週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2002年07月24日号
チビッコ大集合 Court Jester's Stage
 いよいよ夏休み。今週は、子連れファミリー族におすすめの人気スポット Court Jester's Stage を紹介してみたい。

 Court Jester's Stage をひとことで表現するならば 「子供向けの大道芸人が集まる簡易ステージ」 といったところか。
 舞台も客席も非常にシンプルなので、ステージというよりも広場といった方が適切かもしれないが、広場というほど広くもない。
 場所は "子供大歓迎" のホテルとして知られるエクスカリバーホテル(写真右) の2階で、レストランやファーストフード店などが軒を並べる "Medieval Village" のほぼ中央付近だ。

 今回このコーナーで採り上げるからといって、最近登場したアトラクション施設というわけではない。数年前から存在していた施設で、新旧の入れ替わりが激しいラスベガスのアトラクションとしては古参組といってもよいだろう。ただ、注目されるようになったのは、上演回数が増えてきた最近のことで、ちなみに現在毎日 15〜20回上演されている (日によって多少の変動がある)。

 現場は幅 6メートルほどの小さなステージと、横に長い簡易ベンチが十数脚あるだけで、座れるのは百人ほどだ。あとは立ち見か、ステージ周辺のカーペットに座り込んで観ることになるが、1回のパフォーマンスが 10〜15分程度と短いので、座れなくてもどうということはないだろう。

 内容はマジックやジャグリングなどがメインで、大人も子供も楽しめるようになっているが、ここでの主役は子供たちなのか、マジシャンもジャグラーもチビッコ観客を意識しながら演じており、ステージに子供を上げて一緒に演じるパフォーマーも少なくない。

 観客の大半は子連れファミリーで、大人だけのグループは少なく、子供の年齢層としては小学校の低学年といったところか。
 コンセプトも客層も上演パターンもサーカスサーカスホテルの無料ショーと似ているが (ちなみにエクスカリバーとサーカスサーカスは同系列)、あちらは空中ブランコなども含めたサーカスなので、施設の規模という意味ではこちらは遠く及ばない。それでもサーカスサーカスは主要ホテル街からかなり遠く、小さな子供を連れての炎天下の移動を考えると、この Court Jester's Stage で十分といった感じだ。ちなみに施設周辺にはマクドナルドやクリスピークリームなど、子供たちが好きなファーストフード店がたくさんある。

 ロケーションは前述の通りエクスカリバーの2階で、行き方としては、カジノフロア(1階) のほぼ中央付近にあるエスカレーターを使って2階へ上がることになる。
 料金はもちろん無料。どの位置からでもよく見えるのと、30分おきに開演するため、トレジャーアイランドの海賊船ショーのように早く現場へ行って場所取りをする必要もなく、経済的にも肉体的にも親子共に負担が少ない。この夏、子連れでラスベガス旅行を計画している者は、ぜひ立ち寄ってみるとよいだろう。
 参考までに以下は 7月22日の上演プログラムだ。出演者も上演時刻も日によって多少変わる可能性はあるが、あと数ヶ月はほぼこのスケジュールで行われるということなので参考にするとよいだろう。

7月22日の上演プログラム
 11:00 Excalibrass 16:00 Tony Blanco (Magic & Mirth)
 11:30 Jason Neistadt (Juggling) 16:30 Excalibrass
 12:00 Tony Blanco (Magic & Mirth)  17:00 Jason Neistadt (Juggling)
 12:30 Findell / Lugo (Violin & Bass) 17:30 Noelle Franco (Juggling)
 13:00 Tony Blanco (Magic & Mirth) 18:00 Armando Lucero (Magic)
 13:30 Excalibrass 18:30 Noelle Franco (Juggling)
 14:00 The Juggling of Jason & Annette 19:00 Timothy Cummings (Magic)
 14:30 Excalibrass 20:30 Noelle Franco (Juggling)
 15:00 Findell / Lugo (Violin & Bass) 

 (Excalibrass は英国調の衣装の男女がトランペットを吹くだけなので、あまりおもしろくない。Findell / Lugo は同じく男女二人組だが、バイオリンとコントラバスを使って、海の音、潜水艦の音、カモメの音などを演じるので、小さな子供たちは喜ぶ。Jason Neistadt は男性ジャグラー、Noelle Franco は女性ジャグラー、レベルは同程度といった感じ。Tony Blanco も Armando Lucero も古典的なマジックがメインだが、ジャグリングも披露する Armando Lucero の方が表情も豊かで断然おもしろい。また、この Armando Lucero は約25分と、このステージの登場する役者の中で一番長く演技を行う。Timothy Cummings は、会場の観客に好きな番号を紙に書かせて、それを当てるという最近流行のマジック)


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