週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2017年 02月 15日号
カジノでのWBC、米国とドミニカが本命、日本は3番手
スポーツブック  3月6日から始まる野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC) の優勝チームを当てる賭けの配当倍率が、各カジノから発表された。(右の写真は MGMグランドホテルのスポーツブック)
 以下が、MGM 系列の各カジノ、Station 系列の各カジノ、スポーツブックの運営請負会社 William Hill 社に運営を委託している各カジノ、そしてスポーツブックの権威 Westgate(旧ラスベガスヒルトン) における 2月14日時点の配当倍率だ。
 これらの数値を見る限り、アメリカとドミニカがほぼ互角で本命、日本が3番手、ベネズエラ、韓国、プエルトリコが4番手集団と評価されていることがわかる。

MGM:MGM 系列(MGM Grand、Bellagio、Mirage、Aria、Luxor、Monte Carlo など)
STN:Station 系列(Palace Station、Boulder Station、Sunset Station、Red Rock など)
WHL:William Hill 系列(SLS、Hooters、Casino Royale、Tuscany、Silver Sevens など)
WGT:Westgate Hotel(旧 Las Vegas Hilton)

↓ チーム      カジノ → MGM STN WHL WGT
 アメリカ 2.02.52.252.5
 ドミニカ 2.52.42.62.5
 日本 3.02.53.03.5
 ベネズエラ 6.0124.55.5
 韓国 128.01012
 プエルトリコ 158.08.512
 キューバ 15151825
 メキシコ 25202230
 オランダ 30252540
 カナダ 45253050
 台湾 457075100
 イタリア 656560100
 コロンビア 100125125100
 イスラエル 125100100200
 オーストラリア 12580100200
 中国 150125200200

 日本でもときどき報道されている通り、アメリカでのWBC人気は今ひとつで、存在自体を知らない人も多い。結果的に他のスポーツに比べ、カジノでWBCに賭ける人は少ないようだ。
 それは上記の数値からも読み取れる。なぜなら、もし多くの人が賭けているのであれば、配当倍率が有利なカジノに投票がかたよってしまうため、配当倍率はすぐに修正され、どこのカジノも同じような数値に収束するはずだが、実際にはそうなっていない。
 たとえばベネズエラの配当倍率は、Station系と William Hill系では3倍近い開きがあり、これは大きな金が各カジノにまんべんなく投じられていないことを物語っている。
 このような状況下では、もし今後だれかが大きく賭けると、それに合わせて配当倍率も大きく動く可能性があるので注意が必要だ。
 つまり、「日本に賭けるなら Westgate が有利だ」 と思い込み現場へ行ってみると、そうではなくなっていることもありえる。
 したがって実際に賭ける際には、オッズ用紙に印刷されている数値をそのまま信じるのではなく、窓口でそのつど確認するようにしたい。

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