店あるファーストフード店の中のごくわずかな店で取り扱っているだけで、内容的にも品数的にも大したものではないが、うどんや焼きそばなど、洋食に飽きた者にとっては興味をそそるメニューが少なからずある。アメリカのこの種の料理としては麺類のスープも熱く、まずまずの出来といってよいだろう。以下が今回試食した "日本人の味覚に合いそうなメニュー" だ。(カッコ内はそのメニューを提供している店の名前)
 なお一般の洋食としては、ハンバーガー、ピザ、サンドイッチ、スープ、サラダなどの専門店が軒を並べている。アルコール類はどの店にもあり、ちなみにビールは $4.50 。
 営業時間は日曜日から木曜日が午前 11時から午後 11時、金曜日と土曜日が午前 11時から深夜 12時までとなっている。

■  海鮮うどん $9.95 (Ah-So)
■  ベトナム風ラーメン PHO $8.95 (Ah-So)
■  ワンタンメン $6.95 (Ah-So)
■  ヤキソバ 大 $8.95、 小 $4.95 (Ah-So)
■  クンパォチキン 大 $11.95、 小 $5.95 (Ah-So)
■  東南アジア風、メキシカンロール $7.95 (Wraps)
■  メキシコ風、メキシカンロール $7.95 (Wraps)
■  ロブスターチャウダー $6.95 (Lobster & Chowder)
■  ティラミス $4.50 (Java Coast)
■  マンゴムース $4.25 (Java Coast)
■  アイスカフェモカ $3.55、 カフェラテ $2.85 (Java Coast)



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