週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2003年 02月 12日号
オレンジ色に燃える炎の砂漠" をサンドバギーで爆走!
 卒業旅行シーズン真っ盛り。今週は、若者に絶大なる人気のサンドバギーツアーを紹介してみたい。

 サンドバギーといえばなんといってもサンド、つまり砂だ。砂がなければ始まらない。となれば、砂漠都市ラスベガスにはうってつけのようにも聞こえるが、じつはそうでもない。
 ラスベガス周辺地域はサボテン系の低木に覆われた硬い荒野型の砂漠で、転倒しても安全な柔らかい砂が無いばかりか、危険きわまりないサボテンが牙をむいている。また、安全性の問題もさることながら、深い砂地がなければサンドバギーの特徴を生かしたさまざまな走行を楽しむこともできない。

 じつは砂漠らしい砂漠があるのは、ラスベガスから車で 1時間ほどの場所にある "オレンジ色に燃える炎の砂漠" こと Valley of Fire だ。
 州立公園に指定されているこの地域一帯には、文字通りファイヤーのようなオレンジ色の 奇岩と砂漠 (←クリックで絶景) が広がっており、バギー走行のための条件を満たしているばかりか、景色も絶景の連続で申し分ない。

 このたびそんな Valley of Fire でのサンドバギーが一気に身近なものになった。もちろん以前からも Valley of Fire ではバギーが行なわれていたが、このたびレンタカー無しでも参加できる日本語によるバギー体験ツアーが登場した。
 宿泊ホテルからの往復の送迎、バギー操作に関するレッスン、約2時間のオフロードツアー、すべての行程において日本人インストラクターが立ち会うという至れり尽くせりのツアーだが、特に注目したいのが時間帯だ。
 このツアーは早朝に出発して正午に戻るという午前中完結型のスケジュールになっている。無料アトラクションやショッピングモールなどがまだオープンしていない午前中は、とかくダラダラと過ごしてしまいがちだが、そんな時間帯を有効利用できるのがこのツアーの特徴で、まさに忙しい日本人観光客にうってつけのツアーといってよいだろう。

 欠点もないわけではない。風が吹くと全身砂だらけになる。 "自然との戯れ" と考えれば、それもこのツアーのおもむきとして楽しめるが、半端ではない量の砂を浴びる可能性があることだけはあらかじめ覚悟しておいた方がよいだろう。といってもゴーグルなどの装備はしっかりしているので、肉体的苦痛を伴うという意味ではない。あくまでも服や靴などが汚れるという話だ。
 あと、これもあらかじめ承知しておいた方がよいこととして、自分勝手に好きな場所を走行することは許されていない。先頭を走るインストラクターの車両を、参加者全員が一列を成して追いかけるように走行することになっており、脇道にそれたり、追い越しなどは厳禁だ。ちなみに最後尾にもインストラクターがいて目を光らせている。そういう意味では本格派のバギーマニアは少々物足りなさを感じるかもしれない。

 いずれにせよシーズンはまさに今。これからの 1〜2ヶ月が暑くもなく寒くもなく最高のシーズンだ。日本では存在し得ないような環境でのサンドバギー、興味がある者はぜひ参加してみるとよいだろう。詳しくはこのラスベガス大全の [ツアー] セクションの [ライド・過激体験・その他のツアー] の項まで。



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