週刊ラスベガスニュース バックナンバー   2015年 8月 19日号
新コンセプトのスタバと、ストリップ地区 28店舗の行き方
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  先週、ホテル街のほぼ中央に位置するバリーズ・ホテルの屋外商店街 Grand Bazaar Shops に、まったく新しいコンセプトのスターバックスがオープンした。
 全世界に約21,000店を展開する同社としても初めての試みというから、スターバックス・ファンにとっては聞き捨てならないニュースだろう。
(右上の写真の左半分がそのスターバックス。右半分はバリーズ・ホテルとこの商店街を結ぶ通路。クリックで拡大表示)

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  気になるそのコンセプトはずばり 「スタジアム・スタイル」 だ。
 つまり、数人でひとつのテーブルを専有するような一般的なイスとテーブルではなく、またカウンター席でもなく、店内スペースの大半は横に長いベンチのような造りになっており、なおかつそれが3段、実際のスタジアムと同様、段々に配置されている。(写真右)
 したがって、コーヒーを置くテーブルがないという少々の不便はあるが(すわる場所に置くことは可能)、その一方で視界が開けているため何かを見るには都合が良いという利点があり、それがこの店のセールスポイントらしい。

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  では何を見るのか。宣伝文句によると、通りを行き交う人の流れや、ビッグスクリーンに映し出される映像とのことだが、残念なことに、この店と通路の位置関係で、視界に入る部分において人の流れはほとんどないのが現状だ。もちろん時間帯や曜日によっては多少のにぎわいを見せることもあるだろうが、基本的には閑散としている。(写真右上)
 また、フラミンゴ通りに面した北側の窓からは行き交う車両を見ることはできるが、それがどうしたという感じで、実際にその景色を楽しむ者はまずいない。(右下の写真で窓の外に見えるのがフラミンゴ道路。みんなスマホをいじるのに夢中で景色などだれも見ていない)

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  では 「宣伝に偽りあり!」 ということになってしまうのか。必ずしもそうとはいえないだろう。
 たしかに具体的に何が見えてどこが楽しいのかと問われたら、だれもが答えに詰まりそうだが、宣伝文句の中にあった 「エンターテインメント都市ラスベガスだからこそ、遊び心あふれる一風変わった店舗にしてみたかった」 という部分の遊び心はそれなりに感じられるからだ。
 つまり特に何がおもしろいわけでもないが、一番上の3段目に座ってコーヒーを飲んでいると、なにか子供のころ高いところに登って遊んでいた時のような気分になり、それは他のスターバックスでは味わえない楽しい雰囲気といって良いのではないか。

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  なお、「コーヒー畑をイメージしたインテリア・デザインにした」 という部分は、ビッグスクリーンにコーヒー畑が映し出されている以外、特にそのような印象は受けない。
 実際のコーヒー農園が段々畑になっていることは多々あるので、それをこの3段ベンチで表現しようとしているのはわかるが、日本人はこのベンチから棚田をイメージすることはあってもコーヒー畑を思い起こすことはまずないだろう。そうはいっても日本人相手にビジネスしているわけではないので、そんな批判は意味がない。

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  なにやらネガティブなことばかり書いてしまったが、店として最も重要な品揃えという意味では非常に充実しているので、スタバ・ファンが行って後悔するようなことはないはずだ。
 コーヒー豆の種類の豊富さは (右の写真の黒板のように日替わりメニューのようなものもある)、少なくともラスベガスでは従来店のどこの店舗よりも品数が多く、また観光客が多いという場所柄、ギフトグッズ(写真右下) も充実しており、来る者を飽きさせない。スタバ・ファンならずとも、ぜひ足を運んでみるとよいだろう。
 年中無休で24時間営業。着席キャパシティーは3段ベンチが 36人、それ以外の席が 16人。

ラスベガスのスターバックス・コーヒー  さてついでなので他の店舗も調査してみた。以下は、ストリップ地区のホテル街に存在する全スターバックス 28店舗の営業時間と行き方だ。スタバに行きたくなった際、役に立てて頂ければ幸いだ。
 なお、ここでいう 「ホテル街」 の範囲は、北はトレジャーアイランドから南はマンダレイベイまで。記載順は、北に位置するホテルから南のホテルの順。曜日によって営業時間が異なる場合は、短い営業時間を採用。店舗の名称は、原則としてスターバックス社側、もしくはホテル側が呼んでいる名称で記載。
 宿泊客、もしくはそのホテルの館内にいる場合以外は利用しにくい位置ある店舗は赤 、ストリップ大通りを歩いているときに、ふらりと立ち寄りやすい店舗を緑 で示してみた。

Treasure Island 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  カジノからプールや無料駐車場へ向かう通路を道なりに進むと左手に見えてくる。一番わかりやすい目印は、シルク・ドゥ・ソレイユの 「ミスティア」 の劇場。この店舗はその劇場の入口の真正面にある。なお無料駐車場側から館内に入った場合は長いエスカレーター降りてすぐの右側。

Treasure Island Annex 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  この店はストリップからトレジャーアイランドの正面玄関に入る道のカドにある。そこは信号付きの交差点。つまりトレジャーアイランドの館内にある店舗ではない。カラフルな色で「TI」と描かれた巨大看板の下を目指せば、遠い場所からでもすぐに見つけられるはず。24時間営業。

Mirage 店 (6:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ストリップからミラージホテル内に進入する通路はいくつかあるが、目印は一番背が高い広告塔で、その真下から一番近い交差点(信号あり)にある進入通路(車道ではなく人が通るための通路)から館内に入る。館内に入って約50メートルほど進んだ右側。宿泊者以外も使いやすい位置にある。

Harrah's Lobby 店 (5:00〜23:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  同ホテルのメインロビーにある。といってもこのホテルの正面玄関は、ストリップから見て反対側にあるので、ふらりと立ち寄れるような場所ではない。位置的に、宿泊者以外が利用することはまずないだろう。

Harrah's 2nd Floor 店 (7:00〜14:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  カジノフロアのほぼ中央付近にある上りのエスカレーターを使って上り切った左側。モノレールの駅へ通じる通路に面しているので、モノレールの駅を指し示す案内標識にしたがって進めばたどり着ける。となりにあるアイスクリーム店 ICEPAN との共存が目的なのか、朝食時間帯の営業がメインで、午後2時ごろには閉まってしまうのが難点。

Caesars Palace Forum Shops 店 (7:00〜23:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  フォーラムショップスは非常に広く、施設内に入る方法はたくさんあるが、この店舗を探す際に一番わかりやすいのは、ミラージホテルに近い側の歩道に面した出入口。そこから入って左奥にある。ただし、緑の丸いスタバのロゴを掲げていないので、探す際は要注意。黒が基調の直線的なインテリアはオシャレ感抜群だが、高さが高いイスがほとんどで、落ち着いてゆっくりくつろげる席はほとんどないのが難点。

The LINQ 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  LINQ ホテル内の店舗ではなく、ストリップから観覧車に向かうショッピング・プロムナード The LINQ に面した場所にある。ストリップ側から入った場合、約50メートルほど進んだ右側。24時間営業。

Caesars Palace Food Court 店 (10:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  シーザーズパレスのカジノフロアにあるフードコート内。探し方としては、まずはローマ・コロッセウム型の劇場をめざす。その劇場の入口に背を向けて立つと、正面やや右奥にフードコートとこの店が見えるはず。この店の中にあるイスと、フードコートのイスの両方ともに利用可能。カジノが見渡せる広々した開放的な雰囲気が特徴。

Caesars Palace Augustus Tower 店 (5:00〜23:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  同ホテルのメインロビーにあるチェックインカウンターに向かって左手に見える通路 (上部に THE LAUREL COLLECTION と表示されている) を約40メートルほど進んだ左側。館内店舗ではあるが、ストリップからは比較的アクセスしやすいので、宿泊者以外にもおすすめ。店舗自体はあまり大きくない。

Planet Hollywood Casino Floor 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ストリップから同ホテル内にアクセスする方法はたくさんあるが、この店へ行く際は、一番北寄り(パリスホテル寄り) の入口からショッピングモール 「ミラクルマイル」 内に入るとわかりやすい。入ってすぐ右手に見える化粧品店 「セフォラ」 を超えたところにある通路を右に入ると、すぐ左手に見えてくる。ストリップの歩道から遠くないため、宿泊者以外も利用しやすい。

Planet Hollywood Lobby 店 (7:00〜20:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  同ホテルの宿泊者以外は無関係と思われる店舗。カジノフロアの下の階にあるメインロビーから正面玄関のドアに向かって左側にある。サイズ的にはかなり小ぶりの店舗で、この写真に見えている範囲がすべて。

HGVC Elara 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ストリップから見た場合、プラネットハリウッドホテルの奥に立地している宿泊施設ヒルトン・グランド・バケーションズ Elara のロビー内にある。宿泊者はもちろんのこと、ショッピングモール 「ミラクルマイル」 からガラス越しに見えるので、ショッピング族にとってもアクセスしやすい。洗練された内外装は、数ある在ベガスのスタバの中でもトップクラス。

Vdara 店 (6:00〜20:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  シティーセンター内の宿泊施設 Vdara にある店舗。ストリップからはかなり奥まった位置にあるので宿泊者以外にとっては無縁の存在。メインロビーのチェックインカウンターに向かって右手方向に壁にぶつかるまで歩けば、すぐに見つかる。

Aria 店 (7:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  巨大なアリアホテルのかなり奥まった場所にあるので説明がむずかしいが、一番わかりやすいのは、カジノフロアから上りのエスカレーターに乗り 2階まで上がって、シルク・ドゥ・ソレイユの 「ザーカナ」 の劇場と反対方向にひたすら歩けば右手に見えてくる。同ホテルの北側の玄関 (North Entrance と呼ばれている場所) から入って右手に見えるエスカレーターを利用してもよい。横に長いベンチ状のソファーがたくさんあるのが特徴。

Crystals Mall 店 (10:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  高級ブランド店ばかりが集まったショッピングモール「クリスタルズ」 の中2階のような場所にある。ストリップ側からモール内に入った場合、アリアホテルの方向を目指して進めば見えてくる。とてつもなく広い空間の中にありながら、落ち着いて雰囲気もあり、オシャレ感も抜群。

Monte Carlo Street of Dreams 店 (6:00〜19:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  モノレールのモンテカルロ駅の下にある店舗。駅からアクセスする場合は、駅の出口部分が 「アリアホテルへ行く通路」 と 「モンテカルロホテルへ行く通路」 に分かれているので、下りのエスカレーターを降りる形でモンテカルロ側に進む。降りきったところがこの店。モンテカルロホテル側からアクセスする場合は、同ホテルのメインロビーのチェックインカウンターに向かって立って右手方向に見える小さなショッピング街 「Street of Dreams」へ進み、あとは道なりにひたすら歩き続けると、この店が見えてくる。ソファーなど、くつろぎやすいイスが充実しているところが特徴。

Monte Carlo Food Court 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  モンテカルロホテルのフードコート内にある店舗。フードコート自体はストリップ側から同ホテルのカジノ内に入って一番奥の右側。メインロビーとそれほど遠くない位置にある。ちなみにこのフードコートにはマクドナルド、サブウェイも軒を並べている。

New York New York Exterior 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ニューヨーク・ニューヨーク・ホテルのストリップに面した外壁部分にあり、ストリップからでも館内のカジノからでもアクセス可能。宿泊者以外でも簡単に立ち寄れる場所にあるので覚えておくと便利。ブルックリン橋を目印にして探すとわかりやすい。

New York New York Upstairs 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  一番わかりやすい行き方は、同ホテルとMGMグランドホテルを結ぶ歩道橋からカジノ内に入ってすぐの左側。エクスカリバーホテル側からの歩道橋を使った場合は、館内に入って 50メートルほど進んで右折。店舗規模としてはたぶんストリップ地区で一番小さいが、アクセスのしやすさは抜群。すわる場所が非常に限られているばかりか、人通りが多く騒々しいので、この店でゆっくりすることは考えないほうがよい。あくまでも持ち帰りがメインの店舗と考えるべき。

MGM Casino 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ストリップの裏側にある正面玄関から館内に入ってカジノ内をまっすぐに進む (カーペットの色などが通路に沿って異なるデザインになっているので、通路らしいデザインになっているところを進むようにする)。突き当りが Avenue Cafe になっているので、その方向に向かってひたすら進む。Avenue cafe のすぐ左側がこの店舗。なお、つい先日までストリップ寄りの位置(レインフォーレストカフェの向かい側)に存在していた店舗が突然閉鎖になった関係で、いつも混雑しているのが難点。24時間営業。

MGM Restaurant Walk 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  カジノフロアからプール施設のほうに通じるレストラン街をひたすら進むと右手にフードコートが見えてくる。そのフードコート内にある。というか、フードコートに入る手前にあるので、フードコートに入る必要はない。ただしこの店舗はイスやテーブルを持たないので、着席したい場合は、フードコート内を利用することになる。

Tropicana 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  正面玄関を入って、目の前に見えるテーブルゲーム(ルーレットやブラックジャック) のセクションに沿って進み、すぐ直後にある廊下を右。右に曲がるとこの店舗がある。ゆっくりくつろげるスペースはあまりない。24時間営業。

Excalibur Food Court 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  このホテルのカジノフロアのほぼ中央付近にある上りのエスカレーターで上の階へ行く。エスカレーターを上り切った地点で真右を見ると、30メートルほど先にこの店が見える。この店自体にすわる席はないが、フードコート全体のイスやテーブルが共有になっているので、すわる場所に困ることはない。

Excalibur Casino Floor 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  このホテルの正面玄関(タクシーなどが乗り付ける正面玄関)と対角線上の位置関係にある裏口 ROTUNDA のすぐ手前。館内の案内標識 「Race & Sports、Keno」 を目指して進むとわかりやすい。決して大きい店舗ではないが、カジノフロアからステップ2段高くなった落ち着いた雰囲気で、見た目の環境よりもゆっくりできる。スポーツブックやキノのセクションの座席も含めれば、すわることが出来る場所は無数にある。

Luxor Food Court 店 (6:00〜22:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ピラミッド本館のメインロビーのカウンターに背を向けて立つと左前方にエスカレーターがあるので、それを使って吹き抜け状の2階アミューズメントフロアに上がる。そのまま進めば右奥にフードコートが見えてくる。そのフードコートの一番右手前がこの店舗。座席はフードコートの他の店舗と共用。

Luxor Lobby 店 (0:00〜24:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  ピラミッド本館のメインロビーのチェックインカウンターに向かって立って、そのカウンターの一番左端いっぱいのところにこの店舗がある。人通りが激しい場所にあるので、落ち着いた気分でゆっくりくつろぎたい人には不向き。

Mandalay Bay Casino Floor 店 (6:00〜23:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  このホテルのカジノフロアの一番北寄りの場所 (チェックインカウンターから見ると対角線上の一番遠い位置) に、ルクソールホテルに通じるショッピングプロムナード 「Mandalay Place」 への入口があるので、そこにある上りのエスカレーターを上らずにすぐ右手を見ればこの店舗が見つかるはず。

Mandalay Bay Kona Cafe 店 (6:00〜21:00)
ラスベガスのスターバックス・コーヒー  このホテルのカジノフロアから、同ホテルのコンベンションセンターやサメ水族館へ通じる通路の途中にある。フロアからステップ5段分だけ高くなったお洒落な店構えは雰囲気も良いが、大きなコンベンションの開催期間中は大混雑しやすいので要注意。

バックナンバーリストへもどる